10 09, 2007

司法が判断すべきこと


年金の着服に関し、舛添厚労相と地方自治体首長との関係が悪くなっている件ですが、枡添議員のパフォーマンスという声もある一方で、実際にこんなことを言っているようでは、単なるパフォーマンスで片付けられないですな。


★田村市は刑事告発見送り

・市町村などの職員が年金の保険料を着服していた問題で、合併前の町の職員による着服が
 6年前に明らかになった福島県田村市は、懲戒処分にしたこの元職員の刑事告発は行わない
 方針を決めました。

 市町村などの職員による年金保険料の着服をめぐっては、刑事告発が行われず、7年の時効を
 迎えていない事案があった全国9つの市と町に対し、社会保険庁が、着服した職員の刑事告発
 含めた厳正な対応を求めています。

 このうち田村市では、6年前の平成13年、合併前の旧常葉町で、町民課長だった当時54歳の
 男性職員が国民年金の保険料21万円余りや町民税など合わせておよそ50万円を着服して
 いたことがわかり懲戒免職になっています。

 田村市では今月2日に社会保険庁などからの厳正な対応を求める文書を受けて刑事告発などの
 対応をすべきかあらためて検討した結果、すでに懲戒免職になり、社会的制裁も受け、被害金額も
 弁済されているとして元課長の刑事告発は行わない方針を決めました。
 
 これについて田村市の冨塚宥※けい市長は、「過去の事例を再度罪に問うのであれば、年金以外の
 横領などについても罪に問わなければ不公平になる。市町村が年金の確認作業に追われている
 ときに作業の遅延を招くような社会保険庁の通知は筋違いではないか」話しています。
 ※「けい」は「日」偏に「景」


(NHK福島のニュース らしい・・・)

田村市長の話に、納得いく人ってどれほどいるのでしょうね。

舛添大臣が求めているのは、刑事罰の方ですよね?
着服したのだから、金額の多寡にかかわらず、きちんと刑事罰に受けてほしい、金額の多寡やすでに弁済しているかどうか、または既に免職されているかどうかで、免罪にしてはいけない、というのが舛添大臣の主旨だったと思うけど、それに対する回答が「過去の事例を再度罪に問う」ってのはおかしいでしょ。
まだ、刑事罰に関しては誰も罪に問われていないのですから。


あと気になる発言として、「年金以外の横領などについても罪に問わなければ不公平になる」という部分。
本当に言ったのであれば、失言も大失言だし、火曜日から大騒ぎでしょうね。(笑)
他にも横領が実際にあったのであれば、もちろんそちらの「告発」は当然だと私は思うのですが、他の横領は見逃しているのだから、今回も見逃せと言っているわけですかね、それじゃ叩かれますけどね。


 
というか、舛添さんもかなり失言癖がありそうだけど、こんなことマスコミに言うようでは、地方自治体の首長も本当に危機感も何もないと言わざるを得ないですよね、少しは学習しろよと。
年金の確認作業が、遅延するのを理由に不法行為を行った人間を見逃すのは当然、といった発言もかなり突かれるでしょうね。
そもそも、年金の確認作業以前に、お金を着服していたわけですから、理由にえきると考える市長の感覚こそ、驚きます。


 


そう言えば、話は変わって、舛添さんに関しては、「小人」発言があったりで、地方自治と揉めていますね、これも今回の要請に従わない自治体が多い一因になっているんでしょうね。

【小人】:背丈が低い人、武家の身分の低い人
「小人閑居して不善を為す」の【小人】:小人は他人の目がないと悪い事をする

私は、小人閑居して不善を為すって、小人は暇を持て余すとろくな事はしない、という意味で理解していました。(^_^;)>
今回の件で調べさせてもらって、知りましたが、この意味で「小人」を使ったのでしょうかねぇ・・・
まあ、他人の目がない(チェック機能がない)と、悪いことをするのは何も公務員だけではありませんけど。


 
舛添さんの言葉は悪いですが、言いたいことの本質で言えば、私はやはり自治体の首長側にもう少し危機感と緊張感を持って対応して欲しかったですね。

私の仕事も、簡単にいえばソフトを作っていますが、他部署で不具合に関係してユーザーに不評を買って、社内で大問題になった事件がありましたが、他の部署だからというのではなく、私は常に他山の石として捉えるようにしています。
そもそも、人間はミスを犯すものであり、またミスを犯したが故に、責められるのを恐れて、誰も見ていない場所でごまかしたり、他人のせいにして、自分の責任を逃れようとするものです。
ですから、不具合を誤魔化さない、最善の対処をすぐに行うのは、当然ですが、今回はたまたま他の部署で起きた事件ですが、自分の部署で起きないとは絶対に言い切れませんから、決して「自分のところは関係ない」とは思わないように心がけております。


 

単に大臣が気に入らないから反発する、すでに社会的制裁を加えたので、刑事罰は許すとか、非常に身勝手な論理を振り回している気がして、ちょっと気に入らないですね。
舛添さんもおっしゃっていますが、21万円程度の横領が金額的にどうかとか、本人は社会的制裁を受け、すでに次の人生を歩んでいるのを壊す必要があるかどうか、などの判断を、市長や自治体が勝手に行うことがおかしくて、それらを判断するのはあくまもで、司法の問題になるべきですね。
このあたりの、感覚が笑えます。


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11 13, 2006

防衛省論議の放棄


それにしても、ついに読売新聞にもはっきり「民主党は旧社会党と変わらない」などの社説を書かれるようになってしまった。

[防衛「省」審議]「国防問題で排すべき党利党略」

社民党はともかく、民主党までもが、国の防衛に関する重要法案に審議拒否戦術をとるのは、どうしたことか。

 防衛庁の「省」昇格関連法案の実質審議が、ようやく衆院安全保障委員会で始まった。民主、社民両党は防衛施設庁発注工事を巡る官製談合事件の審議が不十分として欠席した。

 衆院本会議で、先月27日に法案の趣旨説明が行われてから、すでに2週間も経過している。

 民主党は委員会での審議入りの条件として、官製談合事件の集中審議を要求した。安全保障委員会では、3日間、12時間にわたって談合事件に関する集中審議が行われている。このこと自体が法案の審議入りの引き延ばしだ。

 省昇格と官製談合事件の追及とはまったく別の問題である。

 民主党の小沢代表は、防衛庁の省昇格に繰り返し賛意を示してきた。民主党内には「国防省設置を早期に実現する議員連盟」もあり、省昇格に賛成する議員は、少なくない。

 にもかかわらず民主党は、省昇格関連法案への賛否を決めていない。政権交代を目指す野党第一党が、今になってもなお、こうした重要法案への賛否を決められないのは、おかしなことだ。

 背景には、沖縄県知事選で、野党統一候補を擁立していることがある。今回の審議拒否にも、19日の投票日までは法案に反対の共産、社民両党と足並みをそろえたいとの思惑があるのだろう。

 これでは、55年体制下の旧社会党と何ら変わりがない。責任政党とは、ほど遠い姿である。

 防衛庁は、日本の平和と安全を守る任務のため、陸・海・空の自衛隊という実力組織を有している。安全保障政策にも責任を負っている。

 内閣府の一外局に位置づけている現状では、防衛長官は直接、防衛に関する重要案件を決める閣議を請求できないし、財務相に予算要求もできない。

 近隣諸国はじめ、諸外国で国防を担当する官庁は、すべて「省」であるのに、日本だけが「庁」ということが、そもそもおかしい。

 北朝鮮の核武装によって深刻な脅威にさらされ、日本の安全保障環境は著しく悪化している。防衛庁を「省」にすることで、責任と権限を明確にし、有事は無論、安全保障環境の変化にも迅速に対応できる体制を整えることが急務だ。

 党利党略を超えて国家的視点に立ち、真摯(しんし)に法案を審議することが大事だ。小沢氏には、法案賛成の方向で党内の意見集約に指導力を発揮してもらいたい。


(2006年11月10日1時55分 読売新聞)

私個人のブログでは、もう随分前から民主党に対し、旧社会党と同じになったと嘆く批判記事を書いてきた。
また特に、小沢が代表になって、政局を単なる政権取りゲームの道具にしかしていない時点で、もはや愛想を尽かしてしまった私に取っては、今回のこの読売の社説も頷くばかりだが、同時に「今頃遅いよ」という感も否めない。

ただ、日本の販売部数トップを誇る大新聞会社が、ついに現民主党=旧社会党と認めた事の意味は大きいと思う。

アメリカでは中間選挙は、共和党が敗れ民主党が勝った。
だが、日本の場合自民党が暴走しても、旧社会党である民主党には入れたくない人は多かろう。
むしろ、いろんな方面で、自民党も失敗しているが、それ以上に民主党が壊れてしまっているので、何だかんだと言っても、政府批判を行うのだが、結局はその対抗としての人材を野党から求めるのではなく、同じ自民党内の別の人物が一番マシ、と言った状況になっているのは、これまた何度もここで書いたが、日本人に取っての最大の不幸。


 
民主党の何が最大の問題点か、それは言うまでもなく、向いている方向が国民の為ではない、と言う点。
もちろん、自民党は国民の方に向かって政治をしているなど、口が裂けても言えないが(笑)、民主党は野党であり、国民の支持を得なければならない立場なのは言うまでもない。
しかし、旧社会党は当時自民党に対する時に、「国民の支持を得る=政府に何でも反対する、政府の失敗の揚げ足を取る、政府をともかく批判する」という形でしか考えつかなかったようだが、また民主党が同じような事をしているのではないか。

 
元々、与党というのは「政治」を行わなければならない。
となれば、国民に取っては有り難くない政策も時にはやらねばならないし、国民の批判を受ける政策も選択する事も、そしていろんな政治判断が誤る事もあろう。
それが政策を握る上での、当然行わなければならないリスクのようなもので、政府のやっている事に何でも「はんたーい」と叫んでいればそれで存在意義を持つ野党とは、立場で大きく違うのも当たり前だ。
だからこそ、政権を交代する、自ら政権を運営しようと思うなら、従来の何でも「はんたーい」だけではなく、自らリスクある意見を持つことも重要だと思っている。

しかし、今回の記事の防衛省の話でも、国家の安全保障、外交、国防に関わる重大な意味合いを持つ議論なのに、この政策論議さえ、党利党略を優先させバーターに使うなど、「与党に取って変わった時、どのように政治を行うのか、と言う自覚に著しく欠けている」という事を、自ら証明していまっている事が多すぎる。


 
前原の時代は、そうでも無かったのだが、自民党攻撃と言う観点でしかない意味のないメール問題で、大きく傾いた事を見ても分かるように、政策論議だけに集中していれば、少なくとも悪い方向に行かないと思うのだが、政権を意識しすぎて暴走してしまえば、結局はこうなる見本だと思うのだが。
特に小沢になって、自滅という意味では傾向が顕著になった。


小沢は、徳島での講演会で、『ほんとうの世直しをするためには政権交代が必要だ』だと熱演したそうだが、彼の場合は「政権交代が」目的であって、その手段は「何でも良い」となっているのが、違和感を強く感じる。
政権交代は、あくまでも選挙の結果であり、その結果を導くために、どのような政党になるべきか、と言う論点がズッポシ抜けているのだと思う。

昨年の郵政解散選挙で、民主党が惨敗した時に、小沢さんに期待したんですよね。
彼の強引な手法とカリスマで、民主党内をまずは左派、保守など振り分けて、旧社会党のガチガチの人間を一掃してもらい、民主党をまさにぶっ壊して、そこで、若い前原なりに政権を譲って、民主党を時間を掛けて再生してもらいたかった。
自民党は、何だかんだで小泉が一度はぶっ壊し、亀井や橋本派などの古い政治家を追い出し、野中や中曽根などの老害を引退に追い込んだり、与党が変わって、追いかけなきゃ行けない民主党が党内改革が出来ずに、遅れては、ますます政権交代など夢のまた夢だと思っていただけにね・・・
追いかける方がね、昔に戻っちゃそりゃ追いつかないでしょ。


個人的には、世直しをするためには、政権交代はいきなり無理なので、まずは党首交代が必要、そう思っていますけど。(笑)


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10 29, 2006

安易な救済は新たな不公平を産むだけ

ここ数日新聞など賑わせている、高校の履修不足問題ですが、驚くことに安倍首相の口から救済処置の検討に入ったと言う話まで飛びだし、混乱している様子がうかがえる。

<履修不足>政府の救済措置検討、難しい対応迫られる

政府が28日、高校の履修不足問題で救済措置の検討に入ったのは、文部行政のルールを重視する文部科学省に対し、自民党などが「このままでは国民の教育への信頼を損なう」と柔軟対応を求める圧力を強めたためだ。文科省には「安易な措置は学ぶ内容を定めた学習指導要領の形がい化につながりかねない」との懸念も根強くあり、難しい対応を迫られそうだ。
 救済措置については、履修不足問題の広がりとともに、与党幹部らが次々に言及。文部行政に強い影響力を持つ森喜朗元首相は27日、名古屋市内での講演で「追試や授業の必要はない。世界史の本を読んで論文でも出してもらえばよい」と、あからさまに特例措置を要求した。
 同日、初会合を開いた与党教育再生協議会でも、公明党の北側一雄幹事長が(1)生徒の負担軽減(2)原因究明(3)学習指導要領の見直し――の3点を検討課題に挙げ、「一刻も早い是正措置が必要」との認識で一致。協議会の実務を仕切る大島理森元文相は「子どもは受験を控えており至急対応すべきだ。その上で冷静になって本質を議論すればいい」と文科省に例外を認めるよう促した。
 もともと文科省は「履修不足は数十コマ」との想定で、卒業期限の来年3月末までに補習を実施すれば指導要領通りの卒業は可能とみていた。ところが27日、岩手県で350コマに及ぶ履修不足が発覚。消化は到底不可能で「卒業式を調整するとか、知恵を出してほしい」(伊吹文明文科相)との指示も吹き飛んだ。
 結局、文科省も行政上の例外を設けざるを得ないとの認識に傾いており、同省幹部は28日「履修不足は教育委員会と学校の責任。卒業にストップをかけるのは現実的ではない」と語った。卒業を認める権限は法令上、校長にあり、同省は特例で校長裁量を拡大する一方、教委や学校現場の責任を明確化する方向で検討に入っている。
 とはいえ、補習で指導要領に沿った卒業を目指す高校もある中、履修不足が大きい学校を特別扱いすれば新たな「不公平」を生みかねない。「私立学校の指導要領破りは公然の秘密」(教育関係者)との指摘もあり、指導要領見直しや教委制度など抜本改革論に発展する可能性もある。【竹島一登】

(毎日新聞) - 10月28日23時21分更新


私は、普段は文部省なんかは全く信用のならない、本当に子供の教育、日本の将来をどう考えているのか見えない、役立たずの省庁だと思っていましたけど、今回の見解だけは全く同意しております。
基本的には、絶対に救済処置はやらなくても良い、ですが、まあ仮に取ったとしても、それは「免除、軽減」ではなく、履行していない教科を、その後必ず「履行する」約束で卒業させ、約束が1年で守られない場合は、卒業取り消しなどで対応すべきだと考えいおります。



自民党などが「このままでは国民の教育への信頼を損なう」と柔軟対応を求める圧力を強めた

全く、現実が見えていないですね、ピントがズレまくっていますな。
信頼を損なう。。。ではなく、もう既に損なっているんです、現実が見えない政治家は多いですが、与党内で本当にそんな意見が飛び交っているなら、与党の認識の甘さを批判するには、民主党は大チャンスですね。

現実の信頼を損なっている段階で、場当たり的な対応をするのであれば、どこをどう調整しても、公平さなど保てません。
例えば、今回の場合は履行不足を軽減であっても例外を認めると、真面目に履行してきた生徒との間には、不公平な差が出来ます。
むしろ、全国で10万人を越えるような勢いで履行不足者が増えておりますが、結局はその他の何百万人(2百万程度?)の高校生はきちんと履行しているわけですから、その10万人を優遇する結果には変わりません。


 


森喜朗元首相は27日、名古屋市内での講演で「追試や授業の必要はない。世界史の本を読んで論文でも出してもらえばよい」と、あからさまに特例措置を要求した。

まあ、このおっさんは、小泉人気(国民支持)がどこから来ているのかも分からずに、昔から旧自民党体質を維持させようとして来た、頭が固い人でした。
今回も、追試や授業をせず、レポートだけで良い、と言う考えがまかり通れば、じゃ世界の勉強はどうして必須なのか、受験勉強をしながらまじめに世界史を勉強した人は、バカを見た事になると、どうしてそこまで考えが及ばないのか。

昔の旧体質の自民党には、脊髄反射的に、場当たりな愛想の良い意見を、な~んも考えずに喋る人も多いが、今回の森元首相などもその典型例で、国が決めた事でも、ズルしても集団だったら、救済してくれるという考えが、今でも世間には蔓延しているのに、そのお墨付きを政府が与えたら、どうやって今後の政治を行って行けばよいのか、こんな当たり前のばかばかしい事に気づかない、今回の発言を見ても、わかるようなものです。

野中と言い、森と言い、さっさと引退して表に出てこないで欲しいですな。


 

もともと文科省は「履修不足は数十コマ」との想定で、卒業期限の来年3月末までに補習を実施すれば指導要領通りの卒業は可能とみていた。ところが27日、岩手県で350コマに及ぶ履修不足が発覚。消化は到底不可能で

実際、数十時間でカタが付く学校は、何とか講習などで切り抜けられるはずだが、それはどうするのか、その程度も見逃すのか。
また、もう実際に講習など行い履行不足対応をしている学校もあると聞いているが、その学校の素早い対応は褒められ、推奨すべきじゃないのか?
政府がやろうとしている事は、真面目に勉強したもの、素直に補習など行い履行不足を補おうと努力指定している学校を、貶める結果になるだけのような気がするが。

350時間というのは、確かに無理だろうとは思うが、それこそレポートで済ませてはならない。
救済処置も、350時間もある学校には、例外(あくまでも特別)として、卒業式には「仮卒業」を認め、受験も仮卒業でOKにし、不足している授業時間は、3月から半年の間の土日で、きちんと講習をして履行させる事を必須とする、半年以内に履行しなければ、卒業取り消しを条件にするなど、救済であっても授業時間に関しては妥協してはならない。


 
言っておくが、受験が終わってからと言っている時点で、私は十分な救済処置だと思っている。
他の何百万もの高校三年生は、世界史を履行しているのに対し、その時間を受験勉強をして来たわけで、本来はそれだけでも十分に不公平なのだが、生徒に直接の罪は無いとの寛大な処置を理由にすれば、それも今回に限りやむなし、だと思っています。
最初から、免除、軽減など論外でしょう。


 

とはいえ、補習で指導要領に沿った卒業を目指す高校もある中、履修不足が大きい学校を特別扱いすれば新たな「不公平」を生みかねない。「私立学校の指導要領破りは公然の秘密」(教育関係者)との指摘もあり
この部分が全てだと思っています。

今回のケースでは、救済処置をとる事=不公平を作るという構図からは、どうやっても逃れられません。
確かに、生徒には直接責任は無いのかも知れない。
でも、学校のやった事は明らかに社会ルールに違反し、違法行為で行われたものに、参加させられた事になる。
通常なら、違法行為に参加したら、その事(違反)を知っていようがいまいが、処罰の対象になるのは、これはもうしょうがない話で、本来なら生徒に罪はなくとも、学校には責任があり、その学校に通っている生徒は、違反による行為で利益を得た場合はその利益は取り消されても文句は言えないはずなのだ。


本当は、高校生にもなればその点は説明しなくとも、社会の不条理と感じるかも知れないが、社会に出れば当然いろんな場面で関わってくる可能性はあるので、過度の救済など必要はないはずだ。
何度も言うが、救済とは不公平を作る行為なので、過度の救済は、過度の不公平感を産むだけで、益々教育への信頼を失わせてしまう事を、理解して最低限の救済をとるべきだろう。

同時に、既に履行しているもの、真面目に授業をやった物に対しても、何らかのフォローなど無ければ、表面的な救済処置だと断言せざるを得ないでしょうね。


 
先ほども書きましたが、民主党は盛り返すチャンスだと思うんだけどな。

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10 10, 2006

北の挑戦と状況判断


2週間ぶりでしょうか、なかなか記事を更新しなくてすみません。

北朝鮮が、7月のミサイル(テポドン)に続き、ついに核実験を行ったようですね。
もちろん、核実験を行ったと言う事実はまだ不明ですが、北朝鮮本人が「やった」と言っている以上、ある程度の覚悟と対応は、国際社会の一員である以上は必要な事は、言うまでもないでしょう。


 
今更、私がここで熱く北朝鮮の対応を書く気はないが、制裁と国連安保の国連憲章7条を包括した決議案への移行は、強く望みたいですね。
もっとも、小泉さんから流れている最近の外交姿勢には、私は日本もやっとまともな外交感覚になって来た、と賛成している立場なので、このまま任せて様子を見ても、悪いようにはならないだろうと安心していますが。

これが、今の民主党とか昔の村山-河野に外交を任せていたら・・・何をしでかすか、不安でしょうがないですけどね。
さすがに、今回だけは、民主党も言葉や表明だけは、どなたも北朝鮮を非難しておりますな。
しかしながら、非難するだけなら、中国や韓国もやっていることだし、民主党の北朝鮮への非難とは、あくまでもその程度のレベルだと思っていますけど。(笑)


 
ところで、北のミサイルと核実験のニュースを聞いても、なお頭のネジがどこか抜けている、平和ボケ状態から抜け出せないでいる団体があるようですが・・・

市民団体ら座り込み PAC3陸揚げできず

 弾道ミサイルを迎撃するアメリカ軍の最新型パトリオットミサイル「PAC3」の嘉手納基地への配備に向け、ミサイル24発を載せた輸送船が9日朝、沖縄県に到着した。

 しかし、反対する市民団体ら約150人が座り込むなどしていて陸揚げできない状態が続いている。


[9日16時9分更新]
社会ニュース(NNN)一覧

まあ、この抗議活動そのものは、前日の夜から行われていたそうなので、「北朝鮮の核実験を知った上で」の行為でない事は分かるが、それにしても、核実験の話は、9日の座り込みの途中で、ニュースで流れたと思うが、それを聞いてどう思ったのだろうか?
まあ、私から見れば、北朝鮮が実際に核実験を行う以前に、そのような危険性を常に考慮すれば、迎撃ミサイルの配備など当然だと思うが、抗議する集団に取っては、北が核実験を行うよりも、迎撃ミサイル配備の方が問題らしい。
この抗議する団体は、一体何処の国の団体なのか、まさかスパイ活動しているのではないか、と疑いたくなる。


そもそも、今回の配備は「攻撃のための兵器」ではなく、「迎撃のための兵器」である。
基地強化と騒ぐ前に、今回のニュースを聞いて、米軍基地ではなく朝鮮総連などに抗議に行くのが、本当の平和を求める活動だと思うのだが、この手の問題は、国や自衛隊、米軍には向かう物の、朝鮮総連などに向かったなどの話は全く聞かない。

まあ、この市民団体とやらは沖縄平和運動センターらしいのですが、議長は社民党みたいです。(笑)
一応、党代表の福島瑞穂は、今回の実権での北朝鮮への非難をしておりましたが、非難すればミサイルは飛んでこないと思っているのでしょうかね。(笑)


 
まあ、パトリオット配備に反対する理由については「基地機能の強化」や「新たな負担増」を挙げる自治体が圧倒的多数を占めたほか「沖縄が軍事的な標的にされる」との恐れや「基地が永続使用される」「県民感情が許さない」「地元との合意が図られていない」などだそうです。

まあ、沖縄だけに軍事を押しつけるな、って事は主張する趣旨は理解出来ますが、北朝鮮は国連が警告しても、ミサイルの実験は行い、核実験まで行いましたが、その狂気の国から身を守るには、実際にどうしたら良いとか、きちんとした対案をその市民団体とやらは持っていらっしゃるんでしょうか?

ケンカ腰のお隣さんが、ピストルを買ったようだ、試し撃ちをしたようだと言う状況で、自分の家に例えば防弾服を購入しようとしているのに、軍事強化に繋がるから購入反対と叫んでいるようなもので、ならば、防弾服を着用せずに、相手がズドンと撃って来たら、どうやって身を守れば良いのか、きちんと説明して欲しいものですな。

以前、社会党の福島党首が、ミサイルから身をも守ろうと軍事力を強化するから、相手も意地になって軍事力を強化する悪連鎖になっている。
本当の防衛とは、話し合いによってミサイルを撃たせないように説得するのが、本当の外交で、軍事力を増加させるのは間違った方向性だと、朝生で言っていたそうですが、ミサイルを撃たないように努力するのは「外交」であって、なおかつ、国民の生命や財産を守るために努力するのが「防衛」なんですが、この両者の違いが分かっていないようでした。


北朝鮮が六カ国協議に戻らず、ミサイル実験を行ったのは、日中、日韓関係がギクシャクさせた日本のせい、と言ったのも社民党の何阿部知子だったでしょうか、なんでも日本のせいにするのが社民党ですから。


 
政治思想を自由に持つこともいいし、抗議活動も違法でないものは自由だろう。
しかし、今、日本人(本当は韓国も)の生命が危険に晒されている、北朝鮮という独裁国家で国際的に孤立している国家が、日本にも届く兵器を開発し、しかも核実験まで行った・・・
この重大なニュースに際してもなお、自分達の主義主張を貫く事の方が大事だと思っているような団体に、誰が賛同するのだろうか。
いや、状況判断すら出来ない平和ボケを早く脱却してください、そう願うばかりです。

 

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9 19, 2006

駐車場付きの飲食店を規制すべきか?


また間が開きました。(笑)
どうも書く時間があまりない・・・まあ、どちらかと言えば、意欲の問題かも知れないけど。(^_^;)>

政治の問題とか、朝日新聞の必死な記事など、書きたい話もあったんだけど・・・
今日は社会面で書きましょう。

8月25日夜、福岡市の橋で飲酒運転の果てに車に追突し、子供3人を殺してしまった事故、いや事件から飲酒運転に関する話題が、各所で賑やかに行われております。
その中で、個人的に気になっているのが、駐車場付きの飲み屋は、酒の販売を禁止しろという意見。


どの程度真剣に考えて言っているのか、よく分からない部分もありますが(ただ、煽っているだけかも)、その人のブログなどを読むと、どうも真剣にそう思っている印象もあります。


 
飲酒運転した本人が一番悪いのは言うまでもありませんが、現在は、酔っているのに運転をさせた同乗者、車を運転する事を知って飲ませた人達も、処罰の対象になっております。
ただ、これまたご存じのように、ここまでやっても福岡の事件もそうですが、飲酒運転による事故は起きていますし、それ以降も飲酒運転の報告は各地で報告されていますので、飲酒運転に対する絶対的な有効手段とは言えないようです。

だからこそ、今度は飲ませない環境作りという視点で、飲食店側に責任を追わせようと言う考えが出ているのだと思います。
まあ、方向性は正しいと思います、飲まない、飲ませないは大原則でしょうから。
しかし、その飲ませない事を駐車場にだけ目を向けることは、ちょっとおかしいのではないか、と言うのが私の考えです。


 
常套句に「飲み屋に駐車場が付いているのは、飲んで運転して下さいと言っているようなもので、制限しない方がどうかしている」という意見があります。
確かに、その論も一理あります、いかにも、スナックバーに一人で車で乗り付け、飲んでそのまま帰るような店があります。
恐らく、「飲み屋に駐車場など必要ない」と考えた人は、そのような店を想像したんだと思います。


ただ、ここで考えて欲しいのは「規制する」というのは、ボーダーラインを引いて振り分ける必要があるのです。
抽象的な表現、「スナックバーや居酒屋のような」という表現で基準を設けることは出来ません。
お酒を出すと言う意味に置いては、フランス料理など専門店でも、ワインやシャンパン、ブランデーなどの洋酒を出す店もあれば、日本(懐石)料理でも日本酒など切っても切れないものがありますが、それらは対象外にするのでは、著しく不公平な規制と言わざるを得ません。

これを考えると、バーや居酒屋だけでなく、レストランなども駐車場を廃止させる方向になってしまいます。

また、お酒を出す店は、何も自分達が駐車場を持っているとは限らず、ホテルやショッピングモール、デパートなどにもあります。
それらは駐車場があっても、規制対象外になるとすると、いろんな応用編や抜け道が可能になってしまい、意味がありません。


ある掲示板では、「駐車場がある場合にはお酒を出さない」を徹底させるためにも、ホテルでもお酒は出さないようにするべきだ、と言う意見がありましたが、ワインを出さないフランス料理店を持つ一流ホテルが、世界のどこにあるんでしょうか。(笑)
それ以前に、お酒を楽しむ場所を持たない一流ホテルってのはあり得ないでしょう。

お酒を飲んだら運転させない環境作りは分かるのですが、旅行者にもお酒を提供できないホテルなど、常識がどこかに落ちてしまったのでしょうか、本末転倒ですよね。


 
それとは別の話になりますが、私はよく駐車場付きのファミリー居酒屋を利用します。
私と旧知の人は、私が「酒を飲めない」事は知っていると思いますが、私は酒は飲まないけど、料理と会話を楽しむ為に、居酒屋を利用します。
また、最近のファミリー居酒屋ってのは、個室もあって子供も気軽に利用できます。
子供の父母の会の集まりで、よくそのような居酒屋利用しますが、数組の親子が集まって飲んだり食べたりします。
もちろん、両親のどちらかが飲めば、片方は飲みません、子供と一緒に帰るんですから。

駐車場には、そう言った利用方法もあると言うことです。
今までは、駅に近い場所で駐車場に車を止めて、飲み屋に集まりましたが、最近は駐車場付きのそのようなファミリー居酒屋のような店を使っており、私はこれは「飲み屋に駐車場は不要」という考えの逆転の発想だと評価していたんですけどね。(笑)


 
繰り返すような事を言いますが、規制すると言うことは、ボーダーラインを客観的な基準を決めなければならず、それが効果的な意味を持つなら良いのですが、不平等やザルであっては、むしろそのボーダーラインによって被害を受ける人を考えると、全く逆効果になるものだと、分かって欲しいのです。
今の、飲食店で駐車場を持つ場合は酒の扱いを禁止する、というのは、酒を飲ませないと言う手段が、単なる目的になってしまったように見えてしまいます。


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4 16, 2006

そりゃ、親バカを通り越して、バカ親だ!


最近の教育現場にも不満はあるし、国旗掲揚、国歌斉唱を拒否する、ネジがぶっ飛んでいる教師にも信用ならないのもありますが、まあ世の中にはいろんな人がいるもので、親の中にも不思議な人種を見ることがある。



子供向けGPSケータイで大論争

 新入学シーズンにあわせ、今春相次いで発売された子供向け携帯電話が爆発的な売れ行きをみせている。人気の秘密はGPS(衛星利用測位システム)による子供の居場所確認などのサービス。子供が被害に遭う事件が多発する中、「安心」を買い求める保護者が後を絶たないからだ。ところがこの携帯、ゲームなどの機能も付いているため、学校などへの持ち込みには賛否両論。「登下校時にこそ持たせたい」との意見がある半面、「教育現場には不要」との声もあり、学校関係者は対応に頭を痛めている。

 子供向け携帯は5歳から中学生が対象で、auとNTTドコモが今年2月下旬と3月初旬に相次いで発売。新規契約の店頭価格は1万-2万円で、他の携帯と変わらない。両社は「売れ行き台数は非公表」とするものの、連日数百件の問い合わせがあり、全国的に品薄状態という。

 また、6月に子供向けPHSを発売予定の玩具メーカー、バンダイも3月中旬から先行予約を開始したが、わずか半月で予定数をオーバー。同社の広報担当者は「目標の20万台を軽く超える勢い。今年一番のヒットになりそう」と話す。

 人気の理由は防犯ブザーに加え、いずれの機種もGPSが搭載されていること。子供向け携帯は保護者が、いつでもインターネットで子供の居場所を確認したり、指定されたエリアを子供が通過したりすると、保護者に電子メールが自動送信されるサービスがGPSを通じてできる。

 さらにauは、事故や事件に遭遇したときに警備員を現場に急行させるほか、ドコモも六角形の特殊ネジを採用して電池を抜かれにくくしたり、電源が切られても現在地を知らせるメールが定期送信されるなど、子供の安全に配慮されている。

 ドコモ関西広報宣伝部は「開発には、一昨年の奈良県小1女児殺害事件などで被害者の携帯が悪用された反省点を生かした」と明かす。

 だが、“サービス”はこれだけではない。各機種にはアニメキャラクターのゲームや占い、辞書機能まで備わっているため、学校や塾への持ち込みには賛否両論がある。

 公立小中学校は一般的に「授業に不要」として携帯の持ち込みを原則禁止しているが、大阪市のある小学校では、子供向け携帯を持ってきた新1年生の保護者に注意したところ、「子供が最も事件に巻き込まれやすい登下校時に持たせなければ意味がない」と、反論されたという。

 また、大阪府和泉市のニュータウン地区の中学校では、保護者の意向を受けて数年前から携帯の持ち込みを限定容認。授業中は教職員が一括管理していたが、一部保護者から「校内で万一の事態が発生した場合、教職員が管理していると、子供の本当の居場所がつかめない」と要望が高まったという。この中学校の教頭は「気持ちは分かるが、子供にとってはおもちゃ。辞書機能を使ってテスト中にカンニングするおそれもある」と話す。

 大阪府教委小中学校課は子供向け携帯について、「子供が納得して持っているかどうかが重要」と指摘。「購入前に子供とよく話し合うべきではないか」としている。


産経関西(2006/4/15  14:25)


さて、この記事を読んで、何だか違和感を感じた、と言うのが正直な気持ちです。
私も、現在小学生の男の子供がいますし、高校生になるお姉ちゃんもいます。
私にとっても、子供達は掛け替えのない宝ですし、いつでも気にしていますが、子供に携帯を持たせる・・・これはいいのですが、GPS機能で監視し、それを学校に持たせるその気持ち、学校側から注意されたのに、逆ギレなのか言い返す親たち・・・全く理解出来ないんです。

記事では、「子供が最も事件に巻き込まれやすい登下校時に持たせなければ意味がない」との反論があったとか言うが、これが反論か?
私から見ればこんなの反論じゃなく、単なる親の心配と考えを、集団生活を学ぶ場所である学校に押しつけているだけで、この言葉のどこに理論があるのか、私には分からない。


例えば、GPS付きの携帯を持たせることで、子供が事件に巻き込まれない、もしくは巻き込まれても大丈夫だという保証って、どこにあるのでしょうね。
また、子供にとってどれだけ安全に繋がるのでしょうね。
この程度のことなら、「冷静」に判断すれば、誰でも愚かな考だと気づくでしょうし、
「GPS付きの携帯を小学1年生に持たせるのは、単なる親が安心感を得たいためだけ、子供や学校にエゴを押しつけているのである」
って事に気づくでしょう。


自分の子供の事だから、周囲が見えなくなり、親がエゴになるのも仕方がない、それが親バカなどと言う方もいるんでしょうけど、自分の子供の事だからこそ、親が冷静に見守って子供の成長を見届け、時には手助けして育てなきゃならないわけで、親がオタオタして自己中になれば、子供に取って悪影響しかならないでしょう。

親が子供の心配をするのはあたり前だけど、それを子供や周囲の環境へ、自分の不安を押しつけたりするのは、本末転倒です。
だからこそ、私は違和感を感じたのだと思う。
この場合、子供よりも親かもっと成長すべきでしょう。
ある程度以上の、お節介と介入と押しつけは、親バカを通り越して、バカ親と私は呼びます。(笑)


 

確かにGPSが付いていれば、誘拐や行方不明などの犯罪や事故に巻き込まれた場合、子供の居所が分かって、事件が解決するとか、命が助かるケースも0とは言えないだろう。
そこから、もし学校側が断固として携帯を禁止し、事件に巻き込まれた場合、学校側はどう責任を取るのか、などと責める人も必ず何人かいると思うが、これも筋違いだと思っています。

そもそも、通学という形態には、いろんな危険性が含まれているのは言うまでもありません。
それを踏まえた上で、では、通学が危険なので、自分子供にはスタンガンを持たせます、と言う親がいればどうだろうか。
確かに、スタンガンを持てば、通学中に事件に巻き込まれても、持つことで助かるケースが0とは言えない。
しかし、その0とは言えないケースを手に入れる代わりに、子供にスタンガンを持たせると言う、違った危険性を持つことになる。
つまり、あるものを得ようとすれば、あるものを失うというのは、社会通念上理解されている事だと思うが、通学という世界においてもそれは同じで、そのバランスを常に考えるべきだと思っている。


この場合も、子供がGPS付きの携帯を持つことで得られるケースに比べて、学校に置ける教育、生活の場に携帯を持ち込むと言う弊害を比べて、それほど合理的な理由になるのか、と言う点で問いかけたい。
つまり、GPS携帯を持てば事件に巻き込まれても助かる可能性は0ではないが、学校が禁止していたので、事件に巻き込まれた事で責任を追及するのは、筋違いだと思う理由の1つです。


 
さらに、子供の居場所という意味でのGPSに拘るのであれば、それは携帯電話でなくとも良いはずです。
例えば、セコムではこんなサービスもやっているし、携帯電話と言う媒体でなくとも問題は無いはず。
学校側も、GPSに関して問題にしているのではなく、携帯電話とゲームや辞書などの付加機能の問題を上げているわけであって、GPSで居場所を常に監視しておきたいなら、セコムだけでなく、いろんなセキュリティアイテムが出ているのですから、まずは基本的な事、学校側と相談して、どんな形のセキュリティを子供に行うかを、話し合えば何も問題にならないと思うんですけどね。


まあ、私もサラリーマンでですが、上司からGPS付き携帯を持たされ、上司から常に何処にいるのか監視されるようになったら・・・と考えるとウンザリしますが、だからこそ、自分の子供にそんな自立心も育たぬようなやり方は、今の段階では、決してやりたくないですな。

 

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2 03, 2006

ビジネスホテル

東横インは、幸いと言うか、この際関係ない話だが、まだ宿泊した事がないが、私は国内の出張には必ずビジネスホテルを利用する・・・ってそれは国内のサラリーマンは誰しも同じでしょう。


さて、最初に断っておかなければ、勘違いした人や、人権擁護を訴える鬱陶しい人から、つまらないツッコミを受けても面倒なので、言って置くが、東横インの問題は、現行でハートビル法というものが存在し、その法律や条令を破って、あまつさえ、検査だけを通した後はぶっ壊して作り直すなどの、悪質な行為には弁明の余地は無いと思うし、それに関しては反対するものではありません。
ハートビル法に従いたくないのであれば、2000平方米未満にすれば問題ないはずです。


あと、事件発覚後の社長本人の会見も、凄かったしね。(笑)
素直というか・・・ここまで会社を大きくした割には、本音が出ちゃうのはなんとも。



東横イン社長が謝罪 身体障害者団体を訪問

大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」(東京)の西田憲正社長が2日午後、東京都豊島区の日本身体障害者団体連合会を訪れ、障害者用施設を不正に撤去するなどした法令違反や、発覚後の記者会見で「障害者の利用が少ないので改造した」と発言したことについて謝罪した。


 同連合会側は、小川栄一会長らが対応。「西田社長の一連の言動は、障害者の人権を軽視したもので許し難い」として、障害者を積極的に受け入れる態勢づくりを求めた抗議文を手渡した。


 西田社長は、同社幹部4人とともに頭を下げ「体の不自由な方にも温かいホテルを目指し、社会貢献していきたい」と述べた。



(共同通信) - 2月2日20時38分更


ほんの2日前、出張でホテルに泊まったのだが、出張先で仕事をし、チェックインをしたのは午後10時を回ったあたり。
カウンターには、いかにも定年後の第2の人生とおぼしき、年輩の方が2名。
予約の名前でチェックインを行うが、たかだか1泊の仕事で、手荷物は1つだけで、しかも部屋など案内されなくとも迷子にならない程度の大きさのホテルで、ベルスタッフなど必要などない。

ビジネスホテルのシングルは非常に狭く、テレビがあるだけで、冷蔵庫には何も入っていない。
荷物を置いて、個人的な連絡を数件行ってから、また1Fのカウンターに戻り、コンビニストアは何処にあるのか聞く。
飲み物と食事を買って、ホテルに戻り、カウンターで無線LANを借りて、部屋で食事をしながらメールとインターネットを行う。
広くも無いが、温かいシャワーを浴びて、ベッドに戻るともう午前1時だ。
翌日は、7時に起きて身支度をして、8時過ぎにタクシーに乗ってまた仕事先に行く、レストランなど不要で、腹が減ったら今はコンビニがある。

まあ、多くのサラリーマンの出張などこんなものでしょう。
ホテルで滞在するその多くは、睡眠の為だけで、起きて過ごす時間など微々たる物。
こんなので、1泊1万円も払うなどバカらしい。

まあ、バブルの時代は、それでも1万円ちかいビジネスホテルも数多かった記憶がありますが、私が今回利用したホテルはこれで6300円(税込)です。
正直、観光ホテルやヒルトンやシャラトンなどの大ホテルのような、王様気分は仕事先で味わっても仕方がない。
むしろ、何かあれば直ぐに従業員が寄ってきそうな人数がいるホテルよりも、一人でほったらかしてくれるような距離感が、私は好きだ。
食事など自分で用意して下さい、飲み物は置いてありません、シャワールームも狭いです、部屋はベットだけで一杯です、だけど宿泊費は安くします・・・私にとって、ビジネスホテルとはそれで十分ですね、駅前なら駐車場だっていらないし、その分人件費を含めた経費を下げて、利用者に安く利用させてもらった方がありがたい。


 
東横インのやったもの勝ちのやり方は、私は好きではないし、認められませんが、ハートビル法ってのも万能ではないし、目的が違うものであれば、経営によっては特別にハートビル法の適用外のホテルもあっては良いと思おう。

その都市に、10の同じようなホテルを作らせるのではなく、目的に合わせたホテルが10種類合った方が良い事は、街づくりの概念からしても理にかなっていると思われるし、それが本来の姿だと思う。
何が何でも、1年間で2~3日しか利用者がいない部屋を強制させるより、その分、ビジネスマンに特化したホテルを作りたい場合、それを可能にするべきだろう。


400室以上持つでかいホテルと、50部屋程度しかないビジネスホテルにも、同様の法を適用するから問題がある。
400部屋以上あるホテルが、身障者の為に数部屋用意する余力と、50部屋しか持てないホテルで、少ない料金で利用してもらうようなホテルで、数部屋も利用されるかどうか分からない空き部屋を設ける余力がおなじであるわけがない。
これは、東京や横浜、大阪などの大都市にある駅前の利用客が見込まれる立地条件のホテルと、少ない人口で数少ないビジネスマンを目的としたホテルにも、同じ法を適用する事の問題も同じである。


耐震構造や消防法などの構造上の法律は、多くの人命に関わることで、これに関しては余力がどうのこうのと言った問題ではないが、何も一律適用するべき法律かどうか、もっと融通性を持って欲しいものです。

 

まあ正直な話し、ヒューザーが建てたホテルには、仕事先で安くても宿泊する気にはなりませんが、また仕事先で東横インが一番安ければ、恐らく私は利用するでしょうね・・・


 

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12 11, 2005

あくまでも、住居侵入罪で問われている

私も過去に、立川の防衛庁舎にビラを投函した市民団体が、住居侵入罪に問われた事件で、地裁判決が出た頃に書いた裁判の高裁の判決が出ました。

たかがビラ配りだが・・・
(記事が現在のフォーマットでは読みづらくなっています、すみません。クリックしながら全文の文字色を反転させてお読み下さい。)


やっぱりというか、やっと正常な判断と言うか、逆転有罪になりました。
まあ最高裁も残っているので、最終的にどうなるか分かりませんが。

でもまあ、裁判ってこんなものまで、地裁から高裁に控訴されて判決が出るまで、1年間もかかるのね。



防衛庁官舎ビラまき事件に逆転有罪判決…東京高裁

 東京都立川市の防衛庁官舎に昨年、イラク派遣反対のビラを投函(とうかん)し、住居侵入罪に問われた市民団体「立川自衛隊監視テント村」メンバーの大西章寛(32)、高田幸美(32)、大洞俊之(48)の3被告の控訴審判決が9日、東京高裁であった。


 中川武隆裁判長は「表現の自由は尊重されるべきとしても、他人の権利を侵害してよいことにはならない」と述べ、3人を無罪とした1審・東京地裁八王子支部判決を破棄し、大西被告に罰金10万円、高田、大洞両被告にはそれぞれ罰金20万円を言い渡した。3人は上告した。


 判決は、1審判決同様、3人が居住者らの意思に反して立ち入ったとして「住居侵入罪に該当する」としたうえで、刑事罰を科すだけの違法性があるかどうかを検討。1審判決は、「政治的意見を表明するという目的は正当」としたが、中川裁判長は「派遣命令の拒否を促す、自衛官工作の意味を持つ」と述べた。


 さらに、居住者からの抗議やビラ投函を禁止する掲示があったにもかかわらず投函を続けたことを指摘し、「居住者らの不快感などから、違法性が軽微とは言えない」と結論付けた。


 判決によると、3人は2004年1月17日、自衛官が住む官舎敷地内に無断で立ち入り、「自衛隊のイラク派兵反対」などと書いたビラを各戸のドアの新聞受けに入れた。高田、大洞両被告は2月22日にも、ビラを投函した。検察側は1審で3人に懲役6月を求刑していた。



(2005年12月9日12時12分 読売新聞)

よくこの手の話がでた時は、「ビラ配りは正当な活動であり、思想・表現の自由である」と言う言葉が引き合いに出される。
確かに、この言葉は間違っていない、ビラを配る行為も、私のようにインターネットを使って、ブログでも何でも自分の好き勝手な事を発信する行為は、自由であり問題はない。

ただ、誰もそんな事を問題にしていない事に注意すべきです。


彼らの容疑は、あくまでも「住居侵入罪」なのであって「ビラを配った」事で捕まったわけではない。
その上で、ビラを配る上で不法侵入した行為が、「刑事罰を科すだけの違法性があるかどうか」が問題なのです。

前回の地裁判決の時に、自分の考えを書いたときにも、いろんな反応はありました。
「たかがビラ配りだが・・・」シリーズが、NO.5まで行きましたからね。(笑)

でもやはり、振り返ってみると、判決に賛成する人のお考えは「表現の自由」、情報を知る自由と拒否する自由を述べておられ、共用部分においては、他人の権利まで阻害できないと言う意見もありました。
結局、何が言いたいのかよく分からない意見もありましたが。(笑)


朝日などは、すぐに笑わせるような記事を書いておりましたが、もちろん住居侵入罪の「濫用」は困りますが、居住者側が「関係者以外の立ち入り禁止」の意志を明白にしており、侵入者に対し退去指示を出したのにもかかわらず、出ていかなかった場合には、十分に成立すると理解しても良いと思いますね。

でなければ、「ビラ配り」を建前にすれば、犯罪行為目的の侵入者も、住居者は退去させる方法がありませんものね。


また、ビラを配っている人を注意したとして「正当なビラ配りです、貴方が嫌なのでしたら投函しません、何号室の方ですか」と聞かれるそうだ。
その時は、ビラ配りを問題にしているのではありません、関係者以外の立ち入りはご遠慮願っているのです、ただちに退去してください」と、きちんと何に対して拒否しているのか相手に明白に伝え、出ていってもらう事が肝心ですね。


 

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6 03, 2005

これが真実、90%が嫌韓とNHKに回答

とりあえず、これを紹介しておきます。

「BSディベートアワー」

1965年6月、日韓基本条約の調印が行なわれ、日本と韓国の国交が正常化しました。それから40年、今年は日韓にとって節目の年です。

日本では韓流ブームに象徴されるように韓国の大衆文化に高い関心が寄せられています。韓国でも1998年の金大中政権から段階的に行なわれてきた日本文化の開放が最終段階に入り、両国の人々はかつてないほど親近感を抱いています。その一方で今年の3月、島根県議会が「竹島の日」を制定したことで、韓国では反日感情が高まり、日本の植民地支配に対する謝罪や歴史教科書をめぐる問題が再浮上しています。

この歴史認識の違いは国交正常化以来40年にわたり日韓の最大の課題となってきました。

お互いの文化に接する機会が多くなった日韓の若者は、繰り返される歴史の問題をどのように受け止め、どのような解決が望ましいと考えているのか。

そして、日韓の未来にどんな夢を託し、今、何をするべきとだと考えているのでしょうか。

6月のBSディベートは「歴史認識の溝を乗り超え、新たな関係を築くにはどうすればいいのか」をテーマに日本と韓国の若者が語り合います。

ここで、NHKが3つの意見を募集しております(※)が、大変な事になっています。(笑)



Q1 日本と韓国 相手の国に対して、親しみを感じますか?感じませんか?

この設問において、これを書いている現在までに、370件近くの回答が寄せられておりますが、なんと親しみを感じると回答をしたのは、たったの20数人程度です。
6%の人は「親しみを感じる」と回答して、残り94%もの人が親しみを感じない、と言うわけです。
しかも、厳密に言えば、「親しみを感じる」と回答した中で、同じ人が6回も投稿しておりますので、実際は15人程度で、割合も4%ほど。

NHKの討論会のテーマとしては、上にも書きましたが、日本では韓流ブームに象徴されるように韓国の大衆文化に高い関心が寄せられています。韓国でも1998年の金大中政権から段階的に行なわれてきた日本文化の開放が最終段階に入り、両国の人々はかつてないほど親近感を抱いています。と言うスタンス。

まあ、これは何もNHKだけじゃなく、日本のマスコミには共通して、韓国に対しては真実を語らず、常に、親近感を煽ろうとしかしておりませんので、別にNHKだけが非難されるものではありませんが。


それにしても、インターネットという限られた環境下での結果ですが、これが本当の日本人の意見なんだろうな、そう考えます。
多くのマスコミが、日韓は友好的だと紹介して、ブームを作り上げたり、都合の悪いものは報道しませんし、コメントでも日本政府よりも、韓国の肩を持つ発言が多いので、世間一般には、日韓は友好なんだな、と言う誤解がまだ残っているのかも知れません。

実際、現在の韓国の政府、国民が日本に向ける憎悪の感情を、まともに知っていれば「親しみを感じる」と答える人は、皆無のはずで、新聞社のアンケートなどで出る、「親しみを感じる」人の割合にとても信じられない思いをしたものです。

要するに、ホリエモンの言ったように、インターネットを気軽に利用する人は、もはや大新聞社の記事だけに踊らされずに、自分の知りたいニュースをネットから拾ってくる結果、正しい感情と判断を、インターネットを利用せずに、限られた情報しか与えられていない人よりも、数段得ているので、この結果になるのであろう。
このNHKの討論会で用意されたデータファイルでは、韓国に親しみを感じる、と言うアンケート結果がなんと56%もあるそうだ。(笑)

ところが、ネットで意見を求めたところ、実は90%以上の人が親しみを感じてない、そんな結果になったわけで、今頃NHKの編成局はどう思っているのだろうか。(笑)

問題は、この結果を正面から受け止めて、きちんと番組紹介出来るか、それとも、結果に偏りが出たので、中止したとか、捏造した数値を出して、さも日韓関係を隠そうとするのか・・・それによって、94万にの未払いが、100万を超えるか、減っていくか大きく関係してくるだろうね、楽しみです。


ちなみに、設問の残り2つも上げておきます。


Q2 日韓の歴史認識の溝にどう向き合うべきだと思いますか?
Q3 日本と韓国が今後より良い関係を築くためには何が必要だと思いますか?

まあ、各意見も、相当に辛辣で、番組制作側が考えているよりは、遙かに韓国に厳しい意見の応酬である。
実際、Q2で韓国との歴史認識の溝は、韓国側が変わらない限り埋められないのだから、これ以上向き合えない、と言った意見が多く、これはそのままQ3にも繋がっており、日本よりも韓国側の意識変化が無ければ「ムリ」との意見が多く、番組として成り立つのかどうか、いまから不安です。(笑)


 

(※)この掲示板に書き込むには、登録が必要です。 必要な個人情報は、名前、アドレス、住まいの市町村までの情報などで、電話番号もありますが、それほど全ての個人情報を必要とはしません。
登録した時に、IDが教えられますが、これはメモしていた方が良いです、投稿時に確認されます。



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5 01, 2005

人の命を預かる仕事

今回の、JR西日本の福知山線での脱線事故は、戦後最大級の死傷者を出した事故になりました。
ただ特筆なのは、火災や衝突などの複合的な災害で被害者数が増えたのではなく、単独事故として横転した事が原因でこれだけの被害者を出した事故というのは、ハードウェアが進化した現代に置いて、非常に珍しい事故だと言えるかも知れません。

ここに書かれてある「鉄道事故件数の推移」をご覧になって下さい。

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民鉄、国鉄(JR)に関係なく、事故件数そのものが現象しているのは、答えは明白で、事故を防止するためのハードウェアが進化した事が最大の理由でしょう。
また、幾度無く繰り返された過去の事故に反省した、鉄道運営システムや、従業員へのカリキュラムなど、ソフト面での充実も同様に事故減少に貢献していると思われます。


で、やはり月並みな言葉しか出ませんが、どんなに優れたハードがあっても、それを運用する人間によって左右されてしまう、と言う何百年も前から言われている(もちろんウソです(^^;)、当たり前の言葉しか出ませんね。
今回の場合、ハードウェアそのものも、ATSが旧式で速度制限に対応していなかったとか、脱線防止用のガードが無かったりと、最高の環境だったとは言えませんが、それでも福知山線の歴史そのものは、調べたところ1891年に尼崎~伊丹間で運行が始まったそうですから、実に115年の歴史もあり、1日に何本もの列車が毎日、事故現場を通過してきた上で、初めての大事故だったわけですから、置き石などの外的要因が無ければ、事故の原因は、明らかに運転手の個人の責任によるものです。


 

まあ、ここまではどの報道番組でも、コメンテーターやゲストが偉そうに口に出す言葉と同じなので、今更ですよね。
ただ私が現時点で気になるのは、この大事故を非難するにあたって、偉そうに語るコメンテーターの中で、どういった趣旨で発言されているのか分かりませんが、以下の2点で中途半端な指摘であり、下手すれば的外れで、論点がずれている批判になっていないか、非常に気になっています。

(1)運転歴11ヶ月の未熟な運転手に、通過駅などある快速電車を運転させた事への批判
(2)遅れた事に対する日勤教育なるものの存在への批判


(1)については、言うまでもありませんが、「未熟」という事を理由に、運転業務を任せた事に対する批判は、的外れとなります。
当たり前の話ですが、どんなベテラン運転手にも、運転歴11ヶ月と言う時期が存在し、どんな優秀な運転手にも、初めて運転する時があり、経験を積む前は未熟な技量しか持っていなかった時期は、必ずあります、ない方がおかしい。

ですから、ここで問題があるとすれば、運転業務を任せる上で、運転技量が十分であったのか、運転手を育てる上でのカリキュラムが正しく機能していたのか、と言う点だけに尽きると思います。
11ヶ月だろうが、10年のベテランだろうが、運転技量が未熟であれば、運転手としての勤務は再考すべきであり、何度か失敗を繰り返す運転手に対して、再教育するカリキュラムは、若い、ベテラン関係なく、正しいものであるべきです。

今回事故を起こしてしまったと言うことは、当然運転手が「若かった、未熟だった」という事も、事故原因の1つではありますが、それが事故原因の全ではなく、その未熟な運転手に運転を任せ、事故を起こすような状況を作ってしまったと言う、ソフト面での問題があった事は、結果論からですが、存在する事は明白です。


 

(2)については、まず報道であるような、「いじめ」「無意味な軍隊教育」があったとすれば、これは改善されなければならない事だと思います。
ただ、再教育システムそのものが、必要か不必要か、と言う論議になれば、冷静に考えれば答えは明白のはずです。


遺族が、「1分や2分遅れたぐらいなら、『ごめんなさい』で済む問題じゃないか」という心情を訴えるのは、当然です。
しかし、キャスターやコメンテーターが、この言葉を引用して「その通りです、1分急いでも何が変わるのでしょうか、遅れてはいけない、時間通りでなけれならない、誰が決めたのでしょうか」というのは、あまりにも無責任極まりない意見だろう。


1分でも遅れたら・・・のところは、本当に1分でも遅れないタメの指導だと、受け取るものだろうか?
もっとも、JR西日本の再教育は、どうも方向性が狂ってしまい、まともな教育になっていなかった気がするが。
それよりも、人の命を預かる運転手の心構えとして、「無意味な遅延」を起こすような、運転に対して集中力を欠く、自覚が無いのは困る、と言うレベルのはずでしょう。

前の駅で、この運転手が40mオーバーランを犯したらしいが、私が思うに、数メートルオーバーしてしまった、と言うのなら「ヘタクソ」の一言で済む問題かも知れないが、40mものオーバーランというのは、技量云々以前の問題では無いかと思う。

ゲームで「電車でGO」というソフトがあるが、このゲームのおかげで、運転技術は難しいと言うことを多くの人が知っており、また同時に、40mもオーバーランするなんて、どんな運転なんだと、疑問いっぱいのはずです。(^^;)>
40mものオーバーランというのは、むしろ停車駅と通過駅を勘違いした、もしくは、駅が近づいている事を忘れていたなど、運転中の集中力が切れていたとしか思えない結果なのです。

ここで問題なのは、1分半遅れた事ではなく、どうしてこの運転手は、40mものオーバーランをしてしまったのか、その原因ですね。
そこで、病気であるなら、病気であることの自己申請と、会社側の検診、病気に対する交代要員の配置システムなどを、再教育によって再認識する事も出来るし、居眠りなど精神的弛みから来るものは、人の命を預かる職業としては、決して許されるべきものでは無いので、厳罰で対処する事も当然ですし、いろんな意味で、ミスを犯した場合の再教育の必要性は、疑いの無いものです。


また、これは電車でGOで体験した事だけでなく、実際の運転手もコメントを寄せていたが、遅れた時間を短縮させる最大の方法は、速度ではなく、減速(ブレーキなど)である、と言うですね。
これに、この若い運転手は気づいていたかどうかですが・・・その意味では、経験不足は否めませんね。


 

我々は、慣れすぎたのかも知れませんが、毎朝出勤する場合、時刻表通りに運行される鉄道を信頼している面があります。
だからこそ、9時に出社なこの電車に乗り、10時に打合せ会議があれば、この時間の電車に乗る、などと計画を立てているはずです。
これは、鉄道会社の運営システムと運転手の努力、技量を持って初めて達成される、大変高度なシステムであり、世界を見渡しても、これほど時間に正確な鉄道会社は、他には無いとも言われていますよね。
ですから、「1分程度遅れても、ごめんなさいで済む」のであれば、多くの運転手が、努力している事はなんだろうか、と言う話になります。
心構えの1つで、1つの駅で1分遅れました、ごめんなさい、次の駅でも1分遅れました、などと遅れる事が当たり前となっては鉄道の運行は日本では意味がありません。
また、1つの列車だけの話しではなく、私も、私もと2本目、3本目の列車も同時に遅れ出すと時刻表の意味が無くなります。

事情があって遅れた場合はともかく、運転手はまずは、自覚と責任を持って、運転に集中して遅れがない様に勤める事が、最大の役目だと思いますよ。
そのための、再教育システムであって欲しいし、人の命を預かる仕事は、それだけ厳しいものだと、再認識させる事も必要ですね。


 

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