« 日本の恥を曝す? | トップページ | 都知事選 投票開始数時間前 »

3 11, 2007

国家の品格を問う前に


朝日新聞という組織は、つくづく破廉恥な集団だと思うよ。
受験によく使われるから、知識人が良く読む新聞だからと、母親が子供のためにずっと取ってくれていたらしい。
私は、社会人になる前は朝日新聞だけを読んで育ち、本当に朝日新聞の記事で知識を養い、朝日新聞を信じ切っていたことが、今になって振り返ると赤面の至りである。



慰安婦問題―国家の品格が問われる

 旧日本軍の慰安婦について、「官憲が家に押し入って連れて行くという強制性はなかった」などと述べた安倍首相の発言の余波が収まらない。

 米国のニューヨーク・タイムズ紙は1面で「否認が元慰安婦の古傷を開いた」として、元慰安婦たちの生々しい証言を伝えた。米連邦議会下院では、日本に対して公式謝罪を求める決議案が採択に向けて勢いを増している。

 一方、国内では慰安婦への謝罪と反省を表明した93年の河野官房長官談話に対し、自民党の議員らが事実関係の再調査を首相に求めた。メディアの一部にも、これに同調する向きがあり、国内外で炎に油を注ぎ合う事態になっている。

 何とも情けないことだ。いま大切なのは、問題は何が幹で何が枝葉なのか、という見極めである。

 首相発言の内容は、河野談話が出されて以来、それを批判する人たちが繰り返し持ち出す論理と似ている。業者がやったことで、日本軍がさらっていったわけではない。だから国家の責任はない、というのが批判派の考えだ。

 今回、一部のメディアが「問題の核心は、官憲による『強制連行』があったかどうかだ」と主張したのも、それに相通じるものだろう。

 しかし、そうした議論の立て方そのものが、問題の本質から目をそらそうとしていないか。

 どのようにして慰安婦を集め、戦地に送り、管理したのか。その実態は地域や時代によって異なる。しかし、全体としては、植民地や占領地の女性たちが意思に反して連れて行かれ、日本軍の将兵の相手をさせられたことは間違いない。

 河野談話が「軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」と結論づけたのは、潔い態度だった。

 細かな事実にこだわって弁明ばかりするよりも、民族や女性の人権問題ととらえ、自らの歴史に向き合う。それこそが品格ある国家の姿ではないか。

 海外の誤解も指摘しておきたい。たとえば、米下院の決議案は日本政府が謝罪していないという前提に立っている。

 だが、政府の主導で国民の募金によるアジア女性基金がつくられ、元慰安婦たちに「償い金」を贈り、首相名で「おわびと反省」を表す手紙を渡した。

 補償問題はすでに国家間で決着ずみだとして、政府は女性基金という道を取った。私たちは社説で「国家補償が望ましいが、次善の策としてはやむをえない」と主張してきた。日本として何もしなかったわけではないのだ。

 安倍首相は河野談話を受け継ぐと繰り返し、「これ以上の議論は非生産的だ」と語る場面が増えた。だが、首相が火種となった日本への疑問と不信は、自らが消す努力をするしかない。

 日本は北朝鮮による拉致を人権侵害と国際社会に訴えている。その一方で、自らの過去の人権侵害に目をふさいでいては説得力も乏しくなろう。


朝日新聞 【社説】2007年03月10日(土曜日)付


これを読んで、本当にため息が出てしまった。
冒頭にも書いたように、このような記事を平然と書ける新聞を、熱心に信じて読んでいた自分が恥ずかしい。


 
そもそも、従軍慰安婦という造語まで作って、世間を煽ったのは朝日新聞である。
彼らが根拠として、発端となった吉田氏の発言がウソであった事から、これは完全なる朝日新聞のマッチポンプであったわけだが、その従軍慰安婦・・・軍による強制連行や関与を大きく取り上げて、世界中を巻き込んだ原因を作った新聞社が、今度は「従軍とか軍による強制など関係ないだろう、慰安婦は実際にいたのだがら、謝罪するのは当たり前だろう、などと自分が焚きつけた事を棚に上げて、その捏造記事など関係ないとは、ここまで厚顔無恥な記事は見たことがない。


朝日新聞は、従軍慰安婦に関して「調査中」という理由で、吉田氏の発言の正否も、軍が強制したかのように断定した記事に対する謝罪など、一切行っていない。
過去に、吉田氏の発言は疑問視されているとか、真偽はかくにんされていない、などの表現で報道したのみ。
これが97年の記事なのだが、それから10年の月日が流れても、まだ「調査中」で捏造に対する謝罪などしていない。

まずは朝日新聞が、自分がスクープしたネタなのだから、信じているなら、強制連行の証拠など探して、その上で国家に謝罪を要求すべきだろ、自分がネタを「そんなことどーでもいいじゃん」というその神経が恐くてたまらない・・・


 

朝日新聞は、国家の品格を問う前に、
自分でジャーナリストとしての品格を問え!


 

>> 何とも情けないことだ。いま大切なのは、問題は何が幹で何が枝葉なのか、という見極めである。

まさに、お前が言うな! と言い返したい部分ですね。(笑)

河野談話で問題視されているのは、「軍の関与の下」という部分であって、どの程度の関与・・・つまり軍が命令して、強制したのかどうか、証拠がないと言っているだけで、その後の「女性の尊厳と名誉を傷つけた」部分まで否定はしていない。

女性の人権問題を考えるからこそ、河野談話を継承しているのだし、その後の基金も作った、そう理解してやるべきで、朝日は日本のマスコミでありながら、視点が常に朝鮮半島、中国大陸から日本を見ているから、自分の国が全く見えていない。


さらに、慰安婦の存在は、誰も否定していないし、日本軍が彼女たちを利用していないなども、日本政府は言っていない。
河野談話を引き継ぐというのは、そう言った、自分の意志に反して慰安婦となった彼女たちへの思いも当然あろう。
だが、国が強制的に関与したかどうか、これが根幹なのではないのか?

慰安婦は、日本軍が利用する・しないに関わらず、存在した。
当然、慰安婦になる人は、好まずともなる人がいるのは、古今東西同じで、現代でも借金のために身を投じる人はいる。
ましてや、当時は生活が苦しい家庭では、女の子を遊郭に売る親もいた話は聞く。(日本でも子供売りはあった)
だから、慰安婦を日本軍が利用した事、慰安婦には無理矢理、殿方の相手をさせられた事とは、別問題であり、それを当時は戦争していたのだからと、ゴッチャにして、何でも日本が悪いので謝罪しろ、と言うのがおかしいと多くの人がいっている。

それを、幹と枝葉を見極めろと、斜め目線で言い切ってしまうその態度、今の朝日新聞にこそ、そっくりこの言葉を返したいですね。

 

>> 安倍首相は河野談話を受け継ぐと繰り返し、「これ以上の議論は非生産的だ」と語る場面が増えた。だが、首相が火種となった日本への疑問と不信は、自らが消す努力をするしかない。

これだけは賛成かな。(笑)

安倍には、単独でアメリカ下院にでも乗り込んで、いきまいている連中に、「軍の関与の証拠は何か」と大いに反論して欲しい。
それなら、誤解による非生産的な展開にならないだろう、本人が直接自分の口で当事者の前で反論するのだから。
河野談話の軍関与の面でも、慰安所に対する取り締まりも、関与といえば関与になるので、その意味での狭義、広義だときちんと説明すればよろしい。
なんなら、アメリカのマスコミを招待して、公開で質問を受け付けてもよいだろう。

そのぐらいの気概と、知識と、行動力をやってこそ、自分の信念も国民に理解を得られるんじゃないのか?


 

|

« 日本の恥を曝す? | トップページ | 都知事選 投票開始数時間前 »

コメント

ひからびてるぞ

投稿: いまいち | 4 06, 2007 00:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18447/14219518

この記事へのトラックバック一覧です: 国家の品格を問う前に:

» 携帯 電話 歴史 [lovie]
携帯電話の歴史 日本で、携帯電話が発売されたのは1987年で、当時は市販受信機により誰でも会話の内容を聞くことが可能なアナログ式であった。1993年に、会話の内容を聞くことが困難であり周波数使用効率にも優れたTDMA方式の [続きを読む]

受信: 3 11, 2007 10:10

« 日本の恥を曝す? | トップページ | 都知事選 投票開始数時間前 »