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12 11, 2006

支持率・・・

ついに、一ヶ月のご無沙汰になってしまいました・・・

さて、それはともかく、安倍内閣と自民党の支持率が低下しているらしい。

報道2001アンケート【問1】あなたは次に行われる衆議院選挙では、どの党の候補者に投票したいですか。 自民党 25.2%(↓)  国民新党 0.0%(↓) 民主党 21.0%(↑)  新党日本 0.0%(-) 公明党 5.4%(↑) 無所属・その他 2.4% 共産党 2.4%(-) 棄権する 0.8% 社民党 1.2%(↓) まだきめていない 41.6%

【問2】あなたは、安倍内閣を支持しますか。
支持する 46.4%(↓)
支持しない 38.4%(↑)
(その他・わからない) 15.2%

【問3】これまで道路整備等に充てられていた道路特定財源に来年度から余剰金が出るため、財源の使い道についての議論がなされています。あなたは、今後どのようにするべきだと思いますか。ひとつ選んで下さい。
道路整備以外の目的でも使えるようにするべき 42.0%
道路整備にのみ使うべき 9.4%
余っているなら国民に返すべき 45.6%
(その他・わからない) 3.0%

【問4】安倍内閣が誕生してから2ヶ月経ちました。あなたは安倍政権で構造改革は進むと思いますか。
YES 24.0%
NO 61.0%
(その他・わからない) 15.0%

【問5】あなたは、臓器移植医療のために、自分の死後、他人に臓器を提供する意志はありますか。
YES 52.8%
NO 37.6%
(その他・わからない) 9.6%


報道2001
首都圏の成人男女500人を対象に電話調査


まあ、当然だろうね。

正直な話、今年の9月に安倍政権が誕生して、個人的に何が印象に残っているかと言えば、マイナス面しかない。
もちろん、小泉内閣の時も全面的に小泉政策を支持してきたわけではないが、マイナスも多ければそれだけプラスも多かったのが小泉氏の特徴だった。


【1】郵政造反組復党問題
わずか1年ですからね、建前としてはもっともらしい事を言っていますが、要は、小泉元首相の手法を否定したわけですな。
昨年の衆議院選挙での大勝は、ある意味強引ではあったが、営利団体からの圧力を拒否し、族議員など容赦なく切り捨てる姿勢に、従来の古い体質の自民と比較し、支持を得たと言う国民の声を無視して、党内融和を優先させた時点で、非難は当然です。

しかも、「支持率に一喜一憂しない」とか「批判は甘んじて受ける」とか、もっともらしい事を言っていますが、小泉さんの場合の「支持率に一喜一憂しない」は、あくまでも小泉は中心がブレていなかったので、私は理解できた。
手法は強引である事の批判はあったが、常に小泉さんの考えは強情なまでに信念を持っていたからこそ、理解が得られる。
安倍氏の場合はどうだろうか・・・

党内融和や、小泉式強引手法のあとは「アメとムチ」理論でいけば、確かに妥協も分からないでもないが、あっちにも良い顔をし、こっちの人の顔も立てるやり方では、今の時点では悪しき自民党に戻った感さえする。


 
【2】ホワイトカラー・エグゼンプション導入
経済界の方向しか見ていない、彼らの意見を受け容れるが、国民の方に顔を向けない政治の代表例ですな。

確かに、人件費と言うのが経営では一番の圧迫要因である事は間違いない。
しかも、ダラダラと残業だけを続ける社員もいる事は確かであり、1つの仕事を片付けるのに、8時間で終わるヤツもいれば、12時間やっても終わらないヤツもいる事も事実。
私も、小さな会社でしたが、一時期気にする立場だったので、よく分かります。
しかし、だからといって、仕事量で給与を決めるなど、ムチャクチャな理論であることは、これまた現場を経験していれば分かること、だからこそ、経営者は苦労するんですけど、単純に「仕事量で計る」と捉えている時点で、まさに人間、従業員をコンピュータの機会と全く同じに捉えているとしか思えませんな。


個人的な事で申し訳ないが、私は残業代を貰えなくなって、十数年は経っているし、転職してからはずっと年俸制でやっているので、ボーナスすらない。
では、その十数年の間で定時に帰れた日はどのぐらいあるかと言えば・・・正直な話、用事があった事を除けば、1度もない。
また、現在は若い奴よりは多少収入が良いので、連日帰りが12時、1時になっても我慢はしているが、これまた正直な話、これだけやっても収入は同じかと思うと、モチベーションが下がるケースも非常に多い。
これを、当然の如くやらせようと言うのが、今回のこのホワイトカラー・エグゼンプションだ。


一部の部署に誤解がある表現を恐れずに言うと、確かに1日の仕事総量がそれほど変わらない職場もあろう。
例えば、経理や事務などは非生産業であるがゆえ、余計な仕事が入ったとしても、あくまでも想定の範囲内であるケースも多くはないか?
それに対し、その他の部署、特にホワイトでも技術職になれば、1つの仕事の総量が変化するものが非常に多い。
しかも、例えばSEやPGでは、常に定時に帰られるような仕事を与えられていない、予め残業や休出でもしなければ難しいスケジュールを組み込まれて、泣く泣く仕事をする人も多く、まさに残業代カットで喜ぶのは、彼らを雇っている企業だけ。


 
「同じ仕事でも、早く終わるヤツもいるが、遅いヤツもいるのは当然だが、遅いヤツに残業代を支払って、時間内に終わる優秀な人間より収入を高くするのはおかしい」という意見も良く聞くが、そんなの現場を知らない人間の言葉でしょう。
優秀なヤツは、元々仕事量がそれだけ増えるんですな、遅いヤツが10与えられていれば、20も30も与えられてしまう。
それで、収入は同じになりますが、周囲からの信頼度と、仕事の難易度や責任など差が付くので、結局は収入も上がります。
だから、そんな論議は無意味です、遅いヤツはどんどん仕事を減らされて、最後は辞めさせられてしまう。

あと、最近は正社員ではなく、派遣社員が増えているのも特徴でしょうね。
派遣社員ってのは、その現場に派遣されてこそ、いくらかの収入になるのですが、プロジェクトが終われば、ハイ、サヨナラ、そんな人達ばかりです。
しかし、派遣社員も正社員も仕事量は変わらないし、むしろ正社員に比べて社会保障も無いのに、残業代も出ないのであれば、奴隷のようなものでしょうね。


政治家は、経営者だけの顔を見て政策を立てるのではなく、やはり現場を何度も見て考えて欲しいですな。


【3】道路特定財源の一般財源化
道路族議員はともかく、「特定の目的を持った税金」が一般財源化されるとはお話になりません。

そもそも、ガソリンにはガソリン税が53.8円かかっており、しかもガソリンを購入すれば、ガソリンに消費税もかかる、つまり税金に税金をかけてまで徴収しているんです。
しかも、自動車を購入すれば「自動車取得税」を5%支払っておりますが、これって消費税はありません。
ちゃっかりこの自動車取得税を入れて、さらに消費税まで取られます。


つまり、これはあくまでも目的税。
戦後高度成長期に、日本が復興する為に、道路関連の為に徴収された税金で、車が使う人が道路整備のための税金を支払おうよ、と言った、個人的にはスッキリする制度でした。

これを、最近では余っているので、一般財政化しましょうするのは、正常な神経を持っていれば「いや、それはあまりにもおかしいでしょ、国民から道路整備するために、道路を使う車の購入者、使用者から税金を集めて置いて、余ったら別の物に使うのはど曲解しても筋が通らない」となるはずです。


財政難であることは理解していますし、特定道路財源が魅力的なのは分かりますが、現状のまま一般財源化するのは、あまりにも横暴でしょう。
国内世論では、反道路族から賛成に回る人も多いですが、そもそも、余っているなら国民に還元、その上で税率など見直しするのが筋でしょう。
そもそも、道路特定財源の為に、自動車にはいくつもの税金が課せられ、しかも上記に書いたように、二重に税金が掛けられているものも多く、いくつかの税を廃止する事が先決でしょう。
その上で、例えば自動車税やガソリン税だけは一般財源として残すとか、その議論にならなきゃ国民への背信行為ですね。


安倍内閣は、堂々とその信義にも劣ることを口にしているんですから、支持率など下がって当然です。


 
でも、最後はやはり民主党がキーを握っているんだよなぁ・・・

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