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9 25, 2006

募金活動と批判


今日は、2CHでかなり話題になっている話を紹介します。

心臓移植:さくらちゃん「救う会」が募金活動 目標1億3600万円--三鷹 /東京

 ◇心臓移植手術しかない--年内渡米目指し
 難病の「拘束型心筋症」と診断された三鷹市の団体職員、上田昌広さん(53)の長女さくらちゃん(4)が米国で心臓移植手術を受けるため、支援者でつくる「さくらちゃんを救う会」が募金活動を始めた。目標額は渡米・手術費など計1億3600万円。同会は「11月中には目標を達成し、年内にもさくらちゃんの渡米を実現させてあげたい」と協力を呼び掛けている。
 拘束型心筋症は心臓の筋肉が硬化し、心室の拡張機能が次第に低下する病気。心機能が落ちて肝臓や肺などにも負担がかかり、診断1年後の生存率は5割未満という。現時点では心臓移植以外に治療法はないが、国内では臓器移植法により、15歳未満のドナーは認められていない。
 さくらちゃんは今年4月、肺炎を発症して都内の病院で精密検査を受けたのがきっかけで病気が判明した。現在は血流が弱まって血栓ができるのを防ぐ薬を1日2回服用しながら2週間に1回通院している。
 21日、都庁内で会見した昌広さんは「肝臓など他の内臓の機能も低下し、移植が難しくなってしまう」と訴えた。さくらちゃんは一人娘。同席した妻和子さんは「信じられない診断結果で、移植しかないと言われた時は足元が崩れ落ちる思いだったが、さくらが頑張っている姿に、私たちも前向きに頑張り、協力をお願いしようと思った」と声を震わせて話した。
 同会はこの日の都庁前を皮切りに、毎週土日曜日にはJR吉祥寺駅周辺での街頭活動を予定。23日には武蔵野市の市民文化会館でチャリティーコンサートを開く。募金の呼び掛け人には子どもがさくらちゃんと同じ保育園に通っていたという漫画家の石坂啓さんらも名を連ねている。
 募金の振込先は「さくらちゃんを救う会」で、郵便振替00140―0―446479など。問い合わせは同会事務局(0422・41・8586)まで。【夫彰子】


9月22日朝刊 (毎日新聞) - 9月22日11時2分更新


これだけ読むと、最近は増えたとは言え、海外でしか手術を受けられず、生命の危機に瀕する少女を救おうとする、心暖まる話だな、と読み過ごすのですが・・・・

ただ、2chの某所で、この話題が非常に賑わっております。
当初、どうして2chでこの話題が人気あるのか不思議でした。
言葉は悪いですが、2chで賑わうのは、どこかが炎上しているような、そんな祭りとよばれる盛り上がりがある場所だと思っていましたが、まさか善意の募金お願いに、これほど盛り上がるとは、外からは思いもしませんね。
でも、中を読んで・・・何となく納得。(笑)


 
私は、この件に関しては、断言したりするほどの知識や経過を知らないので、個人的な立場はとりあえずノーコメントとしておきますが、2chで盛り上がっている理由を紹介します。


 

早い話、この少女の家庭が、一般サラリーマンより裕福なのに、募金って甘えてんじゃね? って感じですかね。


 
確かに一般のサラリーマンが1億円以上の医療費など、負担できないので、募金に頼らざるを得ないのは理解できます。
また、私などは1億2千万を用意しようと思えば、正直な話、親族などから借金しまくって、保険を解約し、貯蓄を崩し、自宅を処分しても、2千万円も用意出来ればマシな方かな(家のローンがあるので自宅を処分してもあまり残らない)、だから残り1億円はみんなの善意にすがるしかない、と言う感情も理解来ます。


と・こ・ろ・が、この少女の父親は、NHKのエグゼクティブプロデューサーらしいですね。
母親も、NHKディレクターだそうで、両親の年収は4千万円だとか言う話もあります。(NHKの平均年収が1200万円だそうです)
でもって、救う会のメンバーを見ると多くがNHK関係者で、自宅も庭付きの立派な家も持っているようです。
また、NHKなら共済会も使えるのではないかとか、いろんな話が出ております。


まとめサイトに話によれば、


・当人が先んじて努力を講じていない(親が一切お金を出していない。)
・トリオジャパンも不明瞭な募金の使い方。また値段の設定の仕方。(デポジットや余剰金問題等。また、滞在費の値段設定などが一切あいまいで不明。
そのほかにも過去の募金などででた余剰金などを一切使用していない)
・募金の使い方がおかしい(事務局経費など募金を集めるのにかかった費用全額募金でまかなうというおかしなもの。
それだけならともかく、スタッフTシャツやのぼりなどを作成していること、規約に当てはめるとこれも募金でまかなう。
また両親の海外滞在費用など本人負担も全て募金で負担していること)

こんな感じでしょうか。

恐らく、この世に難病、奇病で苦しんでいる子供達は大勢いるでしょうし、みんながみんな助かるわけでもなく、いやむしろこのような募金活動まで支援してくれる事は希なケースで、多くのご両親や親族、関係者は涙を流してきたと思います。
それを考えれば、NHKという立場のプロデューサーであり、救う会もみんなそれぞれ社会的地位をお持ちの方で、それで最初から善意にすがるのは、確かに「あれ? ちょっと違うかも知れないな」という印象を持たれても、仕方がないですね。

おまけに、いろいろ問題もあるそうですし。

まあ、このサイトも読んでみて下さい。
書いている内容に関しては、読んだ各人の判断に任せます。

死ぬ死ぬ詐欺

 
個人的には、NHK職員だから募金はダメとか、ここで重要なのは子供の病気の治療なので、親とか会社に関係なく子供を救う気持ちが重要な事も、大事だと思っております。
まあ、募金活動とはその気持ちから始まるはずなので、募金する人や、この救う会の活動を支援、賛同する人をとやかく言うつもりは全くありませんのであしからず。

ただ、私は自分の立場に置き換えた時、このご両親は非常に幸運だと思うし、確かに嫉妬もあるかも知れません。
4月に病名が判明し、その半年後にはもう200万円以上もの寄付があり、さらに名士が集まった救う会を持ち、自分の子供のためのチャリティコンサートまでが開催される・・・一般のサラリーマンには夢のような展開です。
だから、病気1つをとっても、今更ながら、社会は不平等だと嘆き叫ぶつもりはありませんが、せめて、両親としてどこまで子供のために尽くしているのか、伝わる何かが欲しいとは思う事も、これは人間の心理として当たり前じゃないか、と言う思いもありますね。


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