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4 16, 2006

そりゃ、親バカを通り越して、バカ親だ!


最近の教育現場にも不満はあるし、国旗掲揚、国歌斉唱を拒否する、ネジがぶっ飛んでいる教師にも信用ならないのもありますが、まあ世の中にはいろんな人がいるもので、親の中にも不思議な人種を見ることがある。



子供向けGPSケータイで大論争

 新入学シーズンにあわせ、今春相次いで発売された子供向け携帯電話が爆発的な売れ行きをみせている。人気の秘密はGPS(衛星利用測位システム)による子供の居場所確認などのサービス。子供が被害に遭う事件が多発する中、「安心」を買い求める保護者が後を絶たないからだ。ところがこの携帯、ゲームなどの機能も付いているため、学校などへの持ち込みには賛否両論。「登下校時にこそ持たせたい」との意見がある半面、「教育現場には不要」との声もあり、学校関係者は対応に頭を痛めている。

 子供向け携帯は5歳から中学生が対象で、auとNTTドコモが今年2月下旬と3月初旬に相次いで発売。新規契約の店頭価格は1万-2万円で、他の携帯と変わらない。両社は「売れ行き台数は非公表」とするものの、連日数百件の問い合わせがあり、全国的に品薄状態という。

 また、6月に子供向けPHSを発売予定の玩具メーカー、バンダイも3月中旬から先行予約を開始したが、わずか半月で予定数をオーバー。同社の広報担当者は「目標の20万台を軽く超える勢い。今年一番のヒットになりそう」と話す。

 人気の理由は防犯ブザーに加え、いずれの機種もGPSが搭載されていること。子供向け携帯は保護者が、いつでもインターネットで子供の居場所を確認したり、指定されたエリアを子供が通過したりすると、保護者に電子メールが自動送信されるサービスがGPSを通じてできる。

 さらにauは、事故や事件に遭遇したときに警備員を現場に急行させるほか、ドコモも六角形の特殊ネジを採用して電池を抜かれにくくしたり、電源が切られても現在地を知らせるメールが定期送信されるなど、子供の安全に配慮されている。

 ドコモ関西広報宣伝部は「開発には、一昨年の奈良県小1女児殺害事件などで被害者の携帯が悪用された反省点を生かした」と明かす。

 だが、“サービス”はこれだけではない。各機種にはアニメキャラクターのゲームや占い、辞書機能まで備わっているため、学校や塾への持ち込みには賛否両論がある。

 公立小中学校は一般的に「授業に不要」として携帯の持ち込みを原則禁止しているが、大阪市のある小学校では、子供向け携帯を持ってきた新1年生の保護者に注意したところ、「子供が最も事件に巻き込まれやすい登下校時に持たせなければ意味がない」と、反論されたという。

 また、大阪府和泉市のニュータウン地区の中学校では、保護者の意向を受けて数年前から携帯の持ち込みを限定容認。授業中は教職員が一括管理していたが、一部保護者から「校内で万一の事態が発生した場合、教職員が管理していると、子供の本当の居場所がつかめない」と要望が高まったという。この中学校の教頭は「気持ちは分かるが、子供にとってはおもちゃ。辞書機能を使ってテスト中にカンニングするおそれもある」と話す。

 大阪府教委小中学校課は子供向け携帯について、「子供が納得して持っているかどうかが重要」と指摘。「購入前に子供とよく話し合うべきではないか」としている。


産経関西(2006/4/15  14:25)


さて、この記事を読んで、何だか違和感を感じた、と言うのが正直な気持ちです。
私も、現在小学生の男の子供がいますし、高校生になるお姉ちゃんもいます。
私にとっても、子供達は掛け替えのない宝ですし、いつでも気にしていますが、子供に携帯を持たせる・・・これはいいのですが、GPS機能で監視し、それを学校に持たせるその気持ち、学校側から注意されたのに、逆ギレなのか言い返す親たち・・・全く理解出来ないんです。

記事では、「子供が最も事件に巻き込まれやすい登下校時に持たせなければ意味がない」との反論があったとか言うが、これが反論か?
私から見ればこんなの反論じゃなく、単なる親の心配と考えを、集団生活を学ぶ場所である学校に押しつけているだけで、この言葉のどこに理論があるのか、私には分からない。


例えば、GPS付きの携帯を持たせることで、子供が事件に巻き込まれない、もしくは巻き込まれても大丈夫だという保証って、どこにあるのでしょうね。
また、子供にとってどれだけ安全に繋がるのでしょうね。
この程度のことなら、「冷静」に判断すれば、誰でも愚かな考だと気づくでしょうし、
「GPS付きの携帯を小学1年生に持たせるのは、単なる親が安心感を得たいためだけ、子供や学校にエゴを押しつけているのである」
って事に気づくでしょう。


自分の子供の事だから、周囲が見えなくなり、親がエゴになるのも仕方がない、それが親バカなどと言う方もいるんでしょうけど、自分の子供の事だからこそ、親が冷静に見守って子供の成長を見届け、時には手助けして育てなきゃならないわけで、親がオタオタして自己中になれば、子供に取って悪影響しかならないでしょう。

親が子供の心配をするのはあたり前だけど、それを子供や周囲の環境へ、自分の不安を押しつけたりするのは、本末転倒です。
だからこそ、私は違和感を感じたのだと思う。
この場合、子供よりも親かもっと成長すべきでしょう。
ある程度以上の、お節介と介入と押しつけは、親バカを通り越して、バカ親と私は呼びます。(笑)


 

確かにGPSが付いていれば、誘拐や行方不明などの犯罪や事故に巻き込まれた場合、子供の居所が分かって、事件が解決するとか、命が助かるケースも0とは言えないだろう。
そこから、もし学校側が断固として携帯を禁止し、事件に巻き込まれた場合、学校側はどう責任を取るのか、などと責める人も必ず何人かいると思うが、これも筋違いだと思っています。

そもそも、通学という形態には、いろんな危険性が含まれているのは言うまでもありません。
それを踏まえた上で、では、通学が危険なので、自分子供にはスタンガンを持たせます、と言う親がいればどうだろうか。
確かに、スタンガンを持てば、通学中に事件に巻き込まれても、持つことで助かるケースが0とは言えない。
しかし、その0とは言えないケースを手に入れる代わりに、子供にスタンガンを持たせると言う、違った危険性を持つことになる。
つまり、あるものを得ようとすれば、あるものを失うというのは、社会通念上理解されている事だと思うが、通学という世界においてもそれは同じで、そのバランスを常に考えるべきだと思っている。


この場合も、子供がGPS付きの携帯を持つことで得られるケースに比べて、学校に置ける教育、生活の場に携帯を持ち込むと言う弊害を比べて、それほど合理的な理由になるのか、と言う点で問いかけたい。
つまり、GPS携帯を持てば事件に巻き込まれても助かる可能性は0ではないが、学校が禁止していたので、事件に巻き込まれた事で責任を追及するのは、筋違いだと思う理由の1つです。


 
さらに、子供の居場所という意味でのGPSに拘るのであれば、それは携帯電話でなくとも良いはずです。
例えば、セコムではこんなサービスもやっているし、携帯電話と言う媒体でなくとも問題は無いはず。
学校側も、GPSに関して問題にしているのではなく、携帯電話とゲームや辞書などの付加機能の問題を上げているわけであって、GPSで居場所を常に監視しておきたいなら、セコムだけでなく、いろんなセキュリティアイテムが出ているのですから、まずは基本的な事、学校側と相談して、どんな形のセキュリティを子供に行うかを、話し合えば何も問題にならないと思うんですけどね。


まあ、私もサラリーマンでですが、上司からGPS付き携帯を持たされ、上司から常に何処にいるのか監視されるようになったら・・・と考えるとウンザリしますが、だからこそ、自分の子供にそんな自立心も育たぬようなやり方は、今の段階では、決してやりたくないですな。

 

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