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1 08, 2006

新聞社の靖国反対大合唱・・・

どうしても、中国のために安倍や麻生を総理にしたくないんだな。
昨年末から朝日新聞はぶっ飛ばしていたけど、年が改まった2006年になっても、益々加速させておりますな。

危うい面はあるが、国内経済は上向いているように見えるし、郵政民営化など国内政治も転換期で、まだ見えぬ結果に対して大ぴっろげて批判は出来ない、となると、小泉嫌いの親中新聞社各社は、何を書くのか・・・

案の定、正月から各地方新聞を含めて、靖国の首相参拝に対する反対大合唱の連発だ。
まあ、他に攻めるところが見当たらない、と言うか、攻めるべき箇所もあるけど、中国や韓国との外交の行き詰まりが、もはや最大の攻めどころなのでしょうがない。
それに、靖国参拝は、今年9月の小泉退陣に伴う有力な後継者が、何れも靖国参拝賛成なのだから、焦りもあるわな。



首相年頭会見 私たちこそ理解できぬ
これほど理解力が足りない人が、内閣総理大臣を続けていたのだろうか。そう思いたくもなるような光景だった。

 年頭の記者会見で、小泉首相は自らの靖国神社参拝に対する内外の批判について、5回も「理解できない」を繰り返した。

 「一国の首相が、一政治家として一国民として戦没者に感謝と敬意を捧(ささ)げる。精神の自由、心の問題について、政治が関与することを嫌う言論人、知識人が批判することは理解できない。まして外国政府が介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない」

 理解できない言論人、知識人とは、新聞の社説も念頭に置いてのことだろう。全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている。「理解できない」と口をとがらせるよりも、少しは「言論人」らの意見にも耳を傾けてはどうか。

 首相は、日本を代表する立場にある。一政治家でも一国民でもない。私的な心情や感懐より公的な配慮が優先することは言うまでもない。



 私たちは、一般の国民が戦争で亡くなった兵士を弔うために靖国に参る気持ちは理解できると繰り返し指摘してきた。

 一方で、戦争の指導者であるA級戦犯をまつる靖国神社に首相が参ることに対しては、国民にも違和感を抱く人は少なくない。まして侵略を受けた中国や、植民地だった韓国に快く思わない人が多いのは当然だとも考える。

 言論人や知識人の多くが首相の参拝に反対するのは、こうした理由からだ。

 会見の次のくだりも理解しがたい。

 「靖国の問題は外交問題にしない方がいい。私は交渉の扉を閉じたことは一度もない。一つの問題があるから中韓が会談の道を閉ざすのはあってはならない」



 首相は忘れたのだろうか。靖国参拝が「外交問題」になったのは、首相自身が01年の自民党総裁選の公約に「毎年8月15日の参拝」を掲げ、「心の問題」を政治の問題にしたからだ。日本遺族会の支持を得る狙いだったはずだ。

 中韓の反発などで、結果として終戦記念日の参拝はしていないものの、今度は毎年1回の参拝が信念だと譲らない。自ら火種を持ち込んでおきながら相手を批判し、「外交問題にしない方がいい」と説くのはいかにも身勝手である。

 深刻なのは、9月に首相が任期を終えた後も、こうした事態が続く可能性があることだ。



 たとえば、ポスト小泉と目される一人、安倍晋三氏は、官房長官に就く前に月刊誌にたびたび登場し、「だれがリーダーとなったとしても、国のために尊い命を犠牲にした人たちのために手を合わせることは、指導者としての責務だと思う」と首相の参拝を強く支持してきた。

 次の首相を選ぶ自民党総裁選が控えている。荒れ果ててしまったアジア外交をどう立て直すのか。その具体策こそが問われるべきであるのは、だれにでも理解できることだ。


朝日新聞 【社説】2006年01月05日(木曜日)付



朝日だけじゃなく、北海道、沖縄、高知、など地方新聞も探せば同じように、靖国参拝を批判する記事だらけですな。



これほど理解力が足りない人が、内閣総理大臣を続けていたのだろうか。そう思いたくもなるような光景だった。

私から見れば、これほど理解力のない新聞社が、よく恥ずかしげもなく、見苦しい記事を書けるものだ。 そう思いたくなるような光景が、昨年末以来ずっと続いているんですけどね。(笑)

よく、小泉首相を、靖国参拝をさして「頑固」だの「意固地」だの書いている記事も見かけますが、私から見れば、国内の新聞社の方が、よくもまあ飽きもせず、同じようなくだらない見識を述べている姿に、頑固だし、脳の硬直化を見る想いですけどね。
そもそも、国内新聞社そのものが、信用置けないのに、新聞社の多くが反対しているのに、耳を傾けない事を「許せない」みたいな事を書いていますが、この傲慢さが許せませんね。
特に朝日は、戦前は戦争を煽った事、戦後は北朝鮮は楽園だと日本人を送り込んだ事など、自らの反省を生かすことなく、新聞の言論人は正しいと思っている事が、嫌いですな。


 
そもそも、何度も言いますが、靖国問題は国内においても賛否両論存在し、そんな簡単な問題であり得ない。
また、靖国参拝が中国との外交を閉ざしたと言う、トンチンカンな外交感覚では、賛同出来るものも出来ない。

日本は中国に首脳会談の申し込みを常に行っているが、拒否しているのは中国なのであり、日中首脳外交は、あくまでも中国側の問題だけなのだ。
この簡単な構図がどうして、中国スキスキー者には分からないのだろうか。


 
簡単な話である。
北朝鮮と、日本の間には拉致問題がある。
日本は、横田めぐみさんの消息も含めて、まずは、拉致された被害者の完全なる解決などなければ、北朝鮮に対して許せないキモチは、多くの日本人が抱いている感情だろう。

だがしかし、日本と北朝鮮の間に横たわっている問題は、何も拉致問題だけではない。
日本人なら、拉致問題の解決無くして、日朝外交などあり得ないと思うのだが、実際には、拉致問題の解決をしていないからと、北朝鮮との完全な外交遮断をしても良いのだろうか。

現状は、北朝鮮が拒否しているので、日本としてはどうしようもないが、もし北朝鮮が日本との首脳会談を求めていても、日本が拉致問題だけを理由にして、会談を拒否して日朝関係に進展はあるのだろうか。
こんな事は、小学生にも分かる理屈であるし、靖国問題で小泉を叩いている、「言論人」である、新聞社各社も恐らく、拉致問題の解決のためにも、会談は拒否するべきではない、と言う論調になるのは当然だろう。

つまり、日本が会談を拒否するのは許せないが、中国が政治的理由で、会談を拒否するのは当然で、日本が悪いと堂々と社説などで書くような、二枚舌、ダブルスタンダードを恥ずかしげもなく新聞に載せるのが、今の新聞社なのだ。

ここは日本である、中国の共産党が管理する新聞、韓国のメディアが二枚舌で、日本を悪く言うのであれば、フェアとは思わないがどうしようもない国だなと思う事が出来るが、日本国内において、日本の新聞社だと名乗る組織が、何でもかんでも日本が悪いと書くのであるのだから、呆れて物が言えない。


 
靖国問題は、靖国問題として、日本人同士大いに議論すべきだろう。
だが、それを外交問題にすり替えて、日中関係が上手くいかないのは、小泉首相の靖国参拝が原因だと平気でウソを書くのだから、何を信じて良いのやら、日本人が混乱する。


また、民主党前原代表が、靖国参拝に反対する立場でありながら、中国脅威論を述べただけで、中国側は会談を拒否するような国である。
何が靖国問題だけが解決すれば、日中関係に期待が持てるのだろうか、明らかに中国は、自分に心地よい意見、言葉しか聞きたくないのが明白ではないか。
今の、朝日を代表とする、靖国参拝が日中関係を壊していると判断している愚か者は、靖国参拝を辞めたとして、その後如何なる日中関係を描いているのだ?


 
毒ガス処理問題では、もはや中国の要求は天井知らず状態だ。
それを理由に、また首脳会談を拒否されれば、また、日本が悪い、全額出すべきだ、などと社説などで訴えるのか?

靖国参拝問題は、確かに、日中関係に横たわる問題だが、それはあくまでも1つの問題にしか過ぎない。
中国が、何かを理由づけて首脳会談を拒否するのであれば、それは1つの問題が解決したあと、どこまで日本が中国に譲り続けなければならないのか、その辺りの説明など全くないのが許せない。

日中間における首脳会談が開けない状態は、根本的な問題を解決しなければ、問題が変わるだけで、永遠に続く可能性がある。
そこを、どうして新聞社は説明しないのだろうか、そのところが非常におかしい。
つまり、当然ウラがあるんだろうね。

 


首相は忘れたのだろうか。靖国参拝が「外交問題」になったのは、首相自身が01年の自民党総裁選の公約に「毎年8月15日の参拝」を掲げ、「心の問題」を政治の問題にしたからだ。日本遺族会の支持を得る狙いだ

あはは、自分で「政治問題」だと書いているじゃないか。
国内の総裁選での公約に、何を言おうが、あくまでも「政治問題」なんだろ? 外交問題じゃあるまい。
日本遺族会の支持は得られても、新聞社のほとんどや、日本国民の多くは靖国参拝に反対なんだろ? 自分の新聞記事に書いたんだから、自分の吐いたツバは呑めないよな、だったら気にするな、遺族会の支持以上に、朝日新聞の記事によれば、それ以上の反感を買って不支持を得たことになるのだから。(笑)


しかし、小泉がいつ、中国に対して靖国参拝をする事で攻撃を仕掛けたのかね?
靖国参拝を認めなければ、ODAを中止するぞとか言ったのか?
どこに外交問題に利用しているのか、明確な説明が聞きたい物だ。

少なくとも、靖国を口実に、いろんな問題を持ち出しているのは、中国だろ。
あることを口実にして、他国に何かを要求したりすることを、外交問題に利用すると言うのじゃないのか?
少なくとも、小泉は靖国を口実に、中国や韓国に何かを求めたわけでも、強制したわけでもないのだが、その辺りの感覚からして、朝日などの記者の感覚は異常であることが分かる。



「外交問題にしない方がいい」と説くのはいかにも身勝手である。

外交問題にしている理由の1つも説明出来ずに、よくもまあ、こんな事が言える物だ。
本当に、最近の朝日新聞の記事は、主語を「アサヒ」に置き換えるだけで、十分に意味が通じる記事が多い。
と言うことは、最近の記事の内容が薄ぺっらいって事ですな。


 

荒れ果ててしまったアジア外交をどう立て直すのか。その具体策こそが問われるべき

そんなのがあれば、まず自分自身で書けば良いだろうに、言論人としてのプライドがあるんだろ?(笑)

まあ、中国様に謝る、譲歩する、貢ぐなど、ふざけた意見以外に、どうしたらよいのか、アサヒなどはちっとも真剣に考えた事が無いんだろうね。

おっと、最後に「荒れ果てたアジア外交」ってのはきちんと「荒れ果てた特定アジア外交」に変えるべき。
むしろ日本としては、特定アジアとはこの際冷却期間を設けて、本当のアジア諸国と綿密な関係を結び、今まで中韓に向けていた無駄なパワーを、この際、欧州や中東とも関係を深めるために使い、世界中と良好な関係を結ぶべきだ、なんて事ぐらい書けば、「おおっ」とか思うんだけどな。(笑)

今の、野望を持つ独裁主義国の中国に対し、何かアクションを起こしてもムダだろうね。
荒れ果てた日中関係は、早急な解決ではなく、冷却期間を設けて時間をかけてゆっくりと構築すべきだろうね。
まあ、朝日にとっては、時間を掛けてゆっくり・・・等という選択肢は、最初から無いんだろうけど。(笑)

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コメント

どうして朝日は中国、朝鮮の肩ばかりもつのでしょう?何の利益が?基本的な質問ですみません。色々と読んでいるのですが、いまいち分からないんです。ご意見を伺えると助かります。

投稿: 邦子 | 1 09, 2006 00:57

邦子さん、コメントありがとうございます。

>>どうして朝日は中国、朝鮮の肩ばかりもつのでしょう?

あはは、いきなり難しい質問ですね。
書籍を探しても、いろんな意見を書いている本はありそうですが、私なりに現段階では理解している事を、端的に言えば、朝日新聞は昔から反政府、反国家主義(俗に言うリベラル)思想を持っているからだ、と言うことになりますか。

彼らから見れば、国民主権が絶対であり、政府は信用してはいけない、政府は国民の僕であり、奉仕者であり、国民が政府を監視しなければならない、と言う思想の元、基本的には反政府主義を貫くことが、民主主義を守ることだと思っているんでしょうな。
実際、歴史を紐解けば、民衆が圧政に苦しんだのは、その時の政府(支配者、権力者)が悪政を行った結果ですけどね、それを極度に結びつけて政府を監視、批判する事が権力者から民衆を守ると信じているんだと思っております。(もちろん、否定はしないけど、何事も限度があると思うだけ)


だから、諸外国と揉める事になれば、まずは、自分の政府を批判するのが、彼らの仕事になります。
中国の方が悪いじゃないか、と言う声もありますが、朝日新聞に取ってはそれは関係ないのです、外国政府はあくまでも外国であり、その国の国民の問題であり、あくまでも日本の政府がどうであるか、が彼らには大事なのです。
そして、外交で問題が発生するのは、政府が悪いからに決まっている、最初から決めて物事を見るからです。

ですから、ある意味批判をすることが主眼なので、そこには対案や現実的視点や、客観性などないケースも多く、今回のように単純に政府だけを批判すれば、それだけ多くの批判も受ける可能性があります。


 
あと、もう一つあります。
日本の思想体系として以前から2つあり、1つは親大陸派【親アジア主義、親儒教、親社会主義、親官僚制(=中央集権)、親全体主義、親人治主義】と、親英米派【親国際主義、親資本主義、親封建制(=地方分権)、親自由主義、親立憲主義】とに別れていると、あるぺージで見かけましたが、まさにその通りだと思います。
もちろん、朝日新聞は親大陸派ですよね、言うまでもなく。

朝日新聞の思想の根底には、反米英主義が戦前からあるので、その意味では現代に至るまで一貫していますね。
そして、現代の日本は親米ですので、当然、朝日としてはアメリカなどと手を組む日本政府には、徹底的に批判する図式になっているのではないか、と言うことですな。
中国様の言うとおりにしろ、ってな表現も、この米英ではなく大陸(中国)の方に向け、と言った事が含まれているんでしょう。


他にも、この辺りの事を推察して書かれている人は大勢います。
私は、現時点では、反国家主義であり、親大陸派であるから、そう理解している事にしています。

私は、ある人にあなたは民主主義者でなく、国家主義者であると言われましたので、朝日や日教組が目指すリベラルな思想が、民主主義と言うならば、恐らく私のは違いますので、国家主義者に見えるのでしょう、否定はしません・・・と言うか、したくないですな。(笑)

朝日が強烈な反国家主義を貫くのであれば、国家主義者であるなら、当然私とは衝突しますね。(笑)
また、親英米派だとか親大陸派だとか、自分では意識しませんが、少なくとも今の中国には魅力や信用、信頼など全くありませんせんので、これまた当然朝日とはぶつかるハメになるのは、当然でしょうか。

長くなりましたが、如何でしょうか?

投稿: akinopapa | 1 09, 2006 02:00

こんなに早く返信していただけるとは思っていませんでした。ご丁寧な説明有難うございます。Akinopapaさんの文章は常に分かりやすく、公平な視点をもとにされたご意見ばかりなので、常々参考にさせていただいています。お忙しいところ恐縮なのですが、もう一つ質問させて下さい。
<<特に朝日は、戦前は戦争を煽った事
とありますが、戦争とは日中戦争も含むのですか?朝日は新中派ではなかったのですか?因みに私は新聞、テレビなどの行き過ぎた自虐歴史報道に対しては日頃から猜疑心を抱いております。(だいたい偽善者も多すぎる)歴史は戦勝国がつくる。色々読んでいると最近特にそう思います。何事にも疑問を持ち、自分で調べることが重要であると痛感しております。すみません、何か脈絡のない文章になってしまって。ご意見よろしくお願いいたします。

投稿: 邦子 | 1 09, 2006 13:04

邦子さん、こんばんは。私はここでゲストライターとして時々記事を
書かせていただいている雷電というものです。もしかすると混乱させ
てしまうかもしれませんが、私なりの考えを少々書かせて頂きたいと
思います。

> <<特に朝日は、戦前は戦争を煽った事
>とありますが、戦争とは日中戦争も含むのですか?
>朝日は新中派ではなかったのですか?

 ・・・私の知る限り、満州事変(1931年)以降は朝日新聞も他紙と同
様に戦争に賛同する記事を書くようになっています。但し、2.26
事件(1936年)において報道機関で唯一襲撃されたのも朝日新聞ですの
で、他紙よりも“反軍的”だったと少なくても帝国陸軍(特に皇道派)
の側が見ていたことも確かです。

 しかし、翌年の盧溝橋事件(1937年)以降の日中戦争では既に他紙と
全く変わらない、むしろ戦争遂行を賛美し煽る過激な記事が踊るよう
になっています。それも、一般に言われているように『軍部の言論統
制で仕方なく書かされた』のではなく、実際はより発行部数を増やす
ため、ぶっちゃけて言えば“利益向上”のために軍部が頼みもしない
のに勝手に過激な内容の記事を書いていったのです(いわゆる『南京
事件』の“百人切り”記事もその延長上にあります。日本刀で本当に
人間の首を100回切断しようとすれば、刃こぼれや油の付着などで
日本刀が最低でも20~30本は必要なのです。1人あるいは数人の
兵士が、本来は士官でなければ持つことすら出来ない大切な日本刀を
そんなに粗末に扱える訳がないのです)。実際に言論統制をするよう
になり、強制的に“戦争賛美”記事を書かされるようになるのは真珠
湾攻撃より少し前あたりからです。

 話は多少それましたが、朝日新聞は“親中派”であるのではなく、
どちらかと言えば“反米派”なのだろうと思います。つまり、戦前は
軍部に対する“反権力”とそれが抑圧されてからより明瞭になる世界
を牛耳るアングロサクソン国家とくに米国に対する“反権力”。戦後
は、長らく政権の座にある自民党そして相変わらず世界を牛耳ってい
る米国への“反権力”、ということです。国際社会における中国の立
場と、国内における自らの立場がオーバーラップするのかもしれませ
んね(笑)。


(ここから後は余談です[しかも長い]。読み飛ばして結構です。)

 加えて言うと、朝日新聞が親中国的なのは権威主義的なもの同士だ
からだと思いますね(笑)。 Akinopapaさんもおっしゃるように、一般
には朝日新聞は“リベラル”等といわれていますが、私はそうは思い
ません。リベラルならどうして戦後の一連の民営化に常に反対し続け
てきたのか全く説明出来ません(寧ろ歓迎すべき)。国家が何でも面倒
見てくれることの一体どこがリベラルなのか?。規制緩和にいちいち
ケチをつけることの一体どこがリベラルなのか?。つまるところ彼ら
の言うリベラルというのは、単に自民党が強力に推し進めようとする
政策やその手法が気に入らない場合に批判を心地よい響きにするため
の“枕詞(まくらことば)”に過ぎません。彼らの主張をよく聞くと、
実は社会主義的・官僚主義的なだけなのですよ。大きな政府が良い、
規制は国民を守るために必要、福祉はより充実!、などと政府に負担
のかかるような都合の良い主張ばかりあげつらっておきながら、自ら
がその規制の対象になろうとすれば念仏のように“報道の自由”を叫
び、予算が足りないから増税しようとすれば反対する体たらく・・。

 朝日新聞それ自体も、他の民間会社と比較して東大卒のエリートが
幅を利かせる官僚顔負けの“肩書き”社会であり、そして記者会見の
場では他紙記者を押しのけて一番前に平気で陣取るような、おおよそ
“リベラル”等とはかけ離れた権威主義的な行動を恥ずかしげも無く
する組織なのです(後者は他紙記者をしている友人から直接聞いた話
です。他紙の記者がこういうことをすることは絶対あり得ません)。
こういった行動様式を持った組織であれば、なんだかんだと言っても
自由(リベラル)を尊ぶ米国の首脳よりも、中国共産党の面々とのほう
がウマが合うのも当然のことでしょう(笑)。


 更に加えて、朝日新聞が“反権力”のためには何でもやる!という
一例を紹介します。A級戦犯であった岸信介が首相在任中、元軍人の
辻政信という人物が潜伏先の東南アジアから帰国し、“反”岸を掲げ
て国政選挙に出馬した際、こともあろうに彼を“作戦の神様”などと
煽てた記事を掲載しました。実際のところ、この人物はノモンハン事
件では現場指揮官に無茶な作戦を“指導”し、くわえて“バターン死
の行進”の実質的な主犯格でもある旧帝国陸軍の“下克上体質”を体
現した典型的な人物です。つまりは、軍隊の規律を参謀の立場を利用
して蔑ろにし、いたずらに兵士を死に追いやり、上官を非人道的行為
の責任者に至らしめ、肝心の作戦参謀としての手腕なぞついぞ見せた
こともなく(作戦の神様など、とんでもありません(笑))、終戦になっ
たらなったでB,C級戦犯が確実な自分の身かわいさに東南アジアに
身を潜め、一連の裁判が済んで無事と分ればさっさと帰国してくる、
実に狡猾で身勝手な人物なのです。

 ですから、先の戦争を“正しい戦争”と主張しているような人物で
さえ彼を肯定的に評価する人などいない、それぐらいの人物なのです
よ。本来であれば、朝日新聞こそがこういった軍国主義の“暗黒面”
を体現したような人物の国政選挙出馬を強く批判して然るべきなので
すが・・。まぁ所詮、朝日新聞というところはそういうところだ!と
いうことですね(笑)。ですから、現在は小泉批判に熱心ですが、今後
もっと中韓に率直な物言いをする首相が就任するようにでもなれば、
一転して「小泉政権の頃は良かった」等と戯言をのたまう日も意外に
近いかもしれません。現に、中曽根元首相が既にそんな扱いになって
る感じですし・・。

投稿: 雷電 | 1 09, 2006 20:34

邦子さん、コメントありがとうございます。
書いている方も、反応がある方が嬉しいですよ。(笑)

>>戦争とは日中戦争も含むのですか?朝日は新中派ではなかったのですか?

雷電さんに、先に書かれちゃいましたね。(笑)

私も、朝日新聞は、結局はその時の時代によって、主張はコロコロ変わっておりますが、結局のトコロ、親中国と言うよりは、反英米派としてのスタンス、もっと言えば、反権力派のスタンスだけは一貫しているような気がします。

満州事変の前は、朝日新聞のスタンスはどうだったか失念しておりますが、日露戦争では主戦論を展開させておりましたし、日中戦争が始まった時、世界の誰が日本を「強く」批判したのか・・・そうです、特にアメリカが日本の中国進出を批判しておりました。

それが結局は、その後のアメリカの対日外交に現れ、最終的に第二次世界大戦の方向に行かせたのですから、朝日新聞のスタンスとして当然、主戦論に向かったとして、何ら不思議は無い気がします。


まあ、反権力派の立場を一貫して守っているのは、確かにある面で、それはそれで素晴らしいとは思います。
しかし、同時に中身ではなく、単に権力側に対して批判する事が、自分達の使命だと思い込んだ時点で、思考の停止になってしまったのだと思っております。

要は権力側に対しての批判のみ、彼らの考える正義があるからこそ、その主張に客観性が損なわれ、権力者の立場、考え、スタンスに関係なく、単に批判をするだけになってしまい、平気でダブルスタンダードで記事を書けるようになったんでしょうな。

つまり、政治の中身ではなく、野党は与党のやることに、何でも「ハンターイ」と叫んでいれば、自分達の存在意義があると勘違いしているのと、よく似た構図だと思っています。
でも、昔は「反権力者」「権力者批判」は、学識の高い人に好まれたので、朝日新聞も幅広い支持を得ておりましたが、いつまでも中身で語れないからこそ、人が離れていっているのですが、そこに気づかないのでしょう。

投稿: akinopapa | 1 09, 2006 22:48

雷電さん、こんにちは、お久しぶりです。

まあ、朝日は「昔」はリベラルだと言われておりましたよね。
でまあ、明確な線引きは出来ませんが、確かに戦後から高度経済成長期の一時期は、そんな面もあったかも知れませんが、現代においては、内部に抱える矛盾を解決出来ずに、もはやメタメタの展開になっている気がします。
 

朝日は、結局は「結果を決めて」取材、記事を書くので、従軍慰安婦やもはや伝説の人となった、本多勝一のような記者が出てくるんでしょうな。
百人斬りなぞ、その典型例ですな。


受験時代には、よく読ませて頂きましたし、学生の頃、奨学生として朝日新聞の配達をしておりましたので、あまり悪く言いたくはないのですが、最近の朝日はどうしようもないですね。

まあ、私たちの時代は、新聞がメディアの全てでしたので、かなり鵜呑みしていた部分はありましたが。

本年もよろしくお願いします。

投稿: akinopapa | 1 09, 2006 23:05

akinopapaさん、雷電さん、本当に有難うございます。大変参考になりました。ところで、私は日頃から櫻井よしこさん、田中宇さんのプログを読んでいるのですが、お二人はこの方達の考えをどのように捉えていらっしゃいますか?

投稿: 邦子 | 1 10, 2006 00:02

すみませんもう一つ。SAPIO(小学館発行の雑誌です)とNEWSWEEK日本版については?

投稿: 邦子 | 1 10, 2006 00:05

邦子さん、こんにちは。

>>私は日頃から櫻井よしこさん、田中宇さんのプログを読んでいるのですが、お二人はこの方達の考えをどのように捉えていらっしゃいますか?

そうですねー、あくまでも私の場合ですが、当たり前の話になりますが、彼らの意見に賛同する場合もあるし、賛成しかねる場合もあって、考察そのものを参考にさせてもらう事はありますが、決して心酔する事もない、ってな感じでしょうか。

ただ、ここ数回、私はブログで朝日新聞を叩いておりますが、その内容は非常に櫻井よしこさんの考えに近いと思うし、靖国や特定アジアを巡る発言、在日外国人参政権反対などは、女史の考えを賛同する立場にいますので、今のところは、嫌いじゃないですね。
もう2年越し前になりましたが、このブログでも櫻井よしこ氏について書きました。

(報道2001での櫻井女史 akinopapa 2004.11)

結局、2004年から靖国問題の本質は変わっていないのですね。
どちらどう、と言うのではなく、私から見れば櫻井よしこ女史の意見が正論に思えるんだけど、朝日など国内新聞社などは、そうは思えないと言う構図が、もう何年も続いているわけですな。


田中宇さんの場合は・・・
櫻井さんとは随分雰囲気も違う感じで、彼の場合はインターネットを駆使し、世界中から情報を集めて、彼らなりの奇抜な考え方で分析するので、判断が難しいですな。
ただ彼は、強固な反米主義者なので、視点が常にそちらから見ているので(その意味ではフラットとは思えない)、そこが少し彼の考え方に乗れないところかな。


>>すみませんもう一つ。SAPIO(小学館発行の雑誌です)とNEWSWEEK日本版については?

SAPIOはあまり読まないですね、嫌いじゃないけど。
ただ、朝日よりはよほど「リベラル」だと思うけど。(笑)

NEWSWEEK日本版は、雷電さんは読まれていたと思いましたが。
私も、雷電さんの影響で、たまに買って通勤時に電車で読みますが、定期購読までは至っていません。


投稿: akinopapa | 1 11, 2006 01:19

今回もご丁寧に有難うございました。ではまたの機会に。

投稿: 邦子 | 1 11, 2006 02:05

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