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11月 22, 2005

新興宗教、「南無阿弥陀仏」の代わりに「無防備地域」を!

最近、帰りが12時を回るので、何も書けない状態が続いているので、少々欲求不満です。(笑)

今日も12時回っていますが、いい加減に記事を更新していないのに、わざわざ足を運んで下さっている方もいらっしゃるので、少しだけは書いておきます。
いつものように、長文はムリですが。(笑)



「無防備地域」宣言 国防協力を拒否? 21自治体、条例化へ署名運動

 ジュネーブ条約で有事の際に攻撃が禁じられている「無防備地域」の宣言をするよう地方自治体に求める運動が全国に広がりをみせている。これまでに宣言条例が成立した例はないが、確認されただけで二十一区市町で署名活動などが進められている。国の責任で行う防衛行動を自治体が制約することには疑問があるほか、国民や自治体に協力を定めた国民保護法、武力事態対処法に正面から反する問題点も指摘されている。 
 運動が展開されているのは、札幌市、苫小牧市、東京都国立市、神奈川県藤沢市など二十一区市町(判明分)。「宣言すれば平和を確保できる」「武力攻撃を免れることが可能」などの合言葉で戦争不参加や反戦を呼びかけ、自治体に「無防備地域」宣言の条例制定を請求するため署名運動などが進められている。
 すでに全国規模の連絡組織もできており、署名が法定数に達した大阪市、大阪府枚方(ひらかた)市、兵庫県西宮市などでは市議会に条例が提出されている。
 ジュネーブ条約追加第一議定書は「紛争当事国が無防備地域を攻撃することは手段のいかんを問わず禁止する」と規定。敵国の占領や攻撃に対し、抵抗も武装もしない地域を無防備地域とし、敵の無血占領を認め、無条件降伏を宣言することで、消耗戦や敵の不必要な攻撃をやめさせ、住民の無用の犠牲を防ぐのが本来の狙いだ。
 ただし、地域に指定されるには、(1)すべての戦闘員や移動兵器、移動軍用施設が撤去されている(2)固定された軍用施設や営造物が敵対目的に使われていない(3)当局や住民による敵対行為がない(4)軍事行動を支援する活動がない-などが必要条件。宣言してもこうした条件を満たせない場合は背信行為とみなされる。
 しかし、自衛隊の施設などの管轄権は自衛隊法で内閣総理大臣にあると規定され、地方自治体には与えられていない。政府や自衛隊などと合意なしに戦闘員や軍事施設の撤去などを地方自治体が実行することは非現実的だ。
 国民保護法なども自治体に国の方針に基づく協力義務を定めており、自治体が条例でこうした条件を確保する規定を勝手に盛り込む行為は、国防への協力拒否を意味するだけでなく、仮に条例が制定されても法律違反として無効とみなされる可能性が高い。
 ジュネーブ条約はこれまでも守られないケースが多々あり、「条約に依拠して宣言したところで地域住民の安全は守れない」といった声も出ている。
 これまでに、条例を可決した自治体はないものの、運動自体は次々と別の地域で展開される状況が続いている。

(産経新聞) - 11月21日2時52分更

真面目な運動なのか、少し信じられないところですが、日本人は宗教にのめり込むことなく、ここまでオツムが平和になっちゃったのかと呆れる思いでこの記事を読みました。

まず、「戦争は狂気である」という大前提を、全く見失っている。
戦争とは、殺し合いの好きな野蛮人が、暴力的な行動をするコトで、人間の欲を満たすもの、などの単純な思考回路しか持っていないのだろう。
まあ、単純な思考とは、それは時には最大の武器にもなるが、この場合は要するに無知であり、単なる自己満足なのでしょうな。

戦争反対、それだけを呪文のように唱えておけば、戦争など起きないなどと信じる新興宗教と同じですね、単なる自己満足にパフォーマンスにしか過ぎない。
戦争は狂気であり、実際に目の前で親や兄弟、子供が殺されて「約束が違う!!」などと泪を溜めて訴えても、時間は元に戻らないんだが。


 
この手のコトを見るにつけ、毎回思うのだが、国防の放棄を訴えて、戦争が起きないなどと思うのであれば、まずは警察から銃器を取り上げればどうなんだ?
それで、本当に世の中の人は、みんな争いごとや、傷つけ合うコトが無くなる、本当にそう思っているなら、まずは自分の街からそれを実行して欲しいですね。
それで、それが本当に警察などから武器を取り上げた結果、治安が良くなったと言い実績があれば、賛同者も増えるだろうね。


 

ジュネーブ条約で有事の際に攻撃が禁じられている「無防備地域」の宣言をする

まずは、無防備にすれば、攻撃されないと思っている点で、先の大戦で降伏した日本国民が、どのような目にあったか知らない点で、学習能力が無いと笑うところだが、仮に、宣言したとして、それはどういう意味か。
つまり、無条件降伏ですな。


ジュネーブ条約には、確かに『いかなる手段によっても紛争当事国が無防備地域を攻撃すること』を禁止ししているが、その無防備地域に四つの条件をあげているのを知っているのだろうか。


.すべての戦闘要員並びに移動兵器及び移動軍用設備は、撤去されていなければならない。(戦闘員・移動兵器の撤去)
2.固定の軍用施設又は営造物を敵対目的に使用してはならない。(固定した軍用施設などの使用禁止)
3.当局又は住民により、敵対行為がなされてはならない。(敵対行為の禁止)
4.軍事行動を支援する活動が行われてはならない(軍事行動を支援しない)


言うまでもなく、日本は地方自治体が自衛権を持っているわけでも、自衛隊を組織しているわけではない。
いくら地方自治体そのものが、「うちは軍事関連が放棄している」と主張しても、自治体そのものに、日本の自衛隊を動かす指揮権もなければ、能力もなく、敵対国からみれば「小泉の平和を願うために靖国に参拝するのだ」という理屈以上に、「そんなの信じられるか」という話しになるのは当たり前ですな。(笑)


 
それ以前に、自治体が「無防備地域」を宣言するからには、「うちは無防備です、降伏します、だから日本を攻め込む時は、うち以外の別の自治体に攻め込んでください、自由に侵略してください」って公言しているようなものでしょ。
日本人として、自分と違う土地に住んでいても、侵略者には頑として抵抗し、日本人を守ると言う気概がなくては、国など守れないのだが、この無防備宣言だけは、自分だけは助けてくださいと言っているようなもので、情けなくなる。

まあ、以前にも国防とは、軍隊だけがあってもダメだと書きましたが、軍隊組織や能力も当然だが、国民そのものが「国を守る」という意識に置いて高いレベルを持っていなければ、国など守れないのは言うまでもない。
それを否定し、弱体化させようとしているのだから、この運動の推進者は敵国の息の掛かったものであるの可能性もあると思うけど、単純に無知な人間という可能性も、捨てきれない。(笑)


 
ネットで調べたら、こんなやりとりが載っていた。


 Q「無防備地域とはどういう地域か」
 A「占領のために開放された地域です」

 Q「それはどういう地域か」
 A「いわば無血開城、無抵抗の地域」

 Q「占領軍が来たときに白旗を掲げて、どうぞ占領してください、ということですね」
 A「おっしゃるとおりです」

 ここで議場には失笑が漏れた。質疑は続く。

 Q「宣言主体はどこか」
 A「外務省の見解では国。防衛に権限を持つものしかできない」

 Q「平時に宣言をあげて、誰に通告するのか」
 A「わかりません」(再び失笑)

大阪市会平成十六年第一回臨時会のコトのようだ。質問者は自民党市議、答弁者は市の総務課長。
総務課長の立場は知らない、自分は違う意見でも、上からの指示を守るのは、サラリーマンとて同じ。
ただ、これを本気で考えている人間がいる、と言う点に、もっと日本人は反面教師として危機感を覚えなければいけない、そう思う。

南無阿弥陀仏と唱えていれば、極楽浄土に行けると個人が信じることは、問題ないと思っている。
同時に、「戦争反対、軍隊反対、無防備地域宣言」だけを唱えていれば、世界は平和になると思うのも、個人の中で思うことは良いし、それを布教活動するコトも良いだろう。

ただし、多くの人は「南無阿弥陀仏」と単純に唱えていれば幸せになれるなど、常識で思っていない。
唱えたとしても、同時に、いろんな面で、自分が精一杯努力して、生きてきた人のみ、その価値を得られる、ただ唱えていれば、願いを叶えてくれる的な、他力本願では、誰も力を貸さないし、耳も傾けない。

平和も同じ事だ、短絡的に考えて、自分が何を言っているのか理解せず、いざ、自分の肉親や友人が目の前で殺されてから、泣いて後悔する、そんな愚かな人間にはなりたくない。
少なくとも、現代においては、夢物語過ぎる。


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コメント

これって、いわゆる“市民団体”が仕掛けている
運動の1つなのか、産経の記事だけではイマイチ
図りかねますよねぇ。

私はなんとなく、国政レベルでは今後も影響力を
行使出来る見込みの全くない社民党や日本共産党
あたりの自称“革新勢力”による地方レベルでの
生き残り(存在意義)をかけた一種の半地下活動
なのではないかと疑ってます(笑)。自分さえ安全
ならそれで良い・・、彼らの“一国平和主義”と
思いっきり思想がかぶりますしね。キチンと調べ
てはいませんが、検討が進んでいる自治体っての
は所謂“革新勢力”の勢力がまだ比較的強いとこ
ろばかりのような・・。

しかし、自分達だけ安全ってさぁ隣の町に核兵器
使用されたらどうすんのぉ?。まさか、迫り来る
爆風や放射能に向かって「ジュネーブ条約が云々
」等と説得して退散して頂くつもりなんでしょう
か?(爆)。そんな便利な“魔法”が存在するのな
ら、今すぐ御教示願いたいものです。

投稿: 雷電 | 11月 23, 2005 15:52

雷電さん、コメントありがとうございます。

返事が遅れてすみません。
私は、何となくきな臭い感じを受けるんですな。

人間誰しも、世界は平和であって欲しいと願うし、戦争が無くなって欲しいと思っています。
でも、その純粋な人の気持ちを利用して、ジュネーブに協約にある無防備地域宣言を悪用して、自分の運動思想を、何も知らない一般市民に誤魔化して、騙して浸透させようと言う、その考えそのものが気に入らないんですね。

何と言って良いのか、私には難しすぎて上手く言えませんが、何をもって平和というのか、これも難しい問題です。

今の日本は戦後、大規模な侵略戦争を受けていないコトを平和と考えるのか、それとも、軍隊そのものが無い世界を平和とするのか、その目指す方向性もきちんと考えておくべきで、今回の無防備地域宣言は、その方向性が全く見えない、無謀な運動にしか見えない時点で、怪しいんですよ。

投稿: akinopapa | 11月 27, 2005 00:10

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