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11 23, 2005

セコイぞ、中国!

ひさしぶりに投稿の雷電です。まずは、昨日の記事から・・


外相の靖国発言を非難 「遊就館」めぐり中国
【北京22日共同】中国外務省の劉建超副報道局長は22日、麻生太郎外相が
先に靖国神社の展示施設「遊就館」について「戦争美化でない」などと述べた
ことについて「麻生氏は当時の歴史に正しく向き合う勇気がないことを証明し
た」などと非難した。
 12月にマレーシアで開かれる東アジア首脳会議で日中首脳会談を行う可能
性については「日本側が正しく歴史に向き合うことが必要」との立場を示し、
靖国問題で日本側が譲歩しなければ会談実現は困難との見解をあらためて表明
した。
 副局長は「遊就館は日本軍国主義を美化する『靖国史観』の核心的施設だ」
とした上で「日本は靖国問題の深刻さと微妙さを認識し、理性的かつ責任ある
態度を取るべきだ」と指摘した。


例によって、という感じですね(笑)。いつもの「悪ガキを説教する教師ヅラ」
という中国お得意のヤツ。まぁしかし、ど~しても中国共産党御公認の“歴史
認識”を日本に押し付けたいようですなぁ。外国の閣僚に思想教育とは、相変
わらずイイ度胸してます、呆れるほどに・・。

そして、彼らはセコイ(爆)。日本政府は、何か言われた時になかなか反論しな
いのでもっと反論するなり自らの見解なりをもっと積極的にして欲しいと正直
思う。その点では確かに中国政府を見習ってもよいでしょう。しかし、それも
程度問題。今回もそうですが、日本政府の要人がなにか口を開けば速攻で反論
しますけど、何でもかんでも手当たり次第(笑)。まるで、気に入らない発言が
あると必ず5分以内で“ケチ”レスをつけてくるネットストーカー状態(笑)。
実際、(中国)国内では政府批判の発言を速攻でムキになって削除しまくってる
ということですから、今回の行動もその延長線上にあるのだろうと考えたほう
がわかりやすい。まぁ、ご苦労なことですな、いらん苦労だけど(爆)。

加えて言うと、民間施設の付属施設であるだけの『遊就館』になにケチつけて
んだよ(笑)。ニューズウィーク11月2日号の記事(25ページ)にもあるよう
に、奉納金や寄付金で成り立っている純然たる民間施設。政府の助成など一切
無い施設なんぞ相手にするほど奴らはヒマしてるのか(笑)?。それならいっそ
靖国参拝反対!等とヌルいことをグズグズ言ってないで「自民党をぶっこわす
ついでに、靖国もぶっこわせ!」ぐらいの気の効いたことが言ったらいいのに
ねぇ(笑)?->中国政府。強面の報道官ってのもまぁいいけど、ワンパターン
もなんですし、たまにはもう少しウィットやユーモアのあるセリフを聞きたい
ものですな。尤も、彼らのお陰で靖国神社も(遊就館も)以前より随分と有名に
なりましたから、靖国神社のHPで「中国政府さん、靖国を有名にしてくれて
ありがとう!!!。」等と皮肉タップリなメッセージを特大フォントで出して
あげるのも良いかもしれません・・(笑)。

しかし、中国人民にいかなる危害も加わらないし、また中国人民や政府の財産
にいかなる損害も与えることがない、客観的に見れば実に些細な問題にこれ程
までに拘る“常任理事国”様には、本当に呆れるほかはない。世界のリーダー
として他にやることが幾らでもあるでしょうに、こんなことにエネルギーを使
ってるということ自体、彼らが如何に“常任理事国”としての真の自覚が完全
に欠落しているか、如何に図体がデカイだけで矮小な国家であるかの証左とも
言えましょう。『アメリカの覇権が云々』とか『日本はアメリカの愛人』等と
言葉だけは威勢が良いけど、実際の安保理ではアメリカ提案の案件に“反対”
はせず大抵は“棄権”でお茶を濁している“ヘタレ”ぶり(笑)。そして唯一、
常任理事国の権力をフルに使ったのが、例によって日本の常任理事国入り潰し
‘だけ’だったり・・(爆)。

まぁしかし中国側の意図がどうあれ、兎にも角にも“人生いろいろ”ひいては
“歴史認識いろいろ”の小泉首相を首班とする内閣の閣僚にこのようなチンケ
な脅しは通用しませんわなぁ(笑)。いい加減、彼らもすこしは学習して欲しい
ものです。

私の思うに実際のところ、中国はいつもと違って日本が言うことをちっとも聞
かず、そうなることによって初めて『相手が素直に聞いてくれないと、この手
は全然意味を為なさないんだ~』ということ、つまり簡単に“袋小路”状態に
陥ってしまうことに気づいた。さりとて、一旦言い出してしまった以上、今更
『靖国オッケー』とも言えない。取り敢えず、自分らで何とか有効な打開策を
見出すか日本側がいつものように折れてくれるまでとにかく首相&外相級会談
(正論をガツンと言われたら正直困るし、ボロが出るとも限らないし・・)は
避けておこう!というのが本音ではないでしょうか?。北京で報道官が声明を
発表する分には、大本営発表!!!の如く幾らでも威勢のいいことが言えます
しね(笑)。

要は、一見強気で自らの優位性を示しているかのように見えますけど、実際は
自ら火を付けた問題から取り敢えずは体よく逃げあわよくばいつものパターン
(日本側の謝罪)が再現されることを待っている、という極めて“他力本願”的
な行動でしかないということです。報道官の強面ぶりに『あぁ、中国様がお怒
りになっている。早く謝罪して関係改善に動かないと・・』等と嘯く“媚中”
勢力(加藤紘一ほか多数)に騙されてはいけません(笑)。この問題は、日本次第
もっと言えば日本に主導権があるのです。彼らに問題解決能力はなく、そうで
ある以上は解決のカギを握る日本に対し(本当に解決したければ)何らかの妥協
をするしかないのです。この点を踏まえ、日本政府には軽挙妄動を慎みどっし
りとそしてじっくりと対応する事を強く望みます。決して相手の“いいなり”
にだけはならないように!!!。

ただし、現状では相手は「会うつもりはない!」と言ってるんだから、基本的
に暫くは放っておくのが良いでしょう。個人の関係でも、片方が会いたくない
と強行に言ってるのにもう片方がそれを無視して会おうとすると却って逆効果
で、大抵相手の態度は更に硬化するもの(笑)。それに日本だけが会おうとする
と「中国の罰(=会ってあげない宣言(笑))に対し赦しを乞う日本」という構図
に嵌ってしまう恐れもある(多分、それも中国側の狙いの1つでしょう)ので、
これ以上未練がましく中国に迫るのはやめるべきでしょう。実際会わなくても
とりたてて問題はないでしょうし、放っとけば“既成事実”化するということ
にもなります。まぁ、それがいやなら一方的な声明以上の何らかの対話をする
必要に(中国側が)迫られます。そうなれば、彼らのほうから日本にアプローチ
せざるを得ないはずです。

自分でも書いててやや楽観的過ぎるきらいがあるとは思いますが、先に書いた
ようにこの問題は『中国人民にいかなる危害も加わらないし、また中国人民や
政府の財産にいかなる損害も与えることがない』性質のものです。それをこれ
以上大きな問題にしたいとは流石に中国側とて望んでいないでしょう。少なく
ても現状では駐日大使の召還はしていない(そういう話も無い)し、経済制裁を
する気配も無い(市場経済にこれだけどっぷり浸かっている以上、今更そんな
バカな真似はしようにも出来ないと思うけど・・)等がそれを証明してるもの
と考えています。

で、韓国は・・、当然「シ・カ・ト」(爆)。いまや米韓関係は形だけのもの。
実際、最近は中国の属国であるかのような発言・行動が頻発していますので、
それこそ完全に放っておけばイイでしょう。大統領も“超”ヘタレだし(笑)。


<蛇足>

あと、「セコイなぁ!?」と心底思ったのは先日のAPECで小泉首相が中韓
との関係は問題ない!みたいなことを言ったところ、実に素早く北京の報道官
が「靖国が・・」といういつもの反論をしたこと。そんな回りくどい事しない
でさぁ、言った本人が国家元首の目の前にいるんだし、そんなに気に食わない
んなら本人の襟首つかんでガツン!と言やぁいいじゃん(笑)。口を聞かない!
という(彼らが勝手に決めただけの)お約束を守りたいのであれば、コキントー
なり随員なりが現地(釜山)で緊急記者会見でもなんでもやって反論すればいい
だけでしょう???。幸いにも、そういう“お言葉”を待ち望んでいる韓国の
記者が多数待ち構えているのですから、尚更効果が期待出来る筈なのに・・。

反日デモの直後にインドネシアで1度日中首脳会談がありましたが、あの時も
小泉首相は結構自信ありげな顔をしていたのに比べ、一方のコキントーの方は
終始冴えない表情であったことや、つい先日の米中首脳会談の後の表情(伝聞)
からも、どうも彼は正論をストレートにぶつける類の人間との会談を不得意に
している感じがします。相手を軽くいなす、といったことが出来ない“根っか
らマジメ”タイプなのかなぁ?->コキントー。
(そういう意味では、小泉首相は歴代首相の中でもかなりイイ線いってるなぁ
 と思います。まぁ、いつも“人生いろいろ”って調子でも困りますけど。)


以上を無理やり川柳で表現すると・・

 コキントー そんなに純ちゃん 怖いのか?

という感じ(爆)。片や選挙も経ることもなくインチキ教育(大躍進政策や文化
大革命などの惨事は全く教えない)で人民を騙しつつ賞味期限の切れた“共産
主義”“社会主義”の代わりに“経済成長”というアメで誤魔化している中国
のコキントーと、ようやく当たり前のことを当たり前に主張出来るようになり
アジアで最も民主主義が定着した日本における総選挙で史上空前の大勝利を収
めた小泉首相・・。ある意味、恐れるのも無理はない気がします。

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11 22, 2005

新興宗教、「南無阿弥陀仏」の代わりに「無防備地域」を!

最近、帰りが12時を回るので、何も書けない状態が続いているので、少々欲求不満です。(笑)

今日も12時回っていますが、いい加減に記事を更新していないのに、わざわざ足を運んで下さっている方もいらっしゃるので、少しだけは書いておきます。
いつものように、長文はムリですが。(笑)



「無防備地域」宣言 国防協力を拒否? 21自治体、条例化へ署名運動

 ジュネーブ条約で有事の際に攻撃が禁じられている「無防備地域」の宣言をするよう地方自治体に求める運動が全国に広がりをみせている。これまでに宣言条例が成立した例はないが、確認されただけで二十一区市町で署名活動などが進められている。国の責任で行う防衛行動を自治体が制約することには疑問があるほか、国民や自治体に協力を定めた国民保護法、武力事態対処法に正面から反する問題点も指摘されている。 
 運動が展開されているのは、札幌市、苫小牧市、東京都国立市、神奈川県藤沢市など二十一区市町(判明分)。「宣言すれば平和を確保できる」「武力攻撃を免れることが可能」などの合言葉で戦争不参加や反戦を呼びかけ、自治体に「無防備地域」宣言の条例制定を請求するため署名運動などが進められている。
 すでに全国規模の連絡組織もできており、署名が法定数に達した大阪市、大阪府枚方(ひらかた)市、兵庫県西宮市などでは市議会に条例が提出されている。
 ジュネーブ条約追加第一議定書は「紛争当事国が無防備地域を攻撃することは手段のいかんを問わず禁止する」と規定。敵国の占領や攻撃に対し、抵抗も武装もしない地域を無防備地域とし、敵の無血占領を認め、無条件降伏を宣言することで、消耗戦や敵の不必要な攻撃をやめさせ、住民の無用の犠牲を防ぐのが本来の狙いだ。
 ただし、地域に指定されるには、(1)すべての戦闘員や移動兵器、移動軍用施設が撤去されている(2)固定された軍用施設や営造物が敵対目的に使われていない(3)当局や住民による敵対行為がない(4)軍事行動を支援する活動がない-などが必要条件。宣言してもこうした条件を満たせない場合は背信行為とみなされる。
 しかし、自衛隊の施設などの管轄権は自衛隊法で内閣総理大臣にあると規定され、地方自治体には与えられていない。政府や自衛隊などと合意なしに戦闘員や軍事施設の撤去などを地方自治体が実行することは非現実的だ。
 国民保護法なども自治体に国の方針に基づく協力義務を定めており、自治体が条例でこうした条件を確保する規定を勝手に盛り込む行為は、国防への協力拒否を意味するだけでなく、仮に条例が制定されても法律違反として無効とみなされる可能性が高い。
 ジュネーブ条約はこれまでも守られないケースが多々あり、「条約に依拠して宣言したところで地域住民の安全は守れない」といった声も出ている。
 これまでに、条例を可決した自治体はないものの、運動自体は次々と別の地域で展開される状況が続いている。

(産経新聞) - 11月21日2時52分更

真面目な運動なのか、少し信じられないところですが、日本人は宗教にのめり込むことなく、ここまでオツムが平和になっちゃったのかと呆れる思いでこの記事を読みました。

まず、「戦争は狂気である」という大前提を、全く見失っている。
戦争とは、殺し合いの好きな野蛮人が、暴力的な行動をするコトで、人間の欲を満たすもの、などの単純な思考回路しか持っていないのだろう。
まあ、単純な思考とは、それは時には最大の武器にもなるが、この場合は要するに無知であり、単なる自己満足なのでしょうな。

戦争反対、それだけを呪文のように唱えておけば、戦争など起きないなどと信じる新興宗教と同じですね、単なる自己満足にパフォーマンスにしか過ぎない。
戦争は狂気であり、実際に目の前で親や兄弟、子供が殺されて「約束が違う!!」などと泪を溜めて訴えても、時間は元に戻らないんだが。


 
この手のコトを見るにつけ、毎回思うのだが、国防の放棄を訴えて、戦争が起きないなどと思うのであれば、まずは警察から銃器を取り上げればどうなんだ?
それで、本当に世の中の人は、みんな争いごとや、傷つけ合うコトが無くなる、本当にそう思っているなら、まずは自分の街からそれを実行して欲しいですね。
それで、それが本当に警察などから武器を取り上げた結果、治安が良くなったと言い実績があれば、賛同者も増えるだろうね。


 

ジュネーブ条約で有事の際に攻撃が禁じられている「無防備地域」の宣言をする

まずは、無防備にすれば、攻撃されないと思っている点で、先の大戦で降伏した日本国民が、どのような目にあったか知らない点で、学習能力が無いと笑うところだが、仮に、宣言したとして、それはどういう意味か。
つまり、無条件降伏ですな。


ジュネーブ条約には、確かに『いかなる手段によっても紛争当事国が無防備地域を攻撃すること』を禁止ししているが、その無防備地域に四つの条件をあげているのを知っているのだろうか。


.すべての戦闘要員並びに移動兵器及び移動軍用設備は、撤去されていなければならない。(戦闘員・移動兵器の撤去)
2.固定の軍用施設又は営造物を敵対目的に使用してはならない。(固定した軍用施設などの使用禁止)
3.当局又は住民により、敵対行為がなされてはならない。(敵対行為の禁止)
4.軍事行動を支援する活動が行われてはならない(軍事行動を支援しない)


言うまでもなく、日本は地方自治体が自衛権を持っているわけでも、自衛隊を組織しているわけではない。
いくら地方自治体そのものが、「うちは軍事関連が放棄している」と主張しても、自治体そのものに、日本の自衛隊を動かす指揮権もなければ、能力もなく、敵対国からみれば「小泉の平和を願うために靖国に参拝するのだ」という理屈以上に、「そんなの信じられるか」という話しになるのは当たり前ですな。(笑)


 
それ以前に、自治体が「無防備地域」を宣言するからには、「うちは無防備です、降伏します、だから日本を攻め込む時は、うち以外の別の自治体に攻め込んでください、自由に侵略してください」って公言しているようなものでしょ。
日本人として、自分と違う土地に住んでいても、侵略者には頑として抵抗し、日本人を守ると言う気概がなくては、国など守れないのだが、この無防備宣言だけは、自分だけは助けてくださいと言っているようなもので、情けなくなる。

まあ、以前にも国防とは、軍隊だけがあってもダメだと書きましたが、軍隊組織や能力も当然だが、国民そのものが「国を守る」という意識に置いて高いレベルを持っていなければ、国など守れないのは言うまでもない。
それを否定し、弱体化させようとしているのだから、この運動の推進者は敵国の息の掛かったものであるの可能性もあると思うけど、単純に無知な人間という可能性も、捨てきれない。(笑)


 
ネットで調べたら、こんなやりとりが載っていた。


 Q「無防備地域とはどういう地域か」
 A「占領のために開放された地域です」

 Q「それはどういう地域か」
 A「いわば無血開城、無抵抗の地域」

 Q「占領軍が来たときに白旗を掲げて、どうぞ占領してください、ということですね」
 A「おっしゃるとおりです」

 ここで議場には失笑が漏れた。質疑は続く。

 Q「宣言主体はどこか」
 A「外務省の見解では国。防衛に権限を持つものしかできない」

 Q「平時に宣言をあげて、誰に通告するのか」
 A「わかりません」(再び失笑)

大阪市会平成十六年第一回臨時会のコトのようだ。質問者は自民党市議、答弁者は市の総務課長。
総務課長の立場は知らない、自分は違う意見でも、上からの指示を守るのは、サラリーマンとて同じ。
ただ、これを本気で考えている人間がいる、と言う点に、もっと日本人は反面教師として危機感を覚えなければいけない、そう思う。

南無阿弥陀仏と唱えていれば、極楽浄土に行けると個人が信じることは、問題ないと思っている。
同時に、「戦争反対、軍隊反対、無防備地域宣言」だけを唱えていれば、世界は平和になると思うのも、個人の中で思うことは良いし、それを布教活動するコトも良いだろう。

ただし、多くの人は「南無阿弥陀仏」と単純に唱えていれば幸せになれるなど、常識で思っていない。
唱えたとしても、同時に、いろんな面で、自分が精一杯努力して、生きてきた人のみ、その価値を得られる、ただ唱えていれば、願いを叶えてくれる的な、他力本願では、誰も力を貸さないし、耳も傾けない。

平和も同じ事だ、短絡的に考えて、自分が何を言っているのか理解せず、いざ、自分の肉親や友人が目の前で殺されてから、泣いて後悔する、そんな愚かな人間にはなりたくない。
少なくとも、現代においては、夢物語過ぎる。


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11 06, 2005

「問題提起」以前にやることがあるだろうに

2chを覗いたら、エライ話題になっておりましたが、この記事の話は知りませんでした。

本当に小学生のような理屈ですな。
太田大阪府知事は、相撲の土俵に上がりたいと問題提起を致しました。
それはOK、個人的には反対だけど、問題提起として議論を交える意味では、理解できます。
だけど、太田府知事は、「問題提起」を理由に、強行に土俵に上がったりはしない、どうしてでしょうね。
物事を分別できれば、当たり前の話です。

問題提起をするコトと、強引にそれまでの慣習、文化、宗教の歴史や、それを守る人達の意見を無視して、個人の考えで勝手に破る行為は別問題ですよね、「問題提起」をしたかったら、何をやっても許されるなど思う事自体、どんな思考回路、教育を受けて生きたのか、疑っちゃいますな。



女人禁制の大峰山で女性ら3人が登山強行 




女人禁制が1300年間続く修験道の聖地、奈良県天川村の大峰山への登山を目指すと公表していた性同一性障害を持つ人ら35人のグループが3日、現地を訪れた。女性の立ち入りを禁じる結界門(けっかいもん)の手前で地元住民約100人と議論した結果、改めて話し合いの場を設けることで合意して解散したが、その後にメンバーの女性ら3人が登山を強行した。

住民側が結界門前で待ち構える中、午前9時50分ごろにグループが到着。地元・洞川(どろがわ)地区の桝谷源逸(げんいち)区長(59)は「先人から受け継いだ伝統や生活がある。地元の心情を理解してほしい」と登山中止を求めた。グループ側は今後も話し合いを続けてほしいと要望した。しかし、午後0時半ごろ、3人が結界門をくぐって山に入った。その1人は「問題提起をしたかった」と説明した。




asahi.com 2005年11月04日








それにしてもすげえなぁ、1300年という歴史の重みなど、彼女たちの前では、紙くずみたいな感覚なんでしょうかね?
1つの文化、慣習を1300年も守ってきた事実を、どう考えているんだろうね。
少なくとも、地元住民が反対しているのに、全く関係ない場所からやって来た人が、「問題提起」のためだけに、1300年の歴史をぶっ壊すってのが、スゴイっす。

1300年前ったら、江戸時代、安土桃山(戦国)時代、室町時代、鎌倉時代、さらには平安時代をも遡って、平城京時代ですな、ものすごく気が遠くなるような時間の流れと、日本の文化の重みをそれだけでも感じちゃいます。
それをまあ、話し合いや説得という基本的な行為を吹っ飛ばして、「問題提起」で壊しちゃうその感覚、常人には理解できないって言うか、開いた口が塞がらないと言うか。


 
どうして、ああいった運動家の人達は、自分達の都合や主義だけを他人に勝手に押しつけちゃうんでしょうね。
私は、別に運動など反対するものではありませんが、グリンピースもそうですが、自分達がやっていることが正しい、だから何をやっても許される、と言うような人をバカにした尊大な考え方が大嫌いです。

自分達の意志を社会に広く伝えるために、多くの人は長い時間をかけて地道に説得をして、社会に訴えているものですが、彼女たちから見れば、そんな粘り強い説得や交渉は、じれったいんでしょうか、実力行使でやっても反感を買ってマイナスにこそなれ、プラスにはならないはずなんですが、どうして短絡的で、ワガママで、傲慢な考えが生まれるのでしょう。


 
不思議なのは、男女差別と男女区別、きちんと切り分けられないのかと毎回思います。
思春期を迎えた男女が、別々の部屋で着替えるのが差別だと思う発想が、いわゆる「差別(不当な扱いを受けると言う意味合い)」を生んでいるのだと思いますね。
多くの人は、男女には区別があって当然なので、別々に着替えるのは当たり前だと思うのですが、何を意識するのか、それが「差別」だと思う見窄らしい考え方そのものが、まさしく歪んだ差別観だと思っています。

 
ジェンダフリーもいいですが、何事も常識と適度を持って改革を進めて欲しいですね。
私は、それほどジェンダーフリーに関しては詳しくないですが、それでも検索するだけで、それこそ問題提起をしているページなど大量に出てきますので、個人的に興味があれば見ても良いでしょう。


その中で、特に笑えたのが、この歪んだ性教育かな。

まず、このURLにある絵は、現在の全国の性教育現場の多くで使われている、「スージーとフレッド」だそうです。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~constanze/tokyouisetumei/sujihureddo_1.jpg

ある議員が、国会で小泉首相に、過激性教育に対する質問をしようとこの人形を持ってきたところ、NHKが「先生、生中継です、そんな卑猥なもの放送出来ませんよ」と言ったそうだ。
NHKでお茶の間に流せないほど卑猥なものを、小学校の低学年の授業で使っていると言う、この矛盾した教育を笑わずにいられません。
これって、もともとは米国で性的虐待を受けた子供の証言のために作られた人形であり、何故か日本では、それが児童の性教育で使われているんですね、全く不思議な話し。


あと、今回の事で検索したページに載っていた、産経新聞の記事ですが、とても日本の社会の話とは思えない事が書かれています。


都立の養護学校、過激性教育 校内文書で判明

歪んだ性教育がもたらす、1つの無責任な結果がここに書かれてあります。
一番ショッキングなのは、

なかには皆が集まった集会室でいきなり自慰行為を始めたので注意すると「学校で自慰行為は恥ずかしいことじゃないと教わったよ」と答えた男子生徒などの報告も。

自慰行為が出来る年齢で(まさか現代じゃ、小学校低学年でも出来るのか?)、「恥ずかしい事じゃない」という言葉の意味、分別がまだ理解出来ないと言う事に驚くが、この男子生徒が屁理屈で言ったのではないとすると、教育とは何か、まずはきちんと再考してから、真面目に取り組んで欲しいものだ。

今回の登山した女性グループが出した、質問状を見たが、セックス(性交渉)に関する記述が何カ所かある。
05年10月20日 大峰山に登ろうに質問状があります。

女人禁制というキーワードで、ここまで質問状に書ける感覚は、やはり普通の人とは違う。
この質問状、最初の「大峰山」に女性が入山してはいけない理由をお聞かせください。を「相撲の土俵」に置き換えて読んで下さい。

ある意味、これが日本国内の問題で良かった、海外でこれをやられた日には・・・


 
話が途中から変わってしまいましたが、主義主張を訴えるのはかまわないけど、もっと常識を持って、先のことを考えて、そして先祖に感謝し行動して下さい、ってな事ですかね。


 

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