« 日本政府は軍国主義、ファシズムに駆り立てているらしい・・・ | トップページ | 貧困を訴えて、利益を得る、美味しい商売やのぉ »

10 20, 2005

「パリーグ、プレーオフ是非論 再燃 2

今年もプレーオフが終わり、2年連続でシーズン1位だったホークスが2位だったチームに優勝をさらわれて、かなり感情的な意見でプレーオフを否定する意見がネット上では飛び交っております。
まあ、冷静になってもらわないと、つまらん議論になるので、しばらくは静観しておりました。
まあ、先ほど巨大掲示板を覗いて来ましたが、やや冷静な意見もネット上で見かけるようになったので、ぎぐさんから頂いたコメントを参照しながら、また独立した記事として載せたいと思います。





私は今のプレイオフには反対です。

それは、まず私が日本シリーズが好きだったからです。

ペナントの価値が下がるという意見もありますが、日本シリーズに対する価値を見出せなくなりました。



セ・パ両リーグを代表するという形の日本シリーズを行っている以上、ペナントの1位チーム同士が戦うそれが今まで行っていた日本シリーズの価値を高めてきたと思います。



プレイオフを行うならばセ・パ両リーグの代表の形を止めて欲しいです。

ペナントで2位のチームをリーグ優勝とするのは筋違いでしょう。

ラクビーの日本選手権のようにすればいいと思います。



決勝戦が同一リーグ同士にもなることもあります。

そうすればペナントへの思い入れはなくなり、仮にペナント後を日本選手権とするならそれへの出場権のためのペナントと割り切れるからです。



プロ野球の将来を考えてもプレイオフの導入によって今後、アメリカンスポーツと違い、日本の野球が本当に地域に根ざしたものでない限り、ペナント離れは加速していくと思います。



(日本には地域に根ざしたチームはないと思います。

 本当の地域に根ざしたチームとは、その地方の社会全体が損得抜きに後押しするチームのことです。

 その意味では阪神がかろうじてそれに近いものがあります。)



フランチャイズ制をしくサッカーでも10年たってやっと、新潟のようなクラブができてきました。

その面ではずっと遅れをとる、野球ではまだまだ時間はかかるでしょう。



アメリカンスポーツのプレイオフが成り立っている背景はチームが地域に根ざしている文化の上にあることを見ずに盛り上がるから・面白から・商業的に成り立つからでは将来は明るいものではないと思います。



日本人の大部分の人のスポーツの見方は合理的です。

美味しい部分だけを見る傾向があります。

サッカーの日本代表のみの人気向上がいい例です。



プレイオフはその美味しい部分をはっきりとした形で作ってしまいました。

今後のプロ野球の見方が、プレイオフと日本シリーズのみの一極集中になっていくことが不安でなりません。






まず、何度か既に断っているかと思いますが、プレーオフを導入すると言うことは、ペナントの価値観、意味がガラリと変わる事で、ファンはその価値観に対応できるかどうか、と言うのが問われています。

ペナント至上主義を貫くことも、それ以外を認めない事も結構ですが、結局は「新しい制度、システム」は「ワシャ好かん!」と言っているレベルと同じです。


確かに、今までのシステムでは、ペナントに絶対的な価値観を置いて、ペナント終了時点で1位だったものが優勝というルールの元で運営されて来たわけですから、慣れ親しんでいると言うのは分かります。
ただ、そのシステム、ルールを、単にペナント終了時点で1位~3位でプレーオフを行い、勝ったものが優勝と言うルールに変更になった、と言うだけで、「野球で戦う」基本的な事は何も変わっていません。


ですから、ペナントの1位チーム同士が戦うそれが今まで行っていた日本シリーズの価値を高めてきたと思いますは、幻想で、単にあるルールで優勝したチーム同志が戦っていたからこそ、価値があったと言うだけに過ぎません。
過去に、パリーグでは前後期制を行っておりましたが、ペナントは半分にぶった切って、途中の優勝者同士で決定戦を行うのは、ペナントの価値観を下げていないのでしょうか? と言う問題にも繋がります。

要は、前後期の二期制でやろうが、シーズンでやろうが、1シーズン130試合、135試合、140試合だろうが、ルールで決まった優勝チーム同志の対戦である事には間違いなく、ペナントに拘るのはどうかと思っております。


 
また、セ・パ両リーグを代表するという形の日本シリーズを行っている以上の考え方があるが故に、ペナントで1位だったチームを、リーグ覇者として表彰し、その後プレーオフにて日本シリーズ代表を決定すると理解すれば良い、と言う名案も、捨てられているのです。
あくまでも日本一は、「セパ両リーグの覇者」で争わなければならない、と言う規定があるのかどうか知らないが、その概念を変えられないからこそ、プレーオフでリーグ覇者を決定するんですね。
規約があるなら、「リーグの優勝チーム」ではなく、「リーグの代表」とすれば、あなたのように「ペナント2位がリーグ優勝になるのはおかしい」という不満もなくなり、もっと楽に受け容れられる人も多いでしょうね。

結局は、ペナントに拘るのも、日本シリーズが各リーグの覇者同士の戦いでなければならないと言った考えも、ただ固定概念などが原因だと思っています。


 

アメリカンスポーツのプレイオフが成り立っている背景はチームが地域に根ざしている文化の上にあることを見ずに盛り上がるから・面白から・商業的に成り立つからでは将来は明るいものではないと思います。

仰ることは確かにその通りでしょうね、アメリカスポーツはMLBだけでなく、NBAやNFLだって地域に密着していますね。
ただし、「地域密着=プレーオフが成立」という結論は、現時点では些か明確な根拠はなく、結論は早いかと思います。

どのみち、巨人戦が既にドル箱で無くなった現在、今のペナントを続けても、ジリ貧は間違いないところで、消化試合の多さの解消を目的の1つであるプレーオフが、本当に消化試合を減少させるのであれば、観客動員も増えるでしょうね。

特に日本の場合は、5ゲーム差が非常に良いバランスを取っています。
本家アメリカにもないシステムで、5ゲーム差が1勝分ですから、昨年も今年も、1位と2位のチームは早々とプレーオフの出場権を果たしていても、9月になっても熱い戦いを繰り広げたわけですから。
そしてその結果、昨年の西武同様、今年も「4.5差」を死守した、つまり1勝分のハンデを守った側が、最終的にリーグチャンピオンとなっているのですから、4.5差と5差の間は、僅かに0.5差ですが、非常に大きな意味がありますね。


となれば、ファンとしても1位のチームには、是非とも応援して5差を付けたくなるでしょうし、2位以下のチームには、出場権もさる事ながら、4.5差以内を最後まで目指す戦いになりますしね。

(そう考えれば、今年の9月19日からのマリーンズvsホークスの4連戦で、3勝1敗と勝ち越したのが、マリーンズには大きかったわけで、ファンが応援してくれたから、優勝出来たわけで、これが2勝2敗や、2勝1敗1分けであっても、ハンデが1勝分ホークスにあったので、優勝出来なかったわけだから、何が起きるか勝負は分からないから面白いですな)

例え、地域密着が完全でなくとも、ファンが本当にいるのであれば、ペナント軽視論はどうなのよ、と言う考えもありますよね。


ただし、現在はプレーオフが無くても、プロ野球の人気そのものが低下しておりますので、その因果関係もまた判断は難しいとは思いますが、なお、観客数が減る可能性はありますが。


 
最後に、私は最終的には、プレーオフはセパ両リーグで行うべきだと思っています。
ただし、セリーグが完全にパリーグ無視の姿勢をずっと続けておりますので、パリーグだけが限られた範囲内で行うプレーオフとすれば、私は、5ゲーム差の1勝分も、ホームアドバンテージも、かなり良い方法だと思っています。
ただ、勝率の問題で5割を満たない場合はどうする、などのこれまた日本独特のルールはあっても良いでしょうが。

しかし、ソフトバンクの王監督の話を考えれば、ホームアドバンテージも含めて、1回戦から戦うのか、2回戦から戦うのかは、1位のチームの選択させても良いですね。
自分達は短期決戦が苦手なので、まず3位とのチームと試合をして、その勢いで2位のチームと戦いたい、と言うのであれば、尊重してやるのも1つの方法かもね。


|

« 日本政府は軍国主義、ファシズムに駆り立てているらしい・・・ | トップページ | 貧困を訴えて、利益を得る、美味しい商売やのぉ »

コメント

パリーグのプレーオフのやり方について提案します。
まず、1位のチームと3位のチームで2勝を目指して戦います。3位が2勝したら、2位のチームと戦う資格ができ、2位のチームと2勝を目指して戦います。そして、先に2勝をあげたほうが1位のチームと4勝を目指して戦います。ただし、1位のチームは3位のチームと戦ったときの勝ち数を加算することができます。
ややこしく見えますが、要は、1位のチームが優勝するためには、期間中通算4勝が必要、2位のチームが優勝するためには通算6勝が必要、3位のチームが優勝するためには通算8勝が必要、と差をつけるものです。ペナントレースの価値を考えれば、これくらいの差をつけるべきです。
そして、最後に、プレーオフはパリーグを盛り上げるためには必要なものだと思います。

投稿: ケンケンケンガクガク | 10 29, 2005 16:40

ケンケンケンガクガクさん、コメントありがとうございます。

プレーオフ賛成の立場として、改革案を面白く読ませて頂きました。
確かに、この方法だと1位のチームの、「待つ」状態が解消され、より公平に2回戦を戦えますね。

ただまあ、個人的には改革案よりも、結局はこの問題は、反対派が意識改革を出来るかどうか、そこに掛かっていると思うんですね。

嫌いなものを、好きになれ、と言ったムチャは出来ませんが、せめて理解する、そんなレベルにならないと、平行線が続くだけでしょう。

ケンケンケンガクガクさんのコメントをきっかけに、新しく記事にさせて頂きました。
またそちらも読んで下さい、ありがとうございました。

投稿: akinopapa | 10 30, 2005 01:19

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18447/6480826

この記事へのトラックバック一覧です: 「パリーグ、プレーオフ是非論 再燃 2:

» 結局、プレーオフ廃止論というのは突飛過ぎる [滑稽本]
要するに、プレーオフ否定論の根拠というのは、プレーオフの改善の為の判断材料になったとしても、即座に否定するには突飛過ぎるのだ。 この飛躍を埋める事が出来ないにも関らず拘る事を、「感情的」と言うのだと個人的には理解している。 まぁ、色々言いたい事は他所にまとめて... [続きを読む]

受信: 10 28, 2005 11:33

« 日本政府は軍国主義、ファシズムに駆り立てているらしい・・・ | トップページ | 貧困を訴えて、利益を得る、美味しい商売やのぉ »