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9月 18, 2005

2.日本の平和と安全の確保

あらま、夜中の2時を回ったので、今日はこれが最後にします。
続きは、また明日以降で書けたときに。

2.日本の平和と安全の確保

日本の平和と安全を確保するためにはどうすればよいか。
まず私の試案を披瀝させてください。

第1に、誠実な外交によって近隣諸国と信頼関係を打ち立てて対等な立場で平和条約を締結することです。
拉致事件の解決はもとより、最初からそんな事件が起きないような国際環境を作ることです。

第2に、軍隊は侵略には役立ちますが防衛にはほとんど役立たない代物である事実を明らかにして、近隣諸国と軍縮さらには軍備廃棄をすすめることです。
そのために「自衛隊の3分割」を提案します。

第3に、憲法第12条の「自由・権利の保持責任」に基づいて、国民が自主的に「自衛団」をつくることです。
そして日本人は決して他国を侵略しないが、他国の侵略も絶対に許さないことを世界に示すことです。
そのためにスイスの制度は参考になると思います。

名前: 某高校関係者 | 2005年9月17日 午後 01時33分


さて・・・何を言ったらよいのか。(笑)

出来れば、中学生の主張を聞いているわけじゃないので、もうちょっと具体案を出して貰えますか?

例えば、「誠実な外交」とは、どんな外交を示すのか?
外交は、口では簡単ですが、国と国とのメンツも関わって来ますし、国民の利益を損なわないように、誠実な外交を続けるのは非常に難しい話です。

対等な立場で平和条約を結ぶ・・・そりゃ結構な話ですが、平和条約をまだ結んでいない国とは・・・北朝鮮の事ですよね?
どうやって結ぶのでしょうね? 拉致問題の解決はもとより? 今の北朝鮮と拉致問題の解決が出来る? どうやって?
北朝鮮に、核廃棄1つ求めるのにも、これほど苦労しているんですから。
アメリカや中国が、核廃棄すれば簡単ですけど、それこそ夢物語ですしね。

なんだか、ホント抽象的な平和論で、「こうなれば良いな」という考えは分かるのですが、理想論、空想論だけでは他人を説得は出来ません。


 

憲法第12条の「自由・権利の保持責任」に基づいて、国民が自主的に「自衛団」をつくることです。

これも具体的に、聞きたいですね、イメージが沸きません。

申し訳ありませんが、私はスイスの国防に対しては、あまり知識がありません。
スイスって徴兵制であり、シェルターを建設する義務もありますし、武器の携帯も認められている、つまり防衛意識が非常に高い上に、彼らの民間防衛意識が成り立っている(強固な愛国心が必要)、そんな断片的なものです。
日本はご存じのように、国防意識そのものが薄いですよね、自衛隊に対してアレルギーの多い人も多いですし。

自衛団の趣旨は、スイスの民間防衛のようなものを想像している、と勝手に考えておりますが、日本ではまず国民の国防意識が、スイスとでは雲泥の差ですから、学ぶとしても相当な意識改革が必要で、簡単には学べないような気がしていました。

どのような部分を参考にしたいと考えておられるのでしょうか?


 

遅くなりましたので、今宵はここまで・・・

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コメント

はじめまして。しばらくこの教育問題について、akinopapaさんと某高校関係者さんの意見を見ておりました。
(ちなみに私のブログは「酔いどれ日記」にちかいので、何の参考にもなりません。)
客観的に見て、akinopapaさんのほうがより「客観的」で、誰もが納得しやすいですね。某高校関係者さんはロジックの根本となるパラダイム(世界観)が偏っている気がします。戦争に反対であるのは当然としても、自衛隊が違憲とか、イラク派遣が違憲とかについてのロジックは明らかに「共産党、社民党」的なロジックです。とくにスイスの制度を参考にすれば「徴兵制」を参考にすることになり、akinopapaさんの言うとおり「国防意識」や「ナショナリズム」について、再教育することになるような気がして、「共産党・社民党」的ロジックとも矛盾します。
もういちど「フラット」な思想にしてから意見を述べたほうがよいでしょう。

最近の世論では、「自衛のための戦力」や「国際貢献のための戦力」については肯定する人が増えてきているような気がしますが、回りの国際情勢や、アメリカの意向(従わなければしょうがないんだが)を考えれば、当然のことかもしれません。

事の発端の教育問題については、出題して、採点した教師は明らかに間違っています。
「イラク派遣について賛成か反対か」を問うのであるならば、その「賛否」で解答を決定するのではなく、「何故賛成か」「何故反対か」のロジックの展開方法で採点するべきで、採点した教師のレベルの低さを感じます。

投稿: gouki | 9月 18, 2005 12:12

goukiさん、コメントどうもありがとうございます。

今回の反論を書く事に忙しく、まだ goukiさんのブログを拝見させてもらっていませんが、近々遊びに行かせて頂きます。

左派と右派、共産社民とか、個人的にはあまりレッテルというか、相手の立場、思想を決めつけて応対しているつもりはありませんので、結構楽しんでいます。

ただ、久しぶりに、この手の意見を、長々と生の投稿で読ませて頂いたのは、凄く新鮮味を感じております。

今後ともよろしくお願いします。

投稿: akinopapa | 9月 19, 2005 04:08

こんばんは
一連の記事を一通り読ませてもらいましたが、色々思うところはあるのですが(^_^;、ここだけはリアクションしておきます。
1 近隣諸国との信頼関係
 これは多分現在のヨーロッパあたり(いわゆる協調的安全保障環境)をイメージして言っておられると思うんですが、果たして日本も含めたアジア地域で同様の環境をつくることができるのでしょうか? 現在では難しいでしょう。経済やイデオロギーの差があまりにも大きく(対立軸が多すぎ)、かつ国家としての成熟度が低い国家(国際的な環境を考慮せず自国の主張のみする国家)が多すぎるので、共通認識や協調性は望むべくも無いと思います。

2 防衛に役に立たない&自衛団
 疑問なのは、何を脅威として考えているのか、です。まるで泥棒や強盗を相手に言っているような気がするのですが・・・。相手がミサイルや戦車だったらどうするのでしょう? それも民間人が竹槍でももって自ら対応するのでしょうか(笑)。もしそれなりの武器を準備するというのなら、民間人が戦車やミサイルを撃てるように準備しておけ、ということなのでしょうか。

 国と国益を守る、という共通認識は(どうやら)あるような気はするんですが、「何から守るのか」という部分にズレがあるような気がします。「そもそもそういう事態にならないようにすることが大事だ」と言う人がいますが、「そういう事態になったときに、どうするか」を考えておくことが重要なのではないのでしょうか。相手が100%そういうことは行わない、という保証を得ることができない現実を考えるならば。

投稿: PAO(mat46) | 9月 19, 2005 21:28

PAOさん、コメントありがとうございます。

例の件、遅れてすみません、連絡を受け取ったのが遅かったもので。
まあ、余計なヒントにもなるし、もう一つの方も・・・しております。


>>1 近隣諸国との信頼関係

確かに、アジアとヨーロッパでは、事情が全く違いますね。
もっとも、歴史ある大陸のヨーロッパでは、ヨーロッパならではの、大変さもあったでしょうけどね。(笑)

共産党独裁政権の中国
金独裁政権の北朝鮮
日本に反感を持つ韓国

まあ、これらと信頼関係を構築するのは、ものすごく大変な作業ですね。(笑)

ところで、日本は中国とは日中平和(友好)条約を結んでいますが、韓国はどうなのでしょう?
日韓基本条約は、平和条約になるんでしょうかね?

結局は、日本はドイツと違って、サンフランシスコ条約や、その後の二国間で、多くの国と平和条約を結んでいるんですよね。
彼は平和条約を締結するって言っておりますが、東アジアで未だに結んでいないのは、北朝鮮ぐらい?

投稿: akinopapa | 9月 20, 2005 00:44

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