« カメさんとオカちゃん | トップページ | 救われない自衛隊アレルギー »

11月 02, 2004

布教の許可との取引材料に在日外国人参政権問題

在日外国人参政権問題について、ご存知のように公明党がかなり強引に、自民党に迫っています。
私は、在日参政権付与には、絶対反対の立場ですので、公明党がどうしても参政権を認めたいのか、イマイチ分からなかったのですが、ちょっとネットを流し読みしていたら、ある記事をみかけました。 そしてその理由が、やっとわかりました。


静岡新聞「論壇」で書かれた記事です。

在日外国人の参政権問題

国民固有の権利

 永住外国人への地方選挙権付与法案が臨時国会でまたぞろ浮上してきた。
強力に推進しているのは公明党で、自民党は「違憲の疑いがある」(安部・幹事長代理)と渋っている。
民主党は国旗・国歌法案の時のように真っ二つに割れている。参政権問題は早くから公明党が持ち出し先国会から継続審議になっているが、このさい、きっちりと廃案にし、この問題にケリをつけるべきだ。

 在日外国人の参政権問題は金大中氏が大統領時代に、池田大作創価学会名誉会長に求め、その代わりに韓国における創価学会の「布教禁止措置を解く」との合意ができたとされている。

その後、韓国側から韓国に永住する日本人に参政権を与えるから、在日韓国人にも与えよ、との”相互主義”が提案された。在日韓国人は五十万人、在韓日本人はせいぜい三百人。これで相互主義が成り立つのかといわれたものだが、韓国側では〇二年二月に「外国人に参政権を与えるのは憲法に違反する」旨の最高裁の判断が出て、”相互主義”は崩れた。
(以下略)

平成16年10月25日静岡新聞朝刊「論壇」より

平沢勝栄衆院議員も、新聞のインタビューなどで、この記事が載る以前に、
「在日の人の中に創価学会の人がいる。公明党としてはそうした票のこともあるだろうし、韓国での布教とかいろいろな思惑がある。」
こう表現しているところから、記者や政治家などでは、ある程度公然とした理由だったのかも知れません。

私は以前から、もちろん選挙票目当てってのもあるのは理解しておりましたが、公明党には創価学会という絶対的な組織があり、ここまで強引に、自民党に迫っていく理由ってのが分かりませんでした。
まあ、60万人近い在日の方の投票ですから、ものすごい価値があるのはわかりますが、与党を狙う民主党などが利用したくなるのはわかるんですけどね。

ともかく、党利党略で、いろいろウラがあるのは分かるけど、公明党は創価学会の布教のためのバーターで、参政権を訴えているとすれば、これこそ、特定の宗教の利害問題に政治が関与する、とんでもない話。
参政権の話は、国民の権利と国の重要な方向性の問題であり、ある宗教が利益を得た見返りに、取引するなどもってのほかで、これは個人的には絶対に許せないない問題ですね。


 

一方韓国の話ですが、盧武鉉大統領が、自民党の森氏に在日外国人参政権の付与について、催促とも取れる話(不満表明)をして、内政干渉を行ったようです。
日本のマスコミは、隣国からの内政干渉問題も、スルーしているようですが。

在日地方参政権 日韓議連に訴え 韓国大統領

韓国を訪問している日韓議員連盟の森喜朗前首相(会長)、冬芝鉄三公明党幹事長(副会長)らは27日、ソウルで盧武鉉大統領と会談した。
盧大統領は、日本の国会で継続審議中の永住外国人地方選挙権付与法案について、積極的に推進している公明党に対して「在日韓国人のために努力してくれている」と評価する一方、慎重な姿勢を崩していない自民党の森氏には「自民党は公明党から助けばかり受けているのに、この問題は受け入れてないようですね」と不満を表明した。
10月28日付け朝日新聞


盧武鉉大統領はどんな神経をしているのでしょうか? なんだか、この人、益々壊れて行くような。

そもそも、韓国での外国人参政権問題は、金大中大統領が日本政府に在日韓国人への参政権付与を求めてきたことを背景に、韓国の「国際化」を目的に推進、国会政治特別委委員会で導入に合意していたんですよ。
つまり、日本に在日の参政権を認めろよ、韓国も外国人参政権は認めるからよ、相互主義に基づいてやろうや、と言う話。

ところが、韓国では本会議前の審議で憲法第一条の主権は国民にあるとの規定に反するとして、満場一致で認めなかった。
つまり、韓国では外国人に参政権を与えることは、主権を侵されることであり、憲法違反なので許可できない、そう判断して終わった問題です。
相互主義の観点からも、韓国側が認めなかったわけですから、当然日本での在日朝鮮の参政権は、普通だと諦めるしかないと思うでしょうね、なぜに盧武鉉大統領は、自国で拒否された内容を、日本には催促するのでしょうか。
この図々しさが、外交なんでしょうかね。


日本だって、主権は国民にあるのは同じ。
日本国憲法前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

だから、日本も当然ながら韓国と同じ理由で、参政権を否定するのが当然ですよね。


まあ、韓国には、徴兵制度がありますから、その国民の義務(徴兵)を果たしていないから権利を与えられないという、分かりやすい考え方がありますけどね。

ただ、国民の義務として徴兵はあるけど、徴兵を果たしているから国民である、と区別しているわけじゃないですよね、韓国の憲法を読んだわけじゃないのではっきりは言えませんが。
国民に主権があるかどうか、国民の権利と義務として選挙があるんじゃないかな。


そこが私には正直な話、よく分からないんですよ。

なぜ、日本人でない人達に、日本の政治を委ねるような発想が出てくるのでしょう。
在日の方が、自分たちの意思で日本に渡って来て、自分たちの意思で日本に残ることを決めたわけですから、彼らが日本人になりたいかどうかは、彼らの意思を尊重して任せれば良いだけの話でしょう。

日本人になりたくない人に、どうして日本の国政を委ねる、参政権をわざわざ与えるのですか?
日本の国政に興味ある、参加したいのであれば、帰化すれば誰も文句はないはずです、帰化した時点で彼らもまた、歴とした日本人であり、それはもちろん主権を持った国民になるのですからね。

日本人になるのが嫌だ、と言っている人に、日本の政治に参加させて何をさせたいのでしょうか。

民族のアイデンティティはそんなに簡単に捨てられない、帰化など出来るものではない、と言う話も賛成派からは良く聞きます。
でも、戦後50年以上が経過して、今は在日何世なんでしょうね、本当にまだ捨てられないのでしょうか。
仮にほとんどの人が、日本に生まれ、日本で育ったと思いますが、それでも祖国、民族、血を捨てられないというなれば、その意志は本当に立派だと思うし、尊重すべきでしょう。
ただし、だからと言って日本人ではないことには変わりないので、彼らに参政権を与える話は別問題ですけどね。

だって、主権は国民にある、これが大前提であり、アイデンティティを尊重している人達に、無理やり日本の国民が持つ主権と同等の権利を与えることは、反対に彼らの持つアイデンティティを貶す行為だと、私は思うけどね。
彼らは自分の意志で、日本の国民となることを拒否しているのであり、彼らの意思を尊重すべきが、まずは第一でしょう、それ以外は余計なお節介です。

まあ、この辺は、きちんと論議して欲しいね。
創価学会か絡んでいる話なので、今国会だけで通すのでなく、審議を十分に尽くして欲しいね。


 

|

« カメさんとオカちゃん | トップページ | 救われない自衛隊アレルギー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 布教の許可との取引材料に在日外国人参政権問題:

» 献金-そして参政権へ [ ]
外資系企業の献金制限を緩和/集金パイプ拡大で自民が提案 現行の政治資金規正法では、外国人・外国法人が発行済み株式の過半数を保有している企業から政治献金は受け取れ... [続きを読む]

受信: 11月 11, 2004 00:34

» 『KT』@韓国映画33 [すとっく☆すとっく ~めざせサーファー主夫]
「KT」/韓国・日本/2002年/138分 「KT」 Amazon 価格:¥1, [続きを読む]

受信: 1月 11, 2005 10:46

« カメさんとオカちゃん | トップページ | 救われない自衛隊アレルギー »