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9月 13, 2004

放置自転車の対策

私も、通勤時には駅まで自転車を利用していますけど・・・

駅を通勤で使う場合も、土日に駅前の繁華街を利用するにしても、放置自転車には非常には、迷惑に感じるのは確かですね。
豊島区には住んでいないので、何ともいえませんが、少なくても私が利用する駅前の放置自転車は、平日は、確かに鉄道利用者によるものが多いかも知れない。
しかし、土日や祝日の放置自転車は、明らかに駅前の繁華街(商店街やスーパなどの利用)に来る人たちの物であろうが、平日の昼間も同じような、繁華街を利用する主婦たちのも、ある程度多いのではないでしょうか。

そうなれば、鉄道会社に負担を強いるのであれば、同様に商店街やスーパー、パチンコや飲食店などにも、きちんと負担をお願いするのが筋だと思う。
都市計画として、駅前の商業ビルには駐輪場(駐車場)を義務付けるとか、簡単にはできないのかな。
特に、駅前が整備されておらず、駅前なのに歩道つきの道路もなく、バスが止まるターミナルもなく、駐輪場、駐車場は言うまでもなく確保されておらず、乱れに乱れた駅前をたまに見かけるが、これははっきりいって行政の怠慢でしょうね。
その駅を利用する客が増えることは、住民も増えてきているわけで、都市計画をしっかり行って、きちんと20年計画などで駅前を整備していれば問題なかった、それをサボっていたわけですし。

もっとも、最悪のパターンは

共産党系の市長が誕生 → 福祉に力を入れる、都市整備などの土木関係はカット → 都市整備が遅れて、道路は狭く慢性渋滞を起こし、危険で事故が増え、あわてて都市整備を計画 → あわてて都市整備を行うので、福祉関係がズッポリ削減 → 福祉関連の不満が爆発、また共産党系議員、市長が誕生 最初に戻る。

こんな感じですかね。(笑)
何事も、バランスよくやらないと。

同意の理由なし 放置自転車税で、総務省

全国ワースト級の放置自転車数に悩む東京都豊島区が、自転車撤去や駐輪場整備などの対策に充てる財源とするため新設を目指す法定外目的税「放置自転車対策推進税」について、麻生太郎総務相は今週にも同意する。だが、課税される鉄道会社側は訴訟の構えを崩しておらず、課税をめぐる混乱は続きそうだ。
 同税条例は昨年12月の区議会で成立、区は総務省に同意を得る手続きを取った。以来約9カ月。標準処理期間とされる3カ月から大幅に延びたのは、同税が「筋が悪い。しかし不同意にする理由もない」(総務省幹部)内容だったため。同省は、課税以外の方策を探るための協議を鉄道会社と続けるよう区に求めるなど、異例の慎重さで対応した。(共同通信) - 9月11日18時12分更新


正直な話、非常に難しい問題ですね。

個人的には、放置自転車を鉄道会社に対してのみ、税金という手段で負担させるやり方には、賛成はできません。
ただし、この豊島区の「東京都豊島区放置自転車等対策推進税条例」を読めば、単純に批判するのではなく、豊島区の考えも少しわかる気がします。

豊島区の条例のポイントは、第十四条の減免に関する項目ですね。

第十四条 区長は、次の各号のいずれかに該当する放置自転車等対策推進税の納税者に対し、規則で定めるところにより放置自転車等対策推進税を減免することができる。
一 区内に所在する鉄道駅周辺において自転車等駐車場を区内に設置し、運営を行っている者
二 自転車等駐車場用地又は撤去自転車の保管用地等を豊島区に無償提供している者
三 前二号に掲げるもののほか、放置自転車等対策に対して特別に寄与していると区長が認める者

これは何を言っているかといえば、要するに、現在豊島区に、何らかの形で土地を提供してくれている鉄道会社には、特別に減免するよ、という話です。
それはもちろん、鉄道会社が区内に自転車置き場を保有している、もしくは自転車の一時保管場所として、無償で行政に貸していることや、これは撤去自転車の保管も含めて、すでに放置自転車に関する協力を、豊島区に行っている場合は、1台につきン万円だったかの減免があると聞きました。
これに照らせば、西武鉄道は、今度の放置自転車税に対しては、ほとんど課税がないような事を、TVで見たことがあります。 反対に、現在ほとんど協力が得られていないJRには、減免措置がまったくなく、2億円(満額?)ほどの、請求になるそうです。


これを単純に考えれば、豊島区としては、自転車置き場に関しては、非常に協力的な西武鉄道に対し、JRなどは全く協力的でない、と両者を比較して怒っているように見えますな、だから、西武はほぼ課税がゼロになるような設定にしたのかと。
まあ、JRも西武鉄道並みに協力してくれ、という意味合いがあるなら、まあ・・・何とも・・・(笑)

ただし、本来協力すべきは、鉄道会社だけでないはず、という考えには変わりませんが。


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放置自転車対策は、本来は自転車を放置していく人に対して、罰金を取るのが一番正解でしょう。
しかし、この徴収の方法が難しい。

わざわざ人を雇って、人件費をかけて数箇所に配置し、違法駐輪、放置駐輪した人物を見かけたら、声をかけてお金を請求する、この方法はあまり薦められたものではないですね。
放置自転車って、半端じゃないからこの問題が発生するのであって、全部の自転車を見張るわけにもいかないし、かと言って、一部の見かけた人からだけしか徴収しない、もしくは、無視して逃げ出す人からはどうするのか、大人しく従う人からだけ徴収するのも、不公平感から反発は高まるでしょうしね。 また、人件費も馬鹿にならないだろうし。


そうなれば、放置自転車はできるだけ撤去、回収する。
そして取りに来た人から、撤去作業料金も含めて、お金を徴収して返す方法はどうだろうか。
ただし、これも難しい。
まず、罰金というか徴収金額をどれぐらいにするのか。
10億円ほどの赤字だそうなので、1万円とか2万円ほど徴収し、少しでも税金投入を避けるべき。
しかし、実際問題として、自転車を引き取りに行って、1万円とか2万円払うなら、取りに行かずに、新しいのを買えば、そちらの方が安上がりのケースが多く、結局は徴収金額を上げても、引き取りに来る人間が激減するのは目に見えている。
ならば、安い金額3千円とか5千円ではどうだろうか。
確か、現行でも5千円は徴収していた気がするが、それで10億円ほどの赤字だそうなので、保管場所の維持費など諸経費も考えれば、安く設定しても、結局は赤字の解消にはならないのかも知れない。


他にも、保管60日を過ぎても引き取りにこない場合は、放置自転車を没収し、リサイクルをして行政で売れば、資金回収になるのではないか、そういう意見も見かける。
しかし、これも難しい。
中国から輸入される新品が、下手すれば7千や8千円で買える時勢です、いくらリサイクルだと言っても、60日間以上保管していた自転車を整備して、売り物にするレベルまで整備するには、その手間、人件費を考えると、とてもではないが税金回収になるかどうか、怪しいものだそうだ。 整備しても、売れなかった場合、その間の保管料などの諸経費、人件費だけがかさんで、むしろ余計な出費になりかねない。


あとは、自転車も自動車のように、買う際にはきちんと登録する制度を作り、放置してある場合は、持ち主から徴収す売る、といった手段が一番良いかも知れない。
もっとも、放置自転車の何割かは、盗難のケースがあるでしょうけどね。
個人的には、自転車も免許制にして、夜間ライトを点灯していない、酔っ払いで乗っている人などは、きちんと取り締まって欲しいと願っているので、法改正が必要だけど、これが一番現実味あると思うんだけど。


 

どの方法も、「これだ!!」ってのは無いですね。
本当は、放置自転車問題もそうだけど、モラル全般は、最終的にはすぐに効果は出なくとも、丁寧に、根気強く指導を続ける、これが一番だと思うけどね。
ここ止めちゃダメだよ、と毎回口うるさいおじさん、おばさんがいる場所では、やはりそのうち止めにくくなるものです。
そして、行政もきちんと都市計画を作って、商業ビルには駐輪場の設置をもちかけたり、自分たちで駐輪場を設置したり、行政と住民が一緒になって、初めて、解決の糸口が見つかる気がするよ。

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