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9月 07, 2004

反日教育は国家指導

私の8月10日付けのブログ記事「ザ・ワイドの葉千栄氏について」に、コメントを頂きました。
レスが長くなりましたので、記事としてこちらに載せます。
高橋さん、どうもコメントありがとうございました。


 - コメント内容抜粋 -
>「どうして中国の青年は、あれほどブーイングをしたのか」
>と言う本質的な問題は、高橋さんは何だと思いますか?
>やはり、「靖国に参拝」ですか? あなたのご意見をお聞かせください

私は、それを知りたければ、先ずブーイングしたした人に直接問いたい。想像で云々するのは無理があるしそれは傲慢だ。事実を確認の上真実を求める姿勢が大切だと思います。
只、私は試合の数日前から中国に居ました。ホテル内で、知る限りでは2日間連続で日本の軍人が中国人に暴力を加えていて、日本人を"鬼子”呼ばわりするTV番組が放映されていました、当然不愉快でしたが「何故今なのか」と思っていました。
だからと言ってブーイングした人だけがこのTVを見たわけではないし、あなたの言う反日教育も、この人たちだけが特別に受けた訳ではないだろうと思います。本質的な問題は直接本人に聞き、話し合うことから始めるべきでしょう。
私が今その努力をしないのは、危うい日中関係だからこそ民衆レベルで身近な一人一人と相互理解を深める努力が重要だと思うからです。
投稿者: 高橋


私は、それを知りたければ、先ずブーイングしたした人に直接問いたい。想像で云々するのは無理があるしそれは傲慢だ。事実を確認の上真実を求める姿勢が大切だと思います。

ふむ、確かに事実確認の上に、真実を求める姿勢は正しいとは思います。
しかし、今回は「反日感情」が問題の中心であり、直接聞いたとして、意味があるとは、あまり思えないのですが。

なぜなら、彼らに話を聞いても、大方の回答の予想は出来ると思います。
それは、彼らが反日行動の最中に掲げたスローガン、テレビ局や新聞、雑誌のインタビュー、インターネットでの掲示板などに出ていますしね。

彼らの主張は、判を押したように「日本は日中戦争で、中国に酷いことをした」であり、重慶では爆撃もそこに入り、その後ろに、靖国神社などが出て来るでしょう。
これは、確かにスタジアムでブーイングしていた本人に、全部直接聞いたわけじゃありませんが、この程度の話は、今までの経緯からある程度予想は出来ます。

私が言いたいのは、その先ですね。
もちろん、彼らの主張にウソはないと思いますよ、彼らは本当に心からそう思っているので、その態度があの反日感情に出たのでしょうから、その点では、今回の原因は過去の戦争、靖国、日本人の謝罪などが原因となるでしょうね。
だからこそ、葉教授もそれを上げておりましたし、中国政府も責任は日本にもある、と言うような表現をしています。

でも、それが問題の本質なのでしょうか。
私は、彼らがそれらを原因として、反日感情を抱くには、それ相応の本質的な理由があるはずだ、と主張しております。
彼らの言葉にはウソはなくとも、彼らを洗脳させた中国政府に、一番の問題があるでしょうから。

ですから、確かに事実確認の上に、真実を求める姿勢は正しいとは思いますが、この件に関しては想像するレベルは、決して傲慢とは思えず、彼らから声を聞いたとしても、問題はその背景にあると判断していますので、どうかと思うのです。

 

只、私は試合の数日前から中国に居ました。ホテル内で、知る限りでは2日間連続で日本の軍人が中国人に暴力を加えていて、日本人を"鬼子”呼ばわりするTV番組が放映されていました、当然不愉快でしたが「何故今なのか」と思っていました。
だからと言ってブーイングした人だけがこのTVを見たわけではないし、あなたの言う反日教育も、この人たちだけが特別に受けた訳ではないだろうと思います。

おそらく(また推測ですが)、聞くところによれば、そのような反日感情を煽る番組は、以前から「これでもかっ!」と言うぐらいに、繰り返して放送されて来たそうなので、そのような放送番組が流れていたのは、「何故今なのか」と言うようなタイミングの問題ではなく、国民には極当たり前の、日常的な番組のレベルだったかと思います。

当然ながら、仰るように過激な行動に出た人だけが、この手の番組を見たわけでも、反日教育を受けたわけでもはありませんね。

ただし、日本人が想像する一部の人間と、中国国民における反日感情に対する一部では、ものすごい差があると、認識はするべきです。

日本は、学校教育時代に、国民は日教組の影響を受けて来たのは事実ですが、基本的には日本は自由主義社会であり、自分の意見が国家に対する反体制だろうが、自由に述べられ、また、いろんな意見や思想を、読んだり、聞いたり、話すことも出来ます。
それに対して、中国は経済だけは開放されましたが、それ以外は相変わらず一党独裁国家に変わりません。
つまり、教育に関しては洗脳され、情報に関しては制限され、言論に対しては規制された社会で、国民は育っています。

ですから、暴動を起こした市民は、一部の過激な反日感情を持った市民だけど、同じ教育を受けた、同じ環境で育った市民が多く、温度差は多少は市民の間にも、当然存在するものでしょうが、日本でおける一部との感覚、認識を持っているとすれば、大間違いだと言う覚悟は必要だと思いますね。

 


本質的な問題は直接本人に聞き、話し合うことから始めるべきでしょう。
私が今その努力をしないのは、危うい日中関係だからこそ民衆レベルで身近な一人一人と相互理解を深める努力が重要だと思うからです。

話し合うことから始める、これに反対する事は当然ありません。
その機会があれば、是非やりたいですよね。(言語の問題はありますが)


ただし、私が書いたこの記事もご覧下さい。 真ん中あたりです、韓国・中国の人と、アフリカの人との会話部分です。
「中韓が求める謝罪はなに?」

以前、TBS系列で『ここが変だよ日本人』と言う番組がありました。
各国の留学生を集め、日本がおかしいと思う箇所を、忌憚無く述べてもらう企画の番組でした。

やらせかも知れない、と言う可能性もありますが、
中国人男 「その歴史を忘れることは、今これからの十代でも百代でも忘れることはない
これを、中国が国是として認めている間は、中国人との会話そのものが非常に難しい。

例えば、韓国の教科書は捏造のオンパレードなのですが、その韓国が日本の歴史認識が誤っているから、話し合いをしたいと言っても、おそらく歴史認識に関しては、一部を除いて話し合いにならないでしょう。
それと同じように、彼らと話し合うには、まず彼らがナチュラルな状態で、日本に対するスタンスが持てるようになって、初めて可能になると思うのです。
日本鬼子で洗脳された中国の青年と、感情的な会話抜きにして、建設的な話し合いが成立するかどうか・・・

基本的には、私は日本も、中国のことに謙虚になるべき部分はありますし、市民レベルでの交流で話し合う必要性はあるとは感じますが、あるレベル以上の成果を期待するなら、まずは中国政府が行う洗脳教育をやめる、それが前提となると思います。
まあ、もう少し時間が必要かも知れませんし、北京五輪にてダイナミックに中国政府が様変わりする可能性も、0では無いと思うので、その辺には期待したいですけど。

 

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コメント

中国!。あの国は金を持った北朝鮮でしょ。ある意味、北朝鮮より卑怯は国やと思う。今や経済大国になったのに、今だに、円借かんも支払わない。ODAはもらってあたりまえ。自分とこの教科書は鬼畜日本とか書いてるのに、平気で日本の教科書のことや、靖国神社のことも・・・。完璧に内政干渉じゃないですか。普通、文句を言うときは、自分の襟を正して言うものでしょ。戦争のことは日本は確かに悪い。でも直接被害にあった人はともかくとしてそれ以外の人までは・・?。理解できませんね、したくもありませんが・・。そんなことを言い始めると元寇はどうなるのでしょうか?。まっ、きっとそれはモンゴル帝国だからっていうでしょうが。例えば、スポーツでもアメリカに原爆も落とされたし、空襲で非戦闘員もころされましたが、ヤンキースが来日した際にブーイングをしましたか?
中国の内陸部の人が貧困なのは日本のせいですか?。どう考えても理解できません。最近のことですが、日本は第二次世界大戦の開戦の際の「ハル・ノート」の時も最終的には中華民国が
アメリカに日本との開戦に踏み切らせたらしいです。(もちろん、アメリカはドイツと戦争状態に入るためには、日本との
開戦が不可欠でしたが)結果、あの国はあまり触りにいっては
いけないと思います。人対人は別ですが。


投稿: 福井 | 10月 10, 2004 03:10

福井さん、コメントありがとうございます。

中国は、内外に矛盾を抱えながら、経済成長を果たしている、珍しい国であることは間違いありません。

もちろん、言うまでもなく最大の矛盾とは、経済においては資本主義経済を見本としながら、自由主義経済側面を持った、経済開放政策を取りながら、国を維持していく反面、政治的には、他の意見や思想を一切認めない、共産党の一党独裁政治を貫いている、現在の事態を指します。

その上で、共産党は国家体制を維持していく上で、政策として反日を掲げ、階級闘争における対象を、日本に変えて国民をコントロールしているわけですから、その意味で日本の過去における、対中国における外交政策、姿勢は全く理解に苦しむものですよね。

簡単に言えば、中国は、国民の敵意を今までの「支配者(搾取)階級」から、「日本は悪者だ」とスライド洗脳をする政治を行い、それは中国政府が自分達の権力を維持するために、日本を利用しているだけなのに、日本政府は今までその件に関して、何も対策をしてこなかった、と言う話しです。


このような状況で、土台、中国と正常な外交など望めるはずもありません。
中国側が、少なくとも、愛国主義政策を止め、中国国民も日本に対してフラットな考えが出来るようになって初めて、何かしらの交換が可能だと思われます。

中国政府が、反日感情を外交カードの1つとして使っている以上、靖国問題も、尖閣諸島問題も、毅然とした態度で妥協はして欲しくないですよね。


そもそも日本に限らず、文明社会では、犯罪者は罪を追求されますが、犯罪者の家族や子供達にまで、その罪が追求されることはあり得ません。
先の大戦で、仮に日本人が罪を犯したと中国側が主張するとしても、その子供達は親の犯した犯罪を真摯に受け止めることはあっても、その子供達に罪の追求、謝罪要求など、いつまも持ち続ける、「十代でも百台でも、その歴史を忘れない」という子孫に恨みを持つ精神は、まさに古い独裁政治が続く、中国ならではの感情でしょう。


投稿: akinopapa | 10月 12, 2004 01:21

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