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8 31, 2004

阪神大震災の教訓はどこへ

少し最近はブログもサボリ気味だなぁ。(^^;)>
でも今日は、久しぶりやるせない思いになる記事を見かけました。

現代の震災には、地元の警察や消防隊だけで解決できないものもあり、阪神大震災を参考にすれば、自衛隊の救助活動における重要性が高いのは、もはや常識だと思うのだが。


<2004年8月31日 朝刊 26面>
自衛隊の参加中止求め要請/県防災訓練で八重山労組

 八重山地区労働組合協議会(大濱明彦議長)と沖縄平和運動センター(崎山嗣幸議長)は三十日、来月二日に石垣市八島の埋め立て地を主会場に行われる県総合防災訓練への自衛隊の参加中止を県に要請した。対応した県消防防災課は「上に報告する」と答えるにとどまった。

 訓練は明和の大津波(マグニチュード7・4)規模の津波を想定し、県と八重山三市町共催で行われる。警察、消防、学校を含む関係団体に加え、陸、海、空の自衛隊員約千人も参加し、F4ファントムや輸送艦「おおすみ」など、戦闘機やヘリ十数機と艦船四隻が使われる大規模なもの。

 要請を終えた大濱議長は「防災訓練に名を借りた軍事訓練だ。住民には何ら知らされておらず、説明義務を果たしていない。石垣島に自衛隊を駐屯させるための地ならしだ」と強く批判した。(沖縄タイムス社)


沖縄には、普天間で大学に米軍ヘリが墜落したことで、ちょっとばかり「軍」に敏感になっている部分もあるのだろうけど、それにしても、防災訓練で自衛隊はいらないとは、ちょっと冷静になるべきでしょ。

確かに、自衛隊には国民の救助活動を行う使命もあるでしょうから、防災訓練も当然自衛隊の訓練の1つには違いなく、それを「自衛隊の訓練」=軍事訓練と言うのであれば、言葉的には間違っていないけどね。

でも、災害時の救助活動は、地元住民、警察、消防、そして自衛隊の連携があってこそ、多くの人命が救われ、救助されると思うんだが、八重山地区労働組合協議会とやらは、それを否定するつもりなのでしょうか?

F4=戦闘機と短絡的に捉え、何も考えずに、アレルギー体質のように条件反射で拒否しているとすれば、それこそ愚かな団体であろう。
今回の災害には、津波も想定されている。 戦闘機を飛ばし、津波の位置、規模、速さなどを調べ、それをセンターに情報として送る、そのような情報収集は、当たり前のことであり、わざわざ速度の遅いヘリを使って情報収集するべきだと、本気で思っているのあろうか。

誰が考えても、1分、1秒でも早く、正確な情報を掴むことは、防災活動において重要な役割を果たすはずと考え、災害時に戦闘機があるのに、軍事に繋がるからと、戦闘機は使わせない。
その代わりに、足の遅いヘリを飛ばすべきだなど、本気で考えているわけではあるまい。
この辺りの、常識をどうして思い至らないのであろうか、聞いていて情けなくなる。

今回の訓練で使うF-4も、偵察機が沖縄にあったかどうかは忘れたが、仮に偵察機でなくとも、戦闘機でも偵察は、当然出来ることぐらい、想像は誰でもするでしょう。


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しかし、敏感になる気持ちも分からないではないが、ここまで盲目になるのは、哀れに見える。
彼らも、いざとなったら自衛隊に救助される身であろうに・・・・
目に見えるものには判断は付くが、目で見えないものには、考えが至らずに、感情で反応しちゃうんだろうな。


八重山地区労働組合と言う事は、旧社会党後援団体か。
阪神大震災でも、社会党の党首であり、当時は首相であった村山が、自衛隊の派遣をためらったおかげで、救えたはずの命が失われた経緯があったが、この反省を、どうして生かせないのだろう。
平和運動を正義感で行っているつもりだろうが、もっと冷静に考えるべきでしょう。


私も実家は神戸であり、震災時には東京にいたが、すぐに帰って、その悲惨な状況を見てきた。
崩壊した建物から、市民を救うには、専用の機材が必要なのだが、警察も消防も持っていない、自衛隊に頼るしかない。
いざ、詐害が発生したならば、身近にあって使えるものであれば、何でも使ったそうだ。
戦闘機だろうが、戦車だろうが、近くにあって使えるなら使う、それが災害でしょ、防災訓練に自衛隊が参加し、兵器を使用するからと反対するのでは、阪神大震災で、救助を待ちながら間に合わずに死んでしまった人たちに、大変失礼な言動だろう。

死んでしまった多くの人たち、救えなかった活動を反省、教訓としてこそ、被害者への最大のはなむけだと、私は思うのだが。


沖縄は米軍基地に関して、戦後の被害者だと言う意識があるのは分かるけど、それとは別に、日本には災害で失われた命も多く、自分達だけが最大の被害者だと勘違いし、自分達が中心で反対するだけでは、やはり日本中の共感は得られないだろう。
被害者であるなら、同時に、他の被害者の事も思いやる、想像してやれる感性があってこそ、初めてその彼らの活動や運動には、正当性も出てくるし、国民の共感を得られるようになる、そう私は思うんだが。

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8 25, 2004

日本代表の無為無策の成れの果て

アテネ五輪で、金メダルを目指していた野球の日本が、準決勝でオーストラリアに負けました。

それにしても、予選ではあの緑のユニフォームに負け、ムッとし、日本女子ソフトでも金を目指した準決勝で、あの緑のユニフォームに負けて、腹が立ち、まさか3度目も、あの緑のユニーフォームの前に、負けて涙するとは思わなかった。(笑)


五輪の野球日本代表については、過去にも書いてきました。
実は、ココログに移る前にも、ブログを書いていましたが、そこでもアメリカが予選で敗退した時点で、神様が恵んでくれたような金メダルのチャンス、そう書いた記憶があります。

また、ココログに移ってからも、プロ野球 アテネ五輪日本代表でも、監督不在に対する不安を書きました。


野球は小さい頃から見てきただけに、予選からいろいろ言いたいこともあったけど、プロが出場している以上、結果が全てだろうと思い、特にここでは何も書いてこなかった。
予選では、不安がかなり見えながらも、予選では結果を残していたし、予選1位通過は、誰にも文句は言えない結果だった。
だから、黙って応援だけをしていた。


しかし、悪い結果が出た以上は、批判させてもらう。

ネット上では、勝っていたとき(予選)は何も言わず、ワッショイだけ言っていて、負ければ手のひらを返したように非難するのは、ファンとして許せない。
負けたけど、選手もスタッフも精一杯戦った結果、誰も負けたくて負けたんじゃない、1発勝負のトーナメントでは、得てして打てなくて負けるケースもあるのが当たり前、野球を知らない人が、無知で人を簡単に批判するな、と言った声もあった。

一見、この意見は正論のように思えるが、実はとんでもない勘違い。
彼らは「金メダルを取りに行く」と公言して、プロ選手がシーズン中にも関わらず、五輪に参加している。
また、我々応援する側も、彼らには是非とも金メダルを取って欲しい、そう願って応援している人が多いはずだ。
つまり、彼らにとっても、我々素人にとっても、金メダルを取るための過程などは問題ない、問題なのは結果だけだ。

だからこそ、消化不良の試合でも、危なかっしい試合内容でも、オーストラリアにコテンパンに打たれても、結果は勝ってきたし、1敗しても、予選では1位通過と言う、最高の成績で来た以上は、彼らの公言どおりだし、言う事は何も無いはず。
むしろ、素人が結果を出していることに、とやかく言える立場ではあるまい。

ただし、勝っている間は何も言わないのは、勝っているからこそ、何も言えないだけであり、常に不安や批判はファンの間にも燻っている状態であることは、忘れてはならない。
その燻っている状態が、結果が出た(負けた)ときに、外に向かって爆発、発火するのは、これまた当然の話である。


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さて、何事にも、結果には原因がある。
今回、オーストラリアに負けたのにも、原因はあるはずだが、それはなんだろうか。
原因にも2種類あり、オーストラリア戦を見て判断するものと、その試合だけでなく、長期に渡った日本代表の戦略、戦術におけるものがある。

例えば、この試合までの日本の戦い方は、予選では新聞各紙でも批判されていたが、本塁打による得点が多く、タイムリーによるチーム全体として機能した結果の得点が少なかった。
これは何を意味するのかといえば、想像通りだが、好投手に当たった場合、1発狙いの打線だけでは勝てないからだ。

これは今の巨人を見れば分かるだろう。
各チームの4番打者をかき集めても、ホームランは記録を塗り替えるほど打っているが、では勝負はどうだろうか。
ご存知のように、現在で中日に首位を譲って、しかも独走を許している。
つまり、1発が多くなれば、勝つ試合も多いだろうが、決してそれは強いチームになるとは言えない、と言うこと。

これは、もう巨人と言う見本のようなチームがいるのに、予選では、結局はホームランに頼る打線になっていたのを、何ら修正しようとも、変える努力をせずに決勝トーナメントに進出してしまったのが、最大の理由。
実際、オーストラリア戦では、ホームランは空振りに終わり、ランナーは進めるが、後1本のタイムリーが出なかった。
これも予選で、どのような戦術で戦うのか、その方向性を選手に徹底、指示してこなかったツケが回って来ただけ。


その他にも、予選では投手交代の時期の遅れが目立った。
5連打されて失点して、初めてベンチが動くケースが、予選のオーストラリア戦だけで2回もあった。
予選リーグは、1度や2度の負けでも、決勝に残れるので、打たれたとしてもある目的、例えば連打されたときの相手の攻め方の研究、守備陣系の確認などなど、意味があって続投させる場合はかまわない。
しかし、そのような意味も無く、ただベンチワークの不手際だけが目立った交代だったことは、指摘したい。

これは、トーナメントのような1発勝負に入った場合、交代の時期の遅れは、致命傷に成りかねないからだ。
やはり、監督経験もなく、代理である中畑氏に全てを任せる限界が、ここにも出ていたと思う。

プロ野球 アテネ五輪日本代表でも書いたが、野球ってのは選手だけでするものではく、ベンチワークが非常に重要な競技である。
もちろん、長嶋氏が突然倒れられたと言う不運もあるが、かといって、勝負の世界でそれを理由に、相手チームが手を抜いてくれたり、勝負の女神が微笑んでくれるはずもなく、一時も早く、長嶋氏に変わる監督を探すべきだったのだ。
監督不在で、長嶋氏に対するカリスマだけで試合に勝てると思い込んだ、JOCだか野球関係者か知らないが、その愚かで甘い考えそのものが、今回の敗戦の遠因になっている事は、間違いない。


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オーストラリア戦だけに限って言えば、失点は松坂投手には責任がなく、内角は打てないと言っている構えに対し、2死ながら3塁にランナーがいることにビビッた城嶋の、サインミスが原因。
もともと、五輪に来てからの城嶋のリードは、やや大事に行こうとし過ぎて、ペナント中のような大胆な配給が見られず、消極的な外角への変化球で交わす配給が多く、彼の特徴、良いところが無かったように思える。
この辺りは、今日負けても、140試合で勝者を決めるペナントレースの戦い方による、大胆な配給と、予選から負けられない試合の続く国際試合との差が出たのではないか。

ただ、私の見方が間違いないのであれば、日本代表のバッテリーコーチは何をしていたのかと思う。
バッテリーコーチがいないのであれば、ピンチの時は投手コーチの大野か、監督がきちんと指示を出して、配給を徹底させるべきだったところを、良い言い方だとキャッチャーの城嶋を信頼して任せた(悪い言い方だと、城嶋相手にいちいち配給の指示まで出せるほどの格が無かった)のが、失点の原因だろう。

もっとも、この失点を防いだからといって、勝っていたとは言えない、なんせ打線が打たないのだから。

では、打てなかったのは選手が原因なのだろうか。
これは単純にはそうとは言えない。
各球団に帰れば中心人物の彼らも、ペナント中でも3回に1回しかヒットが打てないし、何試合か連続でヒットが打てないことも何度もある。
また、相手が好投手で調子がよければ、全くと言っていいほど打てない日があるもので、オーストラリア戦だけを指して、打てなかったから即、彼らの責任とは言えまい。
ただし、打てないから負けても良いわけでなく、打てない時は、普通ならば、ここでもベンチが重要な役割を果たすはずである。

もちろん、打席に立っているのは、日本でもトッププロなので、ある程度は自分達で打てないときでもアジャスト出来るだけの能力はあろう。
しかし、トーナメント方式では1発勝負で、各選手に任せるべきと、チームとして戦術のベクトルを示して、徹底させることも重要なはずだ、負ければおしまいなのだ、選手の能力に任せるだけでは、不安定要素が多すぎる。

それは、ボール球に手を出す選手が多かったが、高めはほとんどがボール玉なので手を出さないように指示をする、変化球よりもストレートがたまに甘いところに入るので、それを狙うように指示をする、調子が悪い選手には、代打を出して雰囲気を変えるなど、ベンチとして打てないならば、打てない時ににも、やるべき事はたくさんある。
ただ、良い投手が投げて抑えて、抑うつ選手が打ってくれて勝つのを待つのでは、それは草野球レベル。
もちろん、狙い球を絞ったりしても、打てるとは限らないが、少なくても無策のまま試合が流れてしまうより、何かを起こして悪い流れを断ち切ろうとする、その努力がベンチには重要なのだ。


野球はもっと奥が深い、戦術は果てしなく広い、それを忘れてしまっているのではないか>中畑氏
いや、自分にそれだけの野球理論が無いのかも知れない、もしくは、戦術を駆使するには自分はまだ監督経験もなく、選手としての業績も、今回選抜された多くの選手にも及ばないと言う負い目、長嶋氏なら従えても、中畑なんかに率いられるのか、などの周囲の声などがあって、自分では何も出来なかった可能性もある。

<また、実績も何も無い中畑氏に、代理監督を任せるような判断をした人物、機構こそ、第一戦犯と言っても良い。
長嶋氏が倒れられた時点で、氏が監督として動けない可能性を検討し、早めの策を打つことこそ、日本代表にとって有益だった。
確かに、監督が長嶋氏ということで、自分は単に打撃コーチとして、あの長嶋氏についていけば良かっただけ、そう信じて引き受けたのが、あれよと言う間に監督代理などやらされてしまった、そんな事情もあり、同情の余地はあるかも知れないが、引き受けた以上は当然、責任は中畑氏にもある。
ただそれ以上に、実績も何も無い中畑氏に、代理監督を任せるような判断をした人物、機構こそ、第一戦犯と言っても良い、長嶋氏が倒れられた時点で、氏が監督として動けない可能性を検討し、早めの策を打つことこそ、日本代表にとって有益だった。

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人は、選手は精一杯やった結果なので、非難するべきじゃないと言う。
もちろん私もそれには賛成だ、選手には非は無い、精一杯プレイしていたし、彼らの本分は野球のプレイに全力を注ぐことだから。
しかし、ベンチは精一杯やったと言えるのだろうか?
これには、残念ながらノンとしか言えない。
先ほども言ったが、試合中の戦術が全く見えなかった、流れが悪いケースで的確な指示が出せなかった、流れを変える大胆な作戦を行えなかった、これらは全て、ベンチの責任。
野球は一人でやるものではない、選手9人に、ベンチ、それにスタッフ全員で行うもの。
こんな基礎を忘れてはならない。


あと、大会中、「長嶋監督のために勝ちたい」と言う言葉を、中畑や選手からも聞いた。
またマスコミなどは、好き好んでそのように連発する。

これはおかしいだろう、日本代表はあくまでも日本国を代表したチームであり、メダルを捧げるのは、日本国民に対してのはず。
また、選手は何のために戦っているの? 長嶋茂雄という個人のため? 自分のために勝ちたいと思っていないの?

いつから、長嶋氏は日本の最高権力者になったのだろうか、野球の神様となったのだろうか。
野球人として、長嶋茂雄個人を尊敬するのは悪いことではない、また、倒れられたことに対して、元気付けるためにも勝ちたいという気持ちは分かるが、少なくとも長嶋を教祖にするような歪んだ構造だけは、勘弁して欲しい。
プロ野球の選手は、そのプレイをファン(国民)に魅せることで、自分の収入を得ているのであって、長嶋氏個人に雇われているわけでもなんでもないし、また、自分のために努力しているのだろう。

未だに「長嶋ジャパン」など連呼するマスコミも、神経を疑うし、長嶋氏は私も好きだが、このフレーズだけはキライ。

ともかく、シドニーでは単にプロ野球の選手を集めても、チームとして機能しなければ勝てないことは分かったはず。
しかし、今回はその反省がどこまで行かされたのか。
確かに、前回はパリーグからだけだったが、各球団から選手を集めた。
合同練習も5日間やった。
しかし、選手選考結果を見て多くの日本人は思っただろう、2名以上欲しいチームもあれば、誰もいらないチームもあると。
その結果、五輪では代打要員が少なくなり、捕手も城嶋一人におんぶに抱っこ、打線も点にはなるが、線にならない。
打線は、線になって初めて機能することなぞ、少年野球小僧だって知っていること。
ペナントは休めないとした結果、巨人戦の視聴率はついに5%を切った、笑ってしまうではないか。
これでは、最初からペナントを休むほうが良かったに決まっている、本当に頭が硬直したオーナー連は即刻退場して欲しいもの。


さて、「1発勝負は水物で、負けることもある」と優しい言葉をかける人がいる。
しかし、1発勝負だからこそ、負けない工夫が必要だった。
オーストラリアは日本にスコアラーを派遣して、情報を収集していたと言う。
では、日本はどんな情報収集の活動を行っていたのか?

日本を7回まで零封したオーストラリアの投手、イタリア戦では8回を0点に抑えていたが、その試合を見て何を研究したのか?
少なくとも、オーストラリアは松坂を打てないなりに、狙い球を絞っていたし、右方向に打っていたが、日本はどんな研究をして望んだ結果、5安打しか打てなかったのか?
ちゃんと優秀なスコアラーを、各試合に派遣して、対戦する選手の情報を分析、弱点や攻め方の研究など、きちんと選手に伝達していたのかどうか、監督に試合の戦術を示せたのかどうか。

ハッキリ言って、選手だけを集めて勝てると思っていた、相手を舐めてしまった、それが最大の敗因だろう。

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8 20, 2004

中韓が求める謝罪はなに?

19日付の記事「歴史認識の連携だってさ」で、雷電さんからコメントを頂きましたので、お礼のレスをこちらで返します。

共産系や、小森氏が代表を務める「子供と教科書全国ネット21」などが目の敵にしている「つくる教科書」ですが、確かにまだまだ採択率は低いですね。
仮に採択されても、愛媛などではわざわざ裁判で取り消しの裁判まで起こされております。

言論が自由なはずの日本でも、かなり「つくる教科書」が虐げられている現状で、<今後この教科書の採択率が大きく上がると予測する。>と言う予測は、どうでしょうね。
もっとも、小森氏から見れば、0.1%の採択率が、1%程度に上がっただけで、大幅に上がった、大変な出来事だ、となるのでしょうけどね。(笑)


加害者としての意識が希薄なのは、ある意味そのとおり。でも、それは“敗戦”や“終戦”という言葉のあやの問題ではなく、

そうですね。
私は、「敗戦」でなくて「終戦」と捉えることで、何が違うのか分かりません。
日本にとって、終戦は太平洋戦争での敗戦と同じ意味であり、敗戦だからどうだ、終戦だから加害者意識がどうのとは無いと思うけどね。

それよりも、敗戦とすることで、韓国はどうなるのでしょうか。
ご存知のように、1910年で韓国は日本に併合されています、つまり太平洋戦争突入時も、終戦の1945年の時点でも、朝鮮半島は日本国だったわけで、敗戦だからどうだという話は全く関係ないはず。

これはまるで、韓国の人は、第二次世界大戦では戦勝国のように思っている人もいるが、国際的に見れば、韓国は日本であり、同じく戦った仲間であり、敗戦国なんですけどね。
確かに、「終戦」としちゃったら、そのヘンの韓国が日本と同じだった、と言う感覚があやふやになってしまい、敗戦としなければ、韓国の立場が明確にならない、そういう話であればまだ分かるんですけど。

でも、この話も今から見れば、あの当時は韓国も日本だったね、と言う認識だけで十分だと私は思うけどね。
終戦だから責任が薄いとか、そんな言葉使いに責任を求めるような話とは思えない


・・・確か『ここが変だよ日本人』(TBS系)での発言だったかと記憶しています。韓国人と中国人がタッグを組んでアフリカ人の発言に対しかなりムチャクチャ言ってました

当時のTVを見つけました。
植民地に対し、日本は世界で唯一謝罪し、賠償したことをゾマホンは褒めていました。

ゾマホン「人間の歴史の中で、本当に素晴らしいことをした国は日本だと思います」
韓国人女A「ちょっと待って。35年じゃなくて36年です」
     「悪いことは1回でも100回でも同じことなんです」
     「日本は内閣も変われば言葉も変わります。 もう一つは従軍慰安婦問題」
     「日本政治の中で、一貫した歴史認識を持って、これを変えないことです」
アフリカ人「日本は、今から50年前の歴史のことで、悪いことをした国から、今の時代になめられていると思う。」
     「だから1つ、韓国と中国の方々に聞きたいんですが」
     「いつになったら日本を自由にするんですか?」
中国人男 「それは歴史としてずっと残る」
アフリカ人「いつまでそのことを引きずるんですか?」
     「私の質問は、いつまで日本人を追い詰めるんですか、と言う質問」
     「アフリカを見習ってください。私達は全部もう忘れた、流した」
韓国人女B「植民地を経験していない国からそういう事を言われたら、我慢できるし、何もいえない」
     「何故かと言えば、その人たちは、その痛みが分からないから」
     「ある人は、レイプを1回され、あなた達は700年間、私たちは36年間だったんですが」
     「700年ですよね、非常に残念だと思うんですが」
     「そういう人たちを、レイプ10回された人だとすると」
     「全然レイプ経験の無い人達から」
     「あなたはレイプ10回、こっちは1回だからどうって事無い、と言われるのは」
     「レイプの経験が無いからそういう事を言える」
     「しかし、あなた達がもうすでに10回も経験している人が」
     「たった1回だから我慢して、日本が謝っているからもういいんじゃない、と言う事は」
     「あなた達から言われたくない」
     「そういう事をいいたければ、ヨーロッパの人達に言ってください」
ゾマホン 「日本はあなた方に植民地政策はやらなかったと思う。あれは同化政策ですよ」
韓国人男 「同化政策と皇民化政策をもっと勉強してからおいで」
ゾマホン 「日本は謝っているじゃない、韓国に対して」
韓国人男 「謝ってすむ問題じゃないの
ゾマホン 「なぜなぜまだまだ日本人にそういう風に責めるの?」
アフリカ人「いつまでもこれから何千年何百年、その事をひきづり続けても意味がない」
中国人男 「その歴史を忘れることは、今これからの十代でも百代でも忘れることはない

既出ですが、「ここがヘンだよ日本人」に出演していたゾマホンと韓国人・中国人のバトル模様です。↓
http://www2.odn.ne.jp/~ccq47810/oobakatyousennjinn.html


確かに、やらせかも知れませんね。

でも、中国人男性の「その歴史を忘れることは、今これからの十代でも百代でも忘れることはない」と言う言葉が、多くの中国人の本音だとすれば、日本人もいい加減に目を覚ませますよね。
いくらこちらが姿勢を低くしても、彼らは「忘れない」んですから。
しかも、自分達がやっていることには「忘れる」んだけど、やられた事には「忘れない」非常に厄介な存在。

また、韓国人男性の「謝ってすむ問題じゃないの」と言う言葉もね。
日本人は謝罪しなさい、と韓国の人はよく言いますが、「謝って済む問題じゃない」と言っている。
それなら、最初から謝罪など無意味だし、こちらが謝罪しても、相手が謝罪したと取れない以上は、これまたいくら謝罪してもキリが無いということ。
韓国の人も、また自分のことは棚に上げている(例えばベトナムとか)わけで、何も日本だけが言われる筋合いは無い、そう目覚めてくれればと思う。

正直な話、日本が20世紀に朝鮮半島や、中国大陸で何をやったのか、その事に関して正しい歴史認識を持つことは正しいと思うし、それに対して、真摯に受け止め反省すべき点はきちんと反省するべき。
しかし、中国や韓国の人は、謝罪を求めるが実は、「恨みは忘れない」「謝って済む問題じゃない」と思っている以上、彼らの心情をいつまでも受け止め、日本が自虐史観に縛られる必要は無いでしょう。。

平和条約を結び、韓国とは賠償金を支払い、中国にはODAを行った、ある程度のけじめはきちんと行っている、それでとりあえずは十分でしょう。
その後は、お互いが本当に友好関係になったあと、どのように接していくか、と言う問題であり、いつまでも戦争の呪縛に囚われることはない。 ただ単に、彼らはすぐに、日本は歴史認識が正しくない、謝らない、反省しないと言うのは、彼らの本音は、日本の謝罪など受けても了解する気が無い上で、いつまでも言い続けるためだから。


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8 19, 2004

歴史認識の連携だってさ

日本の植民支配を否定した「右翼教科書」阻止-小森教授

韓国の知識人と歴史認識の連携について議論するため最近韓国を訪れた小森陽一東京大学教授(51、日本近代文学)は、来年は歴史教科書問題がさらに深刻化すると予想している。 この教科書は、日本の侵略戦争を正当化し、植民地支配と戦争犯罪を否定する内容などを記述し、3年前に大波紋を起こした。

小森教授は「右翼団体の教科書採択率を高める運動が、草の根で行なわれており、石原慎太郎が知事になっている東京都が動き見せている。」と話した。この教科書の検定通過および採択阻止を先頭に立って推進する市民団体「子供と教科書全国ネット21」の代表委員でもあった小森教授は「教科書採択を防止しようとしているが、状況はよくない」と話した。 今後この教科書の採択率が大きく上がると予測する。

小森教授は、日本社会で戦争の加害者意識が薄くなっている原因を、昭和天皇が45年8月15日に敗戦宣言した「終戦の詔」に求めている。彼は「この詔は、昭和天皇の免責のため『敗戦』という用語の代わりに『終戦』という表現を使用し、これが教科書を通じて学生に教育されているため、日本人の多くが8月15日を敗戦でなく『終戦』ととらえている。当然、加害者としての認識も曖昧になった」とし「終戦の詔は、日本の歴史認識のわい曲がどのように行なわれたのかについての究明の糸口にもなる」と強調した。

呉栄煥(オ・ヨンファン)記者 ( hwasan@joongang.co.kr ) 2004.08.16 15:50


朝まで生でも見たけど、この小森教授って、ものすごい左翼思想じゃない。
まあ、東大ってのは、姜尚中とかも平気で教授やっていたりするから、学府としては日本でトップかも知れないけど、教授には思想や人格を求めないところでもあるようだね。 まあ、専門以外のことはご自由にどうぞ、ってなものかな。

いろいろ調べてみたけど、小森氏は、以前は学者としては一流だったそうです、近代文学なぞ専攻していなかったので、全く知りませんが。 もっとも、最近は恩師にあたる方からも批判されたりと、少しおかしいそうですが。

小森氏は、共産党員の父親を持ち、子供の頃は東欧のチェコで過ごすなど、バリバリの共産党系の影響を受けていますね。


この教科書の検定通過および採択阻止を先頭に立って推進する市民団体「子供と教科書全国ネット21」の代表委員でもあった小森教授

子供と教科書全国ネット21は、実は子供の教育のために、悪い教科書を選ぶな、などと名目上はカッコいいことを行っているが、


親日作家“袋だたき” 韓国で相次ぎ起訴(産経新聞)

>>金氏はまた、名誉棄損による損害賠償の民事訴訟にもさらされているが、この原告二十三人の中には日本の市民団体「子どもと教科書全国ネット21」と「歴史教育アジアネットワーク・ジャパン」が含まれている。

つまり、言論の自由を封じ込めようとする海外の訴訟に、自ら原告として名を連ねている。
これは、自分達の思想とは違うものは、断じて公表することも許さない、といった戦前の言論封鎖を自分たちで行っているのに等しい。
このような恥ずかしい団体の代表委員でもある。
これで、韓国人にはウケが良くても、日本人に対し、一体何を信じて欲しいと言うのだろう。


韓国の知識人と歴史認識の連携について議論するため

ハッキリって、議論じゃないでしょ。
単なる反日史観をお互いに確認し合いに行っただけでしょうね。
そもそも、「日本の侵略戦争を正当化し、植民地支配と戦争犯罪を否定する内容」と、断言している時点で、最初から話し合う内容が見えちゃいますね。

もっとも、植民地支配と言う認識はマズイかもよ。
彼らは、日韓併合は、植民地よりも酷い、同化政策なので、比較に出来ないと考えているみたいだからね。
昔のTV番組で、アフリカ人に、我々も植民地時代を経験したが、君たちほど根に持たないなどと指摘されれば、韓国の留学生は、「植民地と併合は違う」と言い切っていたぞ。(笑)

まあ確かに、他国に大事な国家予算を、しかも莫大な金額を割いて、教育レベルを上げて、人口を増やして、農業改革をして、自国民として扱うようにした「植民地」が、どこかにあったかどうか、教えて欲しいものですね。
その意味では、植民地とは違う、併合だ、と言う韓国留学生の認識は間違っていないけどね。
ただ、奴隷の経験を持たない韓国の人が、簡単に「同化政策と皇民化政策をもっと勉強してからおいで」と言う、その神経こそ疑われるべきだけどね。

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8 13, 2004

スポーツニュース、雑感

スカウト活動違反で渡辺オーナーら退任

何でも、巨人軍の渡辺恒雄オーナーが退任し、新たに滝鼻卓雄読売新聞東京本社社長がオーナーに赴任することになったようだ。

でも、だからなに?

引責って、んなもんこじつけだよね。
読売新聞グループの、実質の権力者としての立場は変わらないんでしょ、単なる院政になるだけ。
表舞台に出てこなくなっただけ、余計に面倒になる気がするね。
今度のオーナー会議でも、ナベツネが直接出ていれば、話が進むだろうけど、ナベツネがいないんじゃ、持ち帰って検討しますみたいな感じになって、何も進まなくなるだけじゃないのかな。

まあ、私はこの辞任は、単なる茶番だと思ってます。


 

日本4失点 パラグアイに敗れ、黒星スタート

4-3で負けました。
4点も取られました、ものすごいザル守備です、どないなってんねん。
せめて引き分けて欲しかったなー。

というか、那須ってこんな選手だっけ? 前半の3失点とも、直接・間接的に原因に絡んでいるじゃん。
しかもキャプテンってどうゆこと?
DFいないんなら、OA使えよ、一人余っているんだよね。

そもそも、最初のミスで動揺して・・・と那須を擁護する人もいるけど、失敗を後に引きずるその精神力、弱さなど、それを全部含めてヘタクソ、と言われているんだからさ。
実力も無いのに、36年ぶりのメダル期待だとか、マスコミが騒ぎすぎじゃない?

それにしても、U-23ってのは崖っぷちと言う言葉が好きだなぁ・・・わざわざ追い込まなくてもいいのに。
次のイタリア戦を期待していますだ。

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8 10, 2004

ザ・ワイドの葉千栄氏について

サラリーマンである私は、平日の昼間に放映されているワイドショーなど、知るはずも無いが、日本TV系列で、ザ・ワイドと言う番組をやっているらしい。
話を聞くと、これは相当偏重した番組らしく、夜の筑紫、昼の草野と一部では言われているそうだ。

今回のアジアカップの騒動でも、9日のザ・ワイドでは相当な電波を流したようだが、これを1部分、見させてもらった。


私が昨日、中国政府に問いかけた、なぜ、中国国民が今回のような行動を取るように至ったのか、反日感情はどうして高まったのか、反日教育が原因ではないとすれば、どう分析したのか教えて欲しいと言ったが、番組なりに分析したようだ。

まず、中国側の代弁者とも言うべき、ゲストだが、東海大教授の葉千栄氏を呼んでいたようだ。
この方、上海生まれの中国人です、まあ中国国民の代弁者としては適任でしょう。
ただ、テレビテロップに「現在中国社会に詳しい」と紹介してあったが、わざわざ中国人の大学教授を呼んでいるんだから、このテロップなんか不要だろ、日本人がゲストなら、どんな立場か伝えるテロップは必要だろうけど、中国人を呼んで、なおかつ中国に詳しいんだよと、視聴者に念を押すのが、なんだか必死に見えて笑ってしまった。


基本的には、もちろんサッカーと言うスポーツの場で、あのようなブーイングをはじめ、暴動を起こす民衆には賛同できないし、恥ずかしい、と言う立場だと最初に断っていた。
これはまあ当然であろう、今回の件で、いくら腹が立ったからとはいえ、同じ日本人がネット上で、中国人の悪口言葉や、言葉遣いなどは、私も同様の感覚で見ている。
彼らがやっていることは、スタジアムで憂さ晴らしをして暴れている連中と同じ、低レベルになる必要なぞ無いのに、そう思うと恥ずかしい限り。


それとは別に、葉氏の分析はまとめると、以下の通りか。
要因はいろいろあると思うが、
 ・靖国神社参拝
 ・日本政府高官の中国に対する言動
 ・外国人犯罪などのマスコミの報道
この辺りだろう。

さらに興奮して、外国人犯罪は犯罪全体の2%にしかならない(多くが日本人犯罪だ)、なのにほとんど外国人が犯罪を行っていると報道する、あるいは、中国人が行っていると報道する、これに中国は怒っている。
また、留学生にビザがほとんど下りないとか、述べていたが、日本語がまだそれほど上手くないので、何を言っているのか意味不明だった。

なんだか、興奮して力説していたが・・・これって、原因の分析ではなく、単なる自分の不満、政府の不満であり、中国国民がなぜそうなったのか、と言う分析じゃないよね。(笑)

多少、言いたいことは分かるけど(何でも中国のせいにするな、って事かな)、実際には外国人犯罪件数は増えている(もちろん、日本人も増えている)し、外国人犯罪の中では中国人がトップである、と言うのは事実ですね。
外国籍の方は、人口の1%しか無いけど、刑務所内では8%近い人が、外国人です。
不法入国、留学生、いろいろあるでしょうが、問題にすべき点が多いのは、ご理解いただけるかと思いますが。

結局、葉氏は何を言いたかったのか分かりませんが、仮に彼の言うとおりだとして、中国国民が日本政府高官の言葉に反応する、靖国神社参拝に反応する、日本のマスコミに反応する理由はどこにあるのか、これが大事であると思う。

1つ1つの事例を挙げて、これに反感していると言うが、なら、中韓以外のアジア諸国は、日本が靖国参拝することに、どうして怒りの声が上がらないのかなど、説明が付かないでしょう。

どう考えても、有田氏も語っていましたが、「中国が経済は自由化したが、言論に関しては一党独裁ということもあり、自由ではなかった。 その中で、唯一、反日批判だけが政府は許してきた事が、本日の結果を招いている」これが要因の1つなんですよ。 
靖国参拝が原因だ? 政府高官の言動だ? マスコミのせいだ? そんな程度の低いことを言っているから、ダメなんだ、反日教育やって、反日批判だけを許可して来た結果、日本政府のやることなすこと、他のアジア諸国が気にならない部分までもが、全て気に入らない、反感を持ってしまう結果になっているんですよ。
まず、このことを自分達で反省しなければ、先に進めませんよ。


ザ・ワイドの感想ですか、この回だけを見る限り、有田氏がいるので、何とか正常な番組として保っている、そんな印象を受けました。
彼がいなければ、筑紫哲也の番組以上に酷い番組になっていたかも知れませんね。


それから、直接関係無いけど、葉氏は、もうちょっと日本語が上手くならなければダメ。
せめて、自分の考えを稚拙な表現でもいいから、的確な言葉で伝えられる程度に日本語が話せるようになって、初めて、代弁者ともなれるし、批判もできる。
番組では、途中何を言いたいのか、さっぱり分からない部分もあったが、これでは相手に自分の考えが伝わらない。
自分の考えを他人に伝えられない事は、日本で活動するジャーナリスト、評論家としては、致命傷だと思うね。


 
最後に、今後どうするべきか、と言う話に移ったが、言いにくいんだろうけど、これも本質を突いていなかった。

確かに、日中両国の首脳が、1度も会合していないのは異常であり、するべきだという話は賛成。
しかし、日本側はその意志はあるのだが、中国側が強硬派の小泉氏に対し、壁を作っているので、実現しない。
小泉氏が靖国神社を参拝しているからだ、と言う理由もあるが、日中間で問題なのは靖国だけではあるまい。
尖閣諸島はどうする、排他水域の問題は、海底資源の話は、問題は山積みであり、靖国だけが原因で進まないのは、あり得ない。

これは私見だが、中国側は今まで日本側に脅すと、歴代の首相や政府は弱腰になって、中国政府に伺いを立ててきた歴史がある。
ところが、小泉氏だけは、脅そうとも自分の信念は曲げない、非常に珍しい「Yes、No」をいえる日本人なのだ。
中国としては、今までの日本政府のように、脅せば折れてくる日本政府を期待しているわけで、小泉氏が首相の間は、決して妥協をしたくないのだろう。
もしここで妥協すれば、今後、第二、第三の小泉氏のような首相が現れて、中国政府にNoと言ってくる人物が現れては困るから、じっと我慢をしているのである。
中国政府が、最近の日本は右傾化にあるとクギを差すのも、石原都知事のような人物が、日本では人気あるので、このような人物に次期首相になられても困る、そういう思いから出てきているのである。

だから、「お互いのトップが会談を行うべきである」と言う言葉は、まずは中国側に言えってこと。
日本は会合を持ちたいと、以前から交渉はしているが、何だかんだと理由をつけて拒否しているのは、中国側なんだから。
でもって、この場合の会合は、条件など一切なしの五分五分の条件が、当たり前。
小泉首相が、靖国神社参拝をやめれば会合を行おう、などの条件を持ち出すのは、もっての他。
葉氏には、中国政府に、是非ともそう進言して欲しいね。

PS:昨日のTVタックル、日本領土保全問題は非常に良かった。 改めて、扱いたい題材です。

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8 09, 2004

相変わらずの中国

それにしても、この話題は、食いつきがすごい。(笑)

アジアカップでのブーイング問題は、大勢の人が注目しているようで、カウンターの数も、トラックバックの数も普段に比べて、かなり増えましたが、それだけ関心も高いと言うことでしょう。

中国紙が日本メディアを批判
 中国で開催されたサッカー・アジアカップでの反日感情を巡る日本メディアの報道について、中国の新聞が、「反日感情と愛国教育に何の関係があるのか」と批判する記事を掲載しました。

 これは、9日付の共産党系新聞「中国青年報」が報じたもので、日本のメディアを、「中国のファンが無礼で質が悪いと怒りいっぱいに非難し、依然として自分達のロジックで反日感情の根源を探っている」と非難しました。
 
 また、中国の愛国教育が反日感情をもたらしているという指摘に対しては、「中国政府やメディアがいつどこで教育宣伝として“日本に反対する”と発表したのか」と反論しています。
 
 そして記事は、「反日感情の悪化はここ数年のことで、小泉総理の靖国参拝によって激しくなっている」と結論づけています。 (TBSニュース 9日 14:15)


kazuさんのブログで、決勝戦のまえの5日の段階で、中国政府は「日本のメディアが一部の人の行為を大げさに報じ、政治問題化させているのは遺憾だ」と言っていたらしい。
私は、このときはまだ、中国政府も暴走した国民感情を持て余して、日本への発信と言うよりも、自国の国民へなだめる意味があって、国内に発信したものじゃないかな、などと軽く考えておりましたが・・・
結構、本気で日本に向けて発信していたんですね。(笑)

それにしても、国内のホスト国にあるまじき騒動から、世界の目を背けたいがために、また日本を利用するなぞ、本当に、中国は変わりませんね。


>>自分達のロジックで反日感情の根源を探っている

自分達のロジックねぇ。
国内において、これでもかっ!、というぐらいの映像を流して、反日感情を煽っておきながら、自分達のロジックとは・・・

今更、政府が日本マスコミのせいだ、なんて言っても、遅い。
そりゃ、中国のマスコミってのは、共産党の支配下に置かれた、自由な報道が出来ない連中ですから、政府の意に反することは報道せず、快い報道しか国内では見たことがないのかも知れませんが、日本や世界各国の自由主義国では、マスコミってのは政府批判はもちろん、耳が痛いことでも、隠しておきたい事でも、平気で報道するのが当たり前なんですな。


それから、愛国教育とか言っていますが、ワタシャ愛国教育とは、自分の国を愛するような教育を行うことであり、中国が行っている教育は、反日教育であり、愛国教育などとんでもない、そう思っています。

なぜなら、中国は、日本と言う存在をより強調して、中国に正義に対して悪として扱い、不平不満は日本に行うようにして、国内の政府に対する不平不満を押さえ込んで、国民の結束を図っているだけで、自分の国を愛する教育など、二の次でしょう。


まあ、今回の騒動が、20代から30代の若者が中心であること、彼らは、天安門事件以降の若者であること、同じ中国人でも、海外に住む中国人や華僑の人から(中国人でありながら、国内の反日教育を受けていない)、今回の事件は批判されていること、若い世代で戦争を知らない彼らが、感情をむき出しにして半暴動化したこと、これらの分析は、中国政府はなんと考えているのでしょうね。

まさか、↓これがその理由か?

>>反日感情の悪化はここ数年のことで、小泉総理の靖国参拝によって激しくなっている

これは爆笑だよね。
ブーイングしている中国国民のプラカードを見た? インタビューを聞いた?
反日感情の悪化が靖国が原因である、と言う分析が正しければ、彼らの反日行動のスローガンは「靖国神社」と言うキーワードで占められているはずである。
ところが、彼らの口から直接靖国神社が一番の原因などと、聞いたことも無ければ、それを掲げているプラカードも、テレビモニタではあまり確認できなかったのは、どういうことだろう。
せいぜい、重慶では爆弾を落とした、悪い事をした、中国に侵略した、靖国に参拝している、尖閣諸島を横取りしている、といった、一連の日中関係でよく聞かれる、中国側の主張と同じく、一部分として書かれていたりしただけだが。
つまり、中国政府が慌てて、日本のマスコミや一部の市民団体が弱い言葉、「首相の靖国参拝」を使って、何とか目先を変えようとしただけですね、誰も今回の反日の原因が、靖国参拝であるわけがないんだから。


また、日本の立場で見れば、半日感情はここ数年の問題で、小泉の靖国参拝だと言うが、それはおかしい。
ここ数年、靖国神社に参拝した首相は、小泉だけではない。 国交正常化となった72年以降からでも、8人は参拝しているし、中国政府が日本の政治家では最高に尊敬している田中角栄などは、5回も参拝している。
つまり、「小泉総理の参拝によって、急激に反日感情が広まった」これは、明白なウソであるか、もし本当でそうであるなら、他に理由、例えば、中国側が小泉首相の靖国神社参拝を、反日感情を増長させる手段で利用した、などの特別な事情が存在すると言うことになる。
どっちにしろ、墓穴を掘ったようなものだ。

こういった、簡単な指摘によって、矛盾点が暴露されるような言い訳を使うほど、中国政府は今回の民衆の暴動には、手を焼いているのでしょうな。 もっとも、政府が本腰になって制圧すれば、第2の天安門事件が北京スタジアム、もしくはその周辺で起きただけですから、中国政府も、そこまで本腰ではなかった点で、難しい判断だったんでしょうね。


それにしても、鳥越とかが、まだ靖国を理由にしていたけど、いい加減にその固まった価値観を、広げないと、ますます共産党や社民党が生き残れる場所がなくなるだけ。
首相の靖国批判は、悪いとは言わないけど、中国がどうのこうのという理由での意見は、もういい加減にウンザリ。


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8 05, 2004

天安門事件のツケ

私は、何度も中国や韓国が、「最近の日本が、右傾化傾向にある」と思うのであれば、それは日本自身ではなく、中国人や韓国人が持つ、非理性的な反日感情にその原因があると書いたが、それを裏付けるような、今回のアジアカップでの、ブーイングである。


【主張】サッカーアジア杯 五輪開催の資格あるのか

 サッカーの国際試合では、ファンの常軌を逸した行動はまれではない。しかし中国で開催中のアジア杯において、日本の選手や観客に向けられた敵意は、サポーターにありがちなマナーの悪さとして黙過できない。

 日本は一次リーグの三試合と決勝トーナメントの二試合を、中国人観衆の一方的な相手チームへの声援と日本チームへのブーイングの中で戦い、七日の決勝に進出した。前回大会の優勝国で、二〇〇二年ワールドカップ(W杯)でも決勝トーナメントに進出した日本に対し、中国のファンがライバル意識を持ち、日本の対戦相手を応援する気持ちは理解できる。

 問題はやり方だ。四戦した重慶では特にひどかった。国際試合の慣例である「君が代」吹奏に中国人の多くは起立せず、ブーイングを浴びせたり、反日的な横断幕を掲げたりした。その上、二十人ほどの日本人サポーターは威嚇され、日の丸の旗を出すこともできなかったという。国営中央テレビがほぼ日本の試合だけ、国内で生中継しなかったのも、不可解だった。

 中国共産主義青年団機関紙が「スポーツと政治を混同するな」と厳しく批判したものの、インターネット上には、同紙を「小日本(日本の蔑称(べっしょう))に味方するのか」と逆に攻撃する書き込みが殺到、済南で三日行われた準決勝でも状況は改善されなかった。

 中国は準決勝で十年間負け続けたイランを破り、決勝戦で日本と対決することになった。中国人サポーターのボルテージは上がり、ネット上には「抗日戦勝利を」「小日本撃滅」などの書き込みが乱舞している。日本政府が不測の事態を警戒し、中国側に異例の申し入れを決めたのも当然だ。

 このような事態になった背景は複雑だ。反日愛国主義教育の影響や、経済成長に伴う大国意識の広がりに加え、大卒者でも就職難という現実社会への不満が若年層に強く、日本がそのはけ口になっているとの指摘もある。

 自国チームへの応援は大いに結構だ。ただ相手チームの選手やサポーターに不安や不快感を抱かせるようでは開催国として失格だ。中国人サポーターの行動と当局の無為無策は、四年後の北京五輪開催資格へ疑問の声を呼ぶ。日中戦での改善を期待する。

(産経新聞 Sankei Web)

 


国際試合を中国で開催など、民族レベルを考えれば、まだまだ早いですね。
真剣に、日本は今回のサッカーでの中国国民の対応をビデオに収め、IOCや国際競技の連盟に送りつけて、再考を促すようなことをしても良いと思うけどね。
物を投げつける、サポーターを群集が取り囲んで威嚇する、国旗を掲揚して応援させないなど、国際試合にあるまじき行為をさせる国で、まともに開催できるとは思えないし、危険だと警告した上で、何か事故、事件でもあれば、その責任をIOCなりは取れるのか、と言った、強い口調で抗議するのも在りかなと。


 


人の振り見て、我が振り直す
今回の中国での、反日感情をここまで見せ付けられると、洗脳教育の恐ろしさを、改めて感じさせてくれる。
日本も、きちんとした教育は大事だと、再認識する思いである。

国歌斉唱(演奏)時にもブーイングすると言うのは、非常に非礼な行為である事が、これで日本人にも分かったでしょう。
日本人は、自国の国歌に対する敬意が低く、それが他国の国歌に対する敬意にもつながり、以前は、国歌演奏時に起立せず、隣の人とおしゃべりを続けるのは日本人だけ、と国際的に非難された恥ずかしい経験があるが、当の本人は、自分の国の国歌ですらないものの演奏時に、何故に起立するのか、最後まで理解できなかったらしい。

他にも、日本人は国旗を燃やす行為はほとんどやらないが、国旗に対しても同様で、国旗や国歌は、その国の象徴であり、その国民のシンボルであるので、相手に敬意を示すには、国民同様、国旗や国歌にもきちんと礼を尽くすのが、それがマナーでしょう。
日本にも、きちんとした国旗国歌の教育の必要性が、再確認されたと思う。

 

天安門事件のツケ
未だに、一部のマスコミや社会主義者は、今回の異常な中国のブーイングに対し、日本の戦後を持ち出す人がいる。
確かに、日本の戦後処理は百点満点だとは言わないが、今回のブーイングを代表とする反日感情とは無関係なものだと、いい加減に気づくべきでしょうな。

今回、スタジアムで騒いでいる連中は、かなり若い連中が多い事に気づきます。
これは、天安門事件以降の、中国の政策(反日教育)の成果の1つです。
天安門事件は1989年ですから、15年の歳月が流れておりますが、その間に徹底された反日教育を受けた年齢層、それが現在騒いで知るわけです。

反日教育は、はっきり言って戦後一貫して、中国では行われて来ました。
個人的には、朝鮮戦争、ベトナム戦争を経て、米ソによる東西冷戦、緊張時代における共産主義の立場として、米国の軍事傘下にあった、アジアでは強力な戦力を持つ、西側諸国の日本が近い位置に存在し、複雑な国際情勢と不安定な国内情勢に対し、政治的に日中戦争などを利用して、日本鬼子などと言って、日本を憎悪の対象として国民を教育し、民族結束を図ったのは、まだ歴史の流れの中の1つとして、理解も出来ますし、同情する余地はあったと思います。
そうしなければ、中国が危うい時代だったという事ですね。


それに対し、天安門事件は1つの分岐点であったと、私は考えます。
ソビエトや東欧諸国の崩壊を見るまでも無く、人権が無視されがちな社会主義国においては、政治、政府に対する民衆不満が、ある時点で爆発し、国内政治が転覆、変化することは、歴史にもある、当然の流れでもあります。

ところが、中国では武力にてこの流れを押さえ込みました。
そして、天安門事件をきっかけに、中国政府は学生に自由な思想を与えては碌な事が無いと、さらに徹底した反日教育で、民族の結束を図ったわけです。
これが、現在のものすごい反日感情の原因です。


今回のブーイングを見る限り、中国政府の反日教育における、国民洗脳は非常に上手く行ったのが分かります。
しかし、反対に上手く行き過ぎた感もあり、異常なまでの国民感情は、反対に中国政府にとっての外交上の足枷となっています。
つまり、中国政府が、外交上日本と交渉することは、国民が許さない、国際社会に向けてこのような事態は避けたい、でも、産経新聞の記事に書かれている通り、国民に自重を求めたら、反対に国民から攻撃される。
これでは、国内結束をまとめることには成功したものの、ある意味、天安門事件並みの国民感情パワーが反日に向けて集中し、自分達でそのコントロールが出来ずに、外交政策が進まずに、反対に押しつぶされそうになっているように見えます。

自分達が誘導して作り上げた、反日感情。
これで、自分達の首が絞まって、窮地に追い込まれてもそれは自業自得、自分の政策に溺れた、で済みます。
なんせ、天安門事件はハッキリ言えば、国内政治が招いた1つの結果ですから、ツケは自分で背負うもの。

しかし、今回は何と言っても、反日感情という日本が直接関係しています。
中国だけが被害に遭うのは仕方が無いにしても、日本がその巻き添えになるのだけは、ごめんです。
戦後の日本の対応が悪いとか、眠いことを言う人は、もう一度、中国の反日教育を振り返ってもらって、日本は政治的に悪者として利用されたのですから、これはきちんと、中国に対して怒るべきですし、主張はきちんと言うべきでしょう。

お互いが感情的になって、喧嘩をする事が良いとは思いませんが、卑屈になる理由も何もありません。
個人的には、この行き過ぎた反日感情を材料に、尖閣諸島問題を、きっちりケリをつけるぐらいの心構えでも良い、そう思っているんですけどね。(尖閣諸島は元々日本の領地、それを難癖付けて来ているので、諦めさせるだけ)

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