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6月 07, 2004

どっちもどっち>参議院

行政関係では、先週末から、参議院の厚生労働委員会や本会議では、国民不在の与野党の醜い争いが目立ったようですね。

まずは厚生労働委員会での、闇討ちに等しい、審議打ち切りによる強行採決。
法案と言えども、最終的には多数決で決まるのは分かりきったこと、せめて野党の声を全て聞いてから、採決に入るのが、多数派の与党として押し切って法案を通す側の、最低限の「民主主義の良識」でしょう。

あの強行採決では、国民への不信をさらに増加させるだけで、下策以外の何物でもなかった。
確かに、最後まで審議して採決を取った場合、野党による激しい揉み合いによる妨害が予想されますが、それはむしろ与党は歓迎すべきじゃないのかな。
なぜなら、よくニュースで、アジアの国会で議員が殴りあいや、揉み合いをする場面が放映されることもありますが、それを見た国民のほとんどが、嘲笑レベルでそのニュースを見ているんですよ。 それと同じ事を野党が仕掛けてきても、そんな行為を国民は支持しませんよ、恥ずかしいなと思うだけ。


一方の与党は、本会議での牛歩戦術を使ったり、一人が演説に3時間も使い、3人で7時間も費やしたらしい。
今更牛歩戦術で、どれだけ国民の支持を得られるのか、まさに「時代錯誤、古い体質」と言われても仕方が無いですね。
また、国会で寝る議員や、審議打ち切りなどが話題にあったが、野党がこんな演説をわざと引き延ばし、意味の無い話を繰り返すようでは、議員が疲れて寝てしまうのも、途中で打ち切りされてしまうのも、国民の目から見て、当然仕方が無い、などと見られてしまっては、マイナスにしかならない。これも、下策以外の何物でもない。

民主党など野党の、牛歩戦術や長時間演説などは、単なる国民に対するパフォーマンス。
自民や公明の与党が、強引に年金法を国会で通しています、それに対し、我々はここまで対抗したんですよと、選挙へのポーズとして言いたいに過ぎない。
バカバカしい、与党が欠陥法案を無理押ししている、こんな事は誰の目にも明らか。
こんな事は、アンケート結果を見るまでも無く、国民は今回の年金法案には反対なのは、以前から分かっていたこと。
でもって、民主党などは委員会や本会では、激しく反対した、それで十分だろう。
牛歩戦術や無用な演説記録など、やればやるほど、ソンしているとなぜ、気づかないのだろう。

私の目から見て、通過してしまった年金改革法案、それが素晴らしい案なのか、民主党の改革法案の方が優れているのか、専門家でもいろんな意見があるのに、素人の私に判断が付くはずが無い、ただ、双方の案ともに、問題点が多いことも分かる。

私は、国家の社会福祉上の年金制度そのものは必要だと思う、自己責任など聞こえは良いが、国として国民を見殺しに出来ない以上は、何らかの形で税金で救済するわけですから、それならば最初から、政府が強制的に年金に関与するべき、そう考えます。
あとは、少子化と高年齢化を考慮すれば、よほど収入源を増やさなければ、給付金は下がるのは、当然の話でしょう。
ただ、その財源の不足を何で補うか、民主党のように消費税で賄うのか、今までの支払いを増やしてもらうのか。
どのみち、国民の出費は避けられませんけどね、マスコミの報道の印象では、「納付金は増える、給付金は下がるの改悪年金」となっていますが、納付金はともかく(納付せず、税金に変わったとしても)、今まで以上の出費は避けられないのです。
「納付金は増える、給付金は下がる」事を問題点にする点で、ピントがずれている気がしますね。


私が、今国会で年金法を改正に反対するのは、年金制度そのものよりも、今までの年金運用を杜撰に浪費、管理して無駄遣いをした、社会保険庁に対するけじめなど、国民に対して裏切った人たちに対する処分、処罰の方向性が全く審議されておらず、置き去りにされてしまっているからです。
まずは、過去の反省にけじめ、これがあって初めて、次の改革(国民に出血を強いるなら、なおさら)などに移れるのではないでしょうか。これが無い限り、年金改正法案はずっと反対です。


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コメント

ご意見に賛同する部分もありますが、「一億総評論家」の臭いがあります。
政治の主語は「国民」です。国民にとって、どちらの案がよいのか?自分自身で検証する事が大事です。
政府・与党(自民・公明)や堕落したマスメディアの論評を鵜のみして、そのままの受け売りでは問題は解決できません。
私は、今回の改正案は官僚にとっての「100年の安心案」だと思っています。勿論、社会保険庁の問題は大手術が必要ですね。
この問題について政府は野党や国民の疑問に対して率直に、丁寧に説明すべきです。

投稿: シンコー | 6月 07, 2004 18:58

シンコーさん、コメントありがとうございます。

>>「一億総評論家」の臭いがあります。
おお、仰るとおりです。
確かに、耳が痛い部分ですな。(笑)

ただ、確かに政治の主語は国民であっても、現実的な話をすれば、国民が直接どちらの方法が良いか選ぶ、これは不可能でしょう。

確かに、自民・民主ともに、今度の参議院選挙の争点は年金法と言っておりますが、今度の選挙で国民は、年金法のみを争点として投票するわけにはいかないでしょう。

イラク自衛隊派遣問題、北朝鮮関連、憲法9条改正などなど、国民にとって選択するべき事項は数多くあり、それらを総合して投票するのが、選挙でしょう。
年金法は民主党案が良い、と思っても、民主党の政策理念で納得できない部分が他にあれば、実際はどちらが私にとって重要か、と言う問題になります。

よくネットでは、こんなに年金法が悪いのに、自民党に投票する国民が多いのは、嘆かわしいとか仰る方がいますが、今回の選挙が年金法のみが争点で、年金法に関しては今回の選挙結果で決め、当選した議員だけで論議するなら、その批判も正しいとは思いますが、実際はそうではないですから。

ですから、私は単純に「反省とけじめ」が無い以上は、改革法案には反対、でも実際の投票では、総合的なバランスで私の考えに近い方に投票します。
しかし、投票したからと、年金法を支持したと勘違いしてもらっては困るし、与野党限らず、法案は十分な審議を経て、最終的には決めて欲しいと願うだけです。


投稿: akinopapa | 6月 07, 2004 19:29

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