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6 29, 2004

問題視される体罰とは

久留米の小5女児、校長体罰でケガ・25日から欠席

 福岡県久留米市の市立鳥飼小(514人)の今古賀信夫校長(55)が授業中、5年生の女児(11)の顔を平手打ちし、1週間の打撲傷を負わせていたことが28日、分かった。女児は「学校に行きたくない」と家族に話し、欠席している。学校のトップによる体罰に教育関係者も驚いている。

 市教委などによると、女児のクラスでは級友を中傷する内容のメモが出回るなどしたため、24日の3時間目の学級会で話し合うことにした。校長が「いじめをしないこと」や「命の尊さ」を指導しようと午前11時ごろ、教室に入ったところ、女児が自分の席についていなかった。注意した後、ほおを1回、平手でたたくと、女児は衝撃で棚に顔をぶつけ、けがをした。教室には担任の男性教諭もいたという。校長は同日中に市教委に報告後、女児の自宅を訪ね保護者に謝罪。女児は翌25日から学校を休んでいる。

 校長は読売新聞の取材に対し事実を認め、「教職員を指導する立場にありながら、取り返しのつかないことをした。校長として、教員として、してはいけない行為だった。猛省している」と話した。

 同市では昨年12月にも、市立中の校長が修学旅行先で男子生徒4人に体罰を加え、減給3か月の懲戒処分を受けた。

 市教委の石原廣士(ひろし)・教育文化部長は「管理者自らがこのようなことをやってしまい、申し訳ない。事情を聞いたうえで再発防止策を講じたい」と話している。(読売新聞)[6月29日10時14分更]

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まあ、詳しい状況は、この記事からだけでは分からないので、一概に言えないのだろうけど、ただ、単純に、授業中に「席についていない」女生徒を、頬を平手で打った事が、どうしてこれほど大事にならなきゃいけないのだろう?

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たいばつ 0 1 【体罰】
こらしめのために、身体的な苦痛を与えること。日本の学校教育では、法律によって禁止されている。
(大辞林より)
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私は、体罰とは、「必要以上」の身体的苦痛を与えることかと思っていたら、単に軽く叩くだけでも体罰になるのね。
いつから法律で禁止になったんだろう?
私は、教育者ではないけど、自分の子供には「悪いこと」をした場合は、叱るときにきちんと「叩く」けどね。
それって体罰なんだ、本当はやってはいけないんだ。
私は、自分の子供が学校で、悪いことをした、聞き分けない行動をした、その場合は教師にきちんと叩いてでも、「お前は○○の悪いことをした」と理由を説明してもらった上で、叱って指導して欲しいと願っているが、現代の教育現場では叱ることはしても、叩くのはもちろん、頭をコツンとするのも体罰として禁止されているわけね。


絶対におかしいね、誰がこんなバカな法律作ったんだ?
現代の子供が、親や大人の言うことをまともに聞かず、他人に集団で暴力で解決するなどするのは、小さい頃に、きちんと「叱る」行為をしていないせいじゃないのか?

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「昔は良かった」だの言うつもりは毛頭無いが、現代よりはもうちょっとモラルがあった時代には、大人は子供を「叱る」意味で叩く、殴る、蹴るなどの行為はよく見かけたものだ。 それは、親や教師だけでなく、近所の怖いおじさんも同じことだ、叱られる事で教えられることは多く、時には、言葉だけで伝えられるよりも、コブシの痛みで覚えさせられるときもあった。
席につかない子供を平手で殴ったからと、体罰としてその先生(この場合は校長)が責められなければならなくなったのだろうか。このケースは詳細を知らないのでそれ以上は言えないが、私から見て、もし単に5年生にもなって、チャイムが鳴って席についていない、叱られた、頬を打たれた、それだけで体罰だと罰せられるのであれば、それはどう考えても、おかしい、本末転倒と言わざるをえない。


確かに、最近は大人の快楽行為による体罰、もしくは親から子供への暴力虐待、教師をはじめ、大人が子供に対して性的対象として及ぶ恥ずかしい行為など、事件も多いので、気にする、気をつけるようになったのは、理解できる。
しかしながら、叱った側に、正当な理由があれば、また、指導内容が行き過ぎでない場合は、きちんと理解することも大事だろう。
親や教師を含め、大人は子供に対していろんな事を教えて育てる義務があるはずで、叩く=暴力=体罰=罰すると短絡的に結びつけるのは、非常に恥ずかしい行為だと思う。


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今回の女の子は、「学校に行きたくない」と言った理由が、殴られて「恥ずかしい」「気まずい」「ふてくされた」のどれかでは無いことを願うばかりだ。私の中学二年生の娘も、叱ったあとはふて腐れて、部屋に閉じ篭ったり、寝たりして私に顔を合わせようとはしない時がある。まあ、このときは無理やり引きずり出さずに、冷静に考える時間を与えるために、時間をおいて、翌朝に話をするように私はしているが、それと同じように、ただ普通の何でもない感情で「行きたくない」と言っているようにも思える。

この場合は、親がきちんと娘を見極めて、わがままを言っているのであれば、叱ってでも挨拶させるべきだろう。
自分が悪くて怒られているのに、父親と同年輩の大人が、しかも校長という学校の先生よりも上の立場の人が、謝罪しに頭を下げに来るのを目にすれば、その少女に対して教育上、悪影響を与える事はあっても、よい結果だとはとても思えない。

もうちょっと、この事件の事情を知りたいところだが、それはともかく、現在の体罰は少しの行為でも該当し、それは禁止されているとは知らなかったので、勉強にはなった。でも、とんでもない馬鹿馬鹿しい話だ。
子供を守るのも、ダメにするのも、全ては大人によるもので、その大人の行為を一部が悪いからと全面禁止にする、話し合いで何とか解決させるなど、机上の空論だね。

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6 25, 2004

テストで自衛隊派遣に賛成だと「低俗」で0点

イラクへの自衛隊派遣に賛成だと0点

 愛知県の県立高校が5月に実施した高校3年生の日本史の中間試験で、担当の男性教諭が「イラク戦争についてどう思うか」と問う記述問題を出題し、イラクへの自衛隊派遣に肯定的な解答は0点とし、否定的な解答は5点として、生徒の生活態度などを評価する平常点に配点していたことが25日、分かった。

 愛知県教育委員会は「さまざまな考えを持つ生徒や保護者への配慮を欠いた不適切な設問だ」として、配点を無効にするよう学校側に指示した。

 県教委によると、教諭は自分が担当する2クラスの生徒約80人を対象に、試験にイラク戦争についての意見を問う問題を追加。試験後に生徒に配布した解答例には「模範解答」として「他国に軍隊を送るのはいけない」「自衛隊派遣に反対」などと記載した。

 一方「自衛隊が違憲なら憲法を変えればいい」「自衛隊はイラク人のために良いことをしている」などの解答例は「低俗」と指摘していた。 ZAKZAK 2004/06/25


どひゃー、マジですか、来ましたねえ。

東京都が、式典での国旗掲揚、国歌斉唱に対して、従わない教師を処罰をしたり、従うことを徹底させたりしていますが、これはあくまでも教師は公務であり、生徒に指導する立場で、内心の自由を理由に、教育委員会の指導を好き勝手に無視してはいけない、と言う考え方が現在では主流だと思います。

しかし、これは国旗国歌を超えて、もっと凄いですね。

私がここで言うまでもありませんが、自身が「自衛隊派遣反対」「憲法改定反対」の意見を持つのは、まさに日本国憲法が認める、自由の行使でしょう。
しかし、公務における教員が、自分の思想を生徒に押し付け、しかも、採点で差別をはかり、自分の意にそぐわない意見には「低俗」などの批判をして、それを生徒に発表するなど、明らかに行き過ぎた行為でしょう。


ネットを見ていると、この教師に批判9割に対し、1割ほど支持する声もあるようです。
その支持する声を要約すれば、どうやら「教師が生徒に正しい認識、常識を指導することは、教職員の裁量の範囲内である。むしろ、権力が学校自治を脅かす方が問題である」と書いているようです。

つまり、イラクへの自衛隊派遣は、明らかに憲法に違反し、戦争への道筋が創られつつあり、その事態そのものをを問題にし、未熟な学生に正しい憲法解釈と、戦争を肯定しない思想、平和に対する正しい倫理概念などを指導する上で、十分に許容範囲だと言う話らしい。

日教組ってのは、どうも、日本が戦後一貫して平和だったのは、自分達が平和思想を説いて来たからであって、決して戦争には賛成しなかった努力があったからこそ、なんて真剣に思っているんでしょうか。
社民党(旧社会党)には、真剣に、戦後日本が戦争に巻き込まれなかったのは、憲法9条があったからだと、信じ込んでいる人もいるようですけど。 それに近いのでしょうかね、教職員の思想を守るのは当然の権利だと、自分に酔いしれているのかも知れませんね。


自分達が、国旗・国歌を公務として強制させられるのは許せない、そう感じているのに、生徒には、自分の思想を押し付けても良いと思う、このダブルスタンダード。
自衛隊派遣が憲法違反、自衛隊派遣は戦争肯定だ、これを正解として5点あげて、イラクの人のために良いことをする(人道支援って事だろうね)、憲法違反なら憲法を変えるべきという意見には、不正解で0点をつけるその行為こそ、教育としての指導ではななく、思想の押し付けだと気づかないのかね。

自民党は言うまでもなく、民主党も今はイラクの自衛隊は撤退すべきと言う考えだけど、基本的には多国籍軍での派遣は賛成していたし、世論調査でも国民の多くがこの教師の採点で言う「0点」に近い思想なわけで、日教組は民主党の支援団体だけど、その肝心の民主党にも、旧社会党派の考えの人が片隅に追いやられているので、焦っているんでしょうね。

まあ、この教師はあと2~3年で選挙権を得られる、この高校生に、ぜひとも社民、共産、民主社会派思想に染めたかったのかも知れませんね・・・

ただ、かのチャーチルも言っていますけど

「二十歳までに左翼に傾倒しない者は、情熱が足らない。  二十歳を過ぎて左翼に傾倒している者は、知能が足らない。」

若い頃は、私もそうでしたが(笑)、特に思想教育など行わずとも、自然にこの教師が望むように、青臭い意見を主張したりするものなんですけどね。


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6 24, 2004

「参議院」選挙だしなぁ

参院選320人の争い確定、立候補者最少

 24日公示された第20回参院選は、同日午後5時に立候補受け付けが締め切られ、比例選は8党128人、選挙区選は192人の計320人による争いが確定した。

 前回2001年の496人を大きく下回り、選挙区選と比例選に改まった1983年以降で最少の立候補者数となった。

 自民、民主両党の2大政党化が進み、主要政党以外の政党が積極的な候補擁立を見合わせたことによるもので、比例選の届け出政党数も、前回(2001年)と前々回(1998年)の14党から8党に減少し、史上最少になった。

 改選定数(121)に対する競争率は2・64倍で、前回の4・10倍を大きく下回る少数激戦だ。

 今回の参院選では、与党は3年余りにわたる小泉政権の構造改革によって景気が回復傾向にあることを強調したい考え。野党は年金改革、イラクの多国籍軍への自衛隊参加を争点に据える構えだ。

 また、自民党が56議席以上を獲得し、参院で15年ぶりに単独過半数を回復するかも焦点となる。

 2000年の公職選挙法改正で定数が252から242に10削減され、今回の改選定数は、選挙区選73、比例選48人の計121。(読売新聞)[6月24日17時26分更新]


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いよいよ参議院選挙ですね。
まあ、国の政治が悪いのは、結局は選挙でその程度の政治家しか選べない国民の責任でもあるわけで、選挙など形式でしかない北朝鮮や、旧フセイン政権時代のイラクなどに比べて、日本人ははるかに恵まれているんだけどね。

ただ、今回は参議院選挙じゃないか、と言う気持ちはやっぱりある。
アメリカのように、上院と下院で役割がはっきりしておれば、選挙争点も明確になるし、参議院選挙での投票の意義もあるが、日本の場合は、最終的には衆議院が参議院よりも権限があるため、何のためにあるのか、その存在意義が問われている面もありますよね。

つまり、今回の参議院選挙でも争点は、年金法案に多国籍軍が中心だそうだ。
昨年の衆議院選挙でも、イラク派兵問題に、今回ほど大事ではなかったけど、年金問題は争点だったけど、衆議院と参議院と同じ問題を争点として争っても、最終的には昨年選挙が終わった、衆議院での結果が参議院での結果より決定権がありますからねー。
何のための参議院なのか、と思っちゃう。

ここは、アメリカのように外交に関わる、多国籍軍や憲法9条改定などの問題は、衆議院で決めて、年金問題や民営化などの内政面は参議院で決めるとなっていれば、年金問題を争点にもっと熱のこもった選挙になるのにな、と思っちゃう。
一応選挙ですからねぇ、投票する側は、年金問題や多国籍軍参加、それに憲法9条改定やその他いろんなものを総合して、自分の思う政策の優先順位にしたがって、考えが近い人物・政党に投票するんだろうけど、衆参で特色があれば、争点が半分に減るだけでも、投票者も楽になるんだけどね。


前にも言ったかも知れないけど、私は外国人参政権と靖国神社参拝に関しては、現段階の民主党は応援できないのよ。
民主党の中にも、外国人参政権反対に反対する人がいるので、その人が党の幹部になって、民主党の方針で取り下げてくれれば、もっと気軽に民主党に投票できるんだけどね。
もっとも、その前に、衆参で役割が違って、今回の選挙ではそれらを気にする必要が無いのであれば、自由に選挙に参加も出来るしね、二大政党に進む方向を自民、民主双方ともに考えているなら、衆参による役割分担を、早急に決めて欲しいね。


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さて、肝心の投票ですが・・・・難しいですな。
個人的には、北朝鮮拉致問題、サミットなど外交面においては、小泉さんに対する私の評価は高いのよ。
それに対し、内政面では年金問題もそうだし、強引な採決も気に食わないし、道路公団の民営化による改革も、腑抜け状態で失望しているし、30点程度が良いとこかな。

もっとも、民主党に至っては、二大政党で政権を担う一翼だと言う割には、前代表の菅さんもそうだったし、新代表の岡田さんも個人攻撃しかしない、年金法案も具体的なものが出せないなど、これも総合的に20点ぐらいしかあげられない。
はっきり言って、自民党は批判を浴びながらも、政権政党だけあって、欠陥だらけでも政策を出しているのに対し、民主党は、今すぐに政権を握ったとしても、何も政治が出来ないでしょ、本気ですぐに政権交代する気も無ければ、能力も無いでしょ。
一時の社会党と同じです、とても現段階で、自民党と政権をどちらにお願いするかなどのレベルで、比較が出来ない。

ただ、ラッキーなのは今回は参議院選挙。 政策には何にも響かない方の選挙。
しかも、参議院とは言え、自民が大敗すれば、次回の衆議院では政権奪取も可能な立場になるかも知れない。

そういう意味では、「期待」をこめて投票する手も確かにある。
自民党30点、民主党20点、共産や社民に至っては、退学しても結構、と言う低レベル、赤点の争いの中で、どう考えて投票するか、国民の義務とはいえ、投票する側も、厳しく難しい選択を迫られる選挙ですね。
まあ、うんこ味のカレーか、カレー味のうんこかってなぐらい。(笑)

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6 21, 2004

合併問題、とりあえず最後

私は、小さい頃は巨人ファンでした。
理由は、多くの人が思うとおり、テレビでよく見る選手が多かったから。
テレビで巨人戦だけを見せ付けられ、読売(日本テレビ)による洗脳に、見事にはまったからです。
まあ、私も大人になるにつれ、巨人だけ目立つプロ野球球界に疑問を持ち始め、小学校6年生の頃には近鉄のファンになっておりました。

どうなのかな、今から思えば、巨人から一番遠い位置にいる球団だったからかも知れない・・・
近鉄ファンにはなったものの、巨人を完全に嫌っていたわけではないと思うが、決定的に巨人を嫌いになったのは、誰もが知っているあの江川事件(※1)からですね。
あれで、完全に洗脳から抜け出せた気がします。


それ以降は、巨人嫌い・・・と言うより、正確には「巨人軍オーナー」がものすごく嫌いになりました。
読売新聞の勧誘が来ても、お前のところのオーナーが嫌いなので、絶対に取らないといえば、素直に帰ってくれるのが助かりましたけど。(笑)


歴史は流れて、今回の合併問題。

もはや、つける薬はありませんね。
プロ野球ってのは、対戦相手がいてこそ、試合が成り立つのです。
また、対戦相手が複数あるからこそ、リーグ戦が成立するのです。
いろんな対戦相手がいて、いろんな特色を持った選手がいて、プレイオフや日本シリーズなどなど、いろんな大会や試合があってこそ、ファンは楽しみを持つことが出来、球界も可能性が広がっていくのは当然です、そんな単純な話すら、見えない人がいるんですね。


まあ強引な販売で、世界一を誇る会社に育て、メディアを操作して視聴率をバックに権限を強め、マスコミの力で国会議員すら手なずける権力者、傲慢な性格だからこそ、あそこまで登りつめたのでしょうが、乱世では必要なタイプであっても、治世の現代ではまさしく老害、迷惑な人です。

合併によって、2球団が1球団に減るのですから、選手が半分に減らされるのは仕方が無いこと。
10球団程度で1リーグ制にして行いたい、と言うのはそういう事ですよ。 選手会が、選手の首切りに敏感に反応して反対を言うのは分かりますが、球団数を減らしたいと言っている本人が、いざ合併するときに、選手は救済せねばならんなど、偽善もいいとこ。
選手会が、むしろ合併より他の道をと言っているのは正しい、60人いる選手を、残った11球団でわけても、5~6人は多くなるだけで、選手会としては待遇面で12球団の方が良いと思うのは当然。

しかし、古田会長のこの意見に、1リーグに拘るある人は吼えまくる、1リーグ制にケチ付けるなと言わんばかりに。
基本的には、近鉄球団がこの世から消える、合併すると言うことは、選手は何れ解雇されるわけで、救うなど今更何を言うのかと、救うを建前に出して、裏では誰を引っこ抜こうとしているのでしょうね、岩隈ですか?


5球団ではリーグ戦は組めない、そこまで分かってて、1リーグ制にしたければ、パリーグがもっと努力するべきだと言う。
彼の努力とは、自分の考えどおりに、パリーグでもう1球団合併して球団を減らせ、そしたら仲間に入れてやる、そう言っているんですね。 ネーミングライツは認めない、売却は考えない、困るなら合併しろ、4球団にしたら入れてやるですか・・・


ここまで来たら、来年度から(近鉄球団がこの世から消えたら)日本のプロ野球はもう見ることも、応援もしません。
ある人が引退するまではね、日本のプロ野球には希望のかけらもありませんからね、見ていてもムカムカと腹が立つだけだし。
幸い、大リーグがありますし、BSやケーブルで放送があるので、冬はNBAを見て、夏はMLBで十分です。
視聴率低下、大歓迎です。 巨人戦が20%切っているのに、まだ何もしようとしない、いいですね、自滅に向かってまっしぐらですね。

(※ 江川事件)
 25年以上も前の1978年の事件なので、ご存じない人も多いでしょうから、ざっと事件のおさらいです。

 まず、話の中心人物江川卓、彼の高校、大学の実績は素晴らしいもので、過去に甲子園で化け物と呼ばれた選手は、数多くいますが、本当の意味で、私が化け物だと思ったのは、江川卓ただ一人です。 PL学園時代の桑田、清原など問題じゃありません。
もちろん、プロ野球からは注目の選手でした。

しかし、まあこの江川選手は、ともかく変わり者。 ブランド志向で、卑怯で狡賢くて頑固で、しかも度胸まである。
本人は、巨人でのプレイに固執し、高校3年生のドラフトでは、阪急(現在のオリックス)から指名を受けると、拒否して大学進学を目指します。 ここでも、彼はブランドにこだわり、東京六大学以外は行かない、慶応か早稲田が良い、との事で、本人も自信が少しあったのでしょう、後援会(彼の母校の作新学院の理事長である、船田中当時自民党衆議院議員)の力も過信したのでしょう、スポーツ入学がある早稲田では無く、難しい慶応を受験しました。 ところが、不合格。 仕方なく、法政大学二部に進学します。

余談になりますが、阪急のスカウトが何度も足を運びましたが(正月にも)、一度も会ってくれませんでした。
拒否は正当な行為ですが、相手のことを思いやる気持ちがあれば、1度も会わずに門前払いで追い返すことは、まあ私から見れば、血の通った人間の所業じゃありませんね(本人が若くて、まだ理解できなかったのであれば、彼を取り巻く大人たちにも失望です)。


さて、4年間大学に通って、2度目のドラフトです。 今度こそ巨人をに指名されることを望み、巨人以外は拒否宣言をしておりましたが、さすがにドラフトです、くじ運次第ですから、この年も巨人ではない、クラウンライターに指名されます。
「九州はあまりにも遠い」との、当時の名セリフ(九州だけでなく、日本全国から反感を買った)で、拒否し、作新学院職員の身分を得て野球留学と称して渡米します。

ちなみにまた余談ですが、巨人の、異常なまでのドラフト嫌いは、この江川事件がきっかけと言われています。
読売グループの圧力で、国会でドラフトは人権侵害(職業の自由の選択を阻害する)と取り上げさせましたが、まだ国会には良識の府が残っており、日本プロ野球と言う特別な組織の中では違法ではない、となっただけのようです。


いい加減、頭にきた巨人は、今回の事件の核心となる「空白の一日」事件を引き起こします。

詳しくは書きませんが、野球協約ではドラフト指名選手は、1年間は他の球団が接触も交渉も、もちろん出来ません。
しかし、事務的にドラフトの前々日まで有効であると書いてあるだけで、前日のことは書かれておりません。
そこで、西武(この年、クラウンから西武が買収)が前々日に、ドラフト交渉期限が切れたことにより、断念するコメントを発表すれば、翌日、巨人が江川の入団を勝手に発表したのです。

先ほども言いましたが、巨人サイドの主張は、ドラフト有効期限は前々日までで、前日は規定されていない。
また、ドラフトで指名される新人選手とは、中学、高校、大学に在学し、どの球団とも契約をしていない選手を指すことになっているが、江川選手は作新学院職員であって、在学ではなく卒業であって、新人選手として該当しない。
この2点です。


当然、ものすごい反発を各球団から受けて、鈴木セ会長も登録を却下しました。
これに怒った(今で言えば、完全な逆ギレ)巨人サイドは、「リーグ脱退」を記者達に言い放ち、翌日のドラフトを欠席までして、抗議を行いました。
このときからですね、放映権で優位に立つ巨人が、何か気に入らないことがあれば、すぐに「独立リーグを作る」など脅すようになったのは。 昔のプロ野球球界は、巨人の脅しに屈することもなく、ドラフトを導入したり、巨人の恫喝にも江川入団を拒否したり、巨人の欠席ドラフトでも、そのまま行って、後日に延期したり、ドラフトに参加できなかった巨人への救済など、何らしなかったことと言い、非常に好感が持てますね。


その反面、巨人に頼らなければやっていけないのに、何も改革しようとしない今のセリーグ各球団、ナベツネにあれほどバカにされているのに、何も言い返せないパリーグ各球団、巨人に擦り寄る、一時期の王国のプライドとメンツを捨てた西武、名分だけで何もさせてもらえなくても、黙って座っているだけのコミッショナー、お見事です。

現在のプロ野球は、過去に多くの国が滅亡した過程を、そのままそっくり再現してくれていますね、歴史の勉強にもなります。 中国も日本の戦国時代も、数多くの国が潰れましたが、そのほとんどが、外敵に倒されたというよりも、内部が危機に面して、何も行えず、人が腐って崩壊によって国内が弱体し、最後は潰れているんですよね、今の球界が見本みたいな気がしますが、潰れてしまったら、笑って済む問題でしょうかね。


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6 18, 2004

もう、どうにも止まらない(近鉄)

前回の続きで、まだ、近鉄-オリックス合併問題です。
ともかく、30年来のファンでした、日本一が見たかった・・・
いや、まて。 今年はプレイオフだ、まだチャンスは残っている、ドラマにするのだ、3位に入ってプレイオフで逆転優勝するのだぁ!、そして球団がなくなっても、キミ達は伝説になれるのだぁ!!(笑)


パ・リーグ存続 熱意見えず

 近鉄とオリックスが合併で合意したことを受け、パ・リーグは17日、東京・銀座の連盟事務所で緊急の理事会を開き、合併に理解することで意見が一致した。21日の実行委員会、最終的には7月7日のオーナー会議に委ねられるが、合併合意が了承されることは確実で、今後はパが5球団で公式戦を開催するか、セ・リーグに1リーグ制への移行を働きかけていくのかが最大の焦点となる。

 パ・リーグはもう主体性を放棄したといっても言い過ぎにはならないだろう。緊急理事会で近鉄、オリックスの合併提案に対して特に反対意見はなく、了解したことはまだいい。しかし、来季の態勢については、すべてをオーナー会議、つまりはセ・リーグに委ねてしまった。

 小池会長は「これからオーナー会議でプロ野球の在り方が議論される」と、踏み込んだ発言は控えた。要するに1球団減を了承してほしいが、後はセの意向に従いますというスタンスだ。

 厳しく言えば、ここにおいて主体としてのパは消滅してしまったに等しい。5球団でリーグを存続させることを言明できなかったということは、すなわち存続に強い思いはなく、1リーグを受け入れる意向を示したのと同義にもなろう。

 もちろん、セ各球団の思惑はそれぞれにある。すんなりと2005年から1リーグに、ということにはならないとみるのが妥当だ。「パだけで決められる問題ではない」という小池会長の発言の裏に苦悩が隠されてはいるが、「5球団でやれということになれば…」では、あまりにも当事者能力の欠如ではないか。

 いずれにしても1球団減がさらに明確になり、保有選手の処遇など、解決しなければならない問題が山積している。 (神戸新聞)


もはや、「合併」を前提とした一直線状態ですね、パリーグの緊急理事会で、誰も6球団に拘る人も、パリーグ存続を願う声も出なかったようで、合併→5球団を承認するだけだったようです、情け無いなぁ。
どうして6球団を、最後まで粘らないのだろう、売却やネーミングライツのことなど話題にもしなかったようです。
1950年セパ2リーグに分裂していらい、半世紀に渡って頑張ってきたのに、何としても歴史あるパリーグを残して、頑張って行こう、そんな気持ちではなかったようで・・・


西武などは、巨人戦の放映も絡んで、昔から1リーグ制支持者でしたので、合併ではなく売却などで、6球団のままで何も変わらないのであれば、合併による1リーグ制の方を望んでいるのでしょうけどね。

ただ、パリーグにも同情よ余地がありますね。
そもそも、前後期制の導入、DH制や予告先発、今年はプレイオフなど、何とかセリーグとは違う特色を出そうと、必死でやって来たのがパリーグであり、何かやるたびに、あるオーナーにバカにされて、それでも何とか人気を出すためにやってきました。
セパの交流戦も何度も求め、放映権などでは分配の話まで出して、あるオーナーに一喝されたこともありましたが、早い話、あるオーナーと、交流戦を拒否するセリーグオーナー達により、何度も改革を望む声を消されてしまい、もう疲れちゃったのかも知れませんね。

正直な話、今回は近鉄が合併でなくなりますので、ファンとしては直接寂しい限りですが、何れパリーグ各球団の経営が破綻するのが見えていたわけで、私も随分と前から改革を希望しておりましたが、全く旧態依然で、既得権益にどっぷりつかった面々を見ていると、いい加減に疲れて、以前よりは野球を見なくなりましたし、野球そのものに少し飽きていたことも事実でしたね。

ご存知ですか、日本プロ野球公式オフィシャルサイトと、セリーグオフィシャルサイトには、市民からのご意見、ご要望を受け付け窓口すら載っていないんですよ。 パリーグのオフィシャルサイトには現在ありますので、今回の件に関しても送ることが出来ますが、最初からNPBやセリーグは、ファンの聞く耳を持っていないんです。
そりゃ、ファンが助けてくれ、改革しようといくら訴えたくても、本人に聞く耳が無い以上、バカバカしいですよね。


近鉄ファンは冷めているという声が聞かれます。
違うんですよ、大阪の人の多くが「阪神」ファンなんですよ。
広島は、広島ファンが多いでしょう、福岡市民は、ダイエーファンでしょう、だから市民で一致団結して頑張れた。
ところが、近鉄ファンは、パリーグだし数は少ないかも知れないけど、全国に散らばってしまっているんです。
私のように、西武戦がある時、1時間ほどかけて所沢球場まで見に行くことはありますが、意外にそういった人たちが多い。(これも、西武の観客動員としてカウントされているんでしょうね)
大阪で、地元で、市民が頑張って、と言う従来の図式が当てはまらない、これも寂しい結果に繋がっているんでしょうね。

まあ、最後まで頑張って欲しいな。
合併なので、消滅でないのが、唯一の救いかな。

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6 17, 2004

近鉄合併、ネーミングライツ

6月17日は、私の結婚記念日でした。(笑)
これを半分まで書いたのですが、さすがに遊びに出かけたのでUPできませんでしたので、提出遅れですが、18日に書いて17日分としてUPします、すみません。


ネーミングライツは愚策だったと、どこかの掲示板で読みましたので、少し反論します。

確かに、近鉄バファローズと言うネームが無くなりますので、身売りしたのと同じだ、と言う意見が当時ございました。
私も、それには賛成で、ネーミングライツは良いが、バファローズの名前は消して欲しくない、そう考えておりました。
ところが、ここに至っては、合併が避けられない、売却でも仕方が無い、その方向性に進むしかない今となっては、バファローズの名前がどうのこうのと言う問題ではないですね、どのみち消えるのですから。


そう考えると、ネーミングライツはかなりの起死回生の一発だった気がします。
今回は、オリックスから合併の話を持ちかけてくれて助かりましたが、近鉄が赤字40億円の子会社を清算するには、普通の会社なら倒産させる手もありますが、球団だけは勝手に自分の都合だけで潰せたりしません。
売却先を探さなければなりません。

まず、いくら年間赤字が40億円と言っても、近鉄球団を買うのですからタダではありません。
球団が持つ資産(練習場や事務所、二軍寮や施設など)がどれほどあるのか知りませんが、30~50億円ほど買取はすると予想します。(どれだけ正確なのか知りません、1988年の南海は30億円程度、阪急は70億円程度で売却したような話を、どこかで聞いたので、それを参考にしています)

これに、加盟料が30億円必要となります。 また、何から何まで一新するのですから、初年度は諸経費がかなり必要になりますので、全部で100億円ちかい費用が必要になる計算です。
40億円もの赤字球団を、100億円も支払って買おう、そんな企業がどれほどあるんでしょうね。
また、ダイエーや西武のように強くして、赤字を減らそうとすれば、あとどれだけのお金を注ぎ込むのか。


それならば、年間35億円のネーミングライツで支払えば、初期投資の100億円が不要になるのは当たり前で、その他に球団を持つことの煩わしさ、例えば、頭が痛い球団経営のノウハウ(ドラフトやスカウトなどの、野球独特システム)や、面倒な事務所やスタッフの管理なども、全部近鉄が見てくれて、一切手間がいりません。
おまけに、5年後に抜ける時も、球団を持ってしまうと、赤字が多くとも簡単に辞めさせてもらえず、また100億円ぐらい払って買ってもいいよ、と言う企業を探すまで、簡単に球団を手放せくなりますが、ネーミングライツではそんな厄介な事も無く、オーナー会議で頭を下げることも無く、自由に降りることも出来ます。
つまり、年間40億円の赤字球団を35億円支払えば、面倒なものは一切考えずに、球団を持っていることと同じ効果を持つわけで、企業としては買い取るよりも、興味はあるでしょう。
実際に、数日で潰されたこの案に、問い合わせてきた企業が数社あったようですし。


ですから、売却するよりは、ネーミングライツの方が、よほど現実性が高いと思うのですが。
今だからこそ、ネーミングライツもリーグ、プロ野球界全体で、考え直して欲しいと思う。


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6 15, 2004

合併以外の選択肢はないの?

吼えるだけで解決するなら世話ない」で書きましたが、いよいよ本当の話になって来ました。


<プロ野球>近鉄、オリックスが球団合併で協議

 プロ野球パ・リーグの大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブが今シーズン終了後に球団を合併する方向で交渉を進めていることが13日、分かった。近鉄の小林哲也球団社長は「交渉しているのは事実。合併の形態や条件についてはまだ決まっていないが、近鉄も運営には加わる」と話し、13日午後2時から近鉄本社の山口昌紀社長とともに大阪市内で記者会見を開く。

 近鉄球団は年間40億円もの赤字を抱えており、今年1月末には球団の命名権を売却すると発表したが、球界から強い反発を受け、白紙に戻した。5月末には、親会社の近鉄本社専務も球団売却の可能性を示唆していた。今回の合併構想も打開策を探す一連の流れの中で出てきた。オリックスの小泉隆司球団社長は「事実はあるが、今のところコメントできる立場にない」としている。

 合併にはプロ野球オーナー会議の了承が必要。今後、7月7日のオーナー会議に向けて交渉を煮詰めていくとみられる。

 また、野球協約では、同一企業の複数球団保有は認められず、既に球団を持っているオリックスが同時にほかの球団を保有することはできない。このため、球団合併ということになれば、1リーグ制など球界再編が急展開する可能性も出てきた。【長谷川隆広】。(毎日新聞)[6月13日11時44分更新]

正直な話、近鉄バファローズと言う球団がなくなる日が、こんなに早くやってくるとは思わなかった・・・
前回も最後に書いたけど、プロ野球創世記からずっと球団を持ち続けている企業の方が少ないわけで、近鉄バファローズが不滅だとはこれっぽっちも思っていなかったが、いざ、消滅すると思うと、ファンとしては「ああ、日本一を見たかったな」、ただそれだけが心残りですね。


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さて、赤字経営の問題ですので、バファローズ一筋30年のファンであっても、どうしようもない問題なので、諦めるしか無いのですが、ただ一点、売却ではなく合併という話に、少し違和感を感じております。


確かに、多くの方が指摘されているように、球団の経営努力の不足は、さすがに否めないと思いますが、ここに至っては(年間赤字40億円)、そんなレベルの話では無いでしょうね。

選手会が発表した、登録選手の各球団の総年俸を表にまとめました。

 順位 球団   総年俸
 1位 巨  人 40.3
 2位 横  浜 28.2
 3位 中  日 27.9
 4位 阪  神 27.4
 5位 ダイエー 25.6
 6位 西  武 21.8
 7位 日本ハム 21.6
 8位 ヤクルト 20.0
 9位 近  鉄 19.7
10位 ロッテ  18.7
11位 オリックス17.5
12位 広  島 17.1
        (単位億円)

ちなみに、選手会登録選手なので、外国人選手が入っていないと思います。(西武の2投手のみ入っていたかも)
そう思えば、ローズ、ペタジーニがいる巨人って、彼らを加えるとどのぐらいになるのやら。(笑)


バファローズの選手総年俸は、約20億円程度で12球団で9位ですね(選手会登録選手)。
中村選手の5億円に批判があるが、全体で年俸を抑えている以上、大きな問題ではないでしょうな。
むしろ、セリーグの総年俸が、約161億円に対し、パリーグは約125億円、1球団当たり6億円もの差が出ているんですよね、セパの格差はかなり存在します。


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それとは別に、私はセリーグはみんな黒字かと思っていたら、今朝のスポーツニッポンによれば、ヤクルトも年間10億円~15億円の赤字らしい。


球界激震!1リーグ制ならヤクルトも合併視野

近鉄とオリックスの合併問題が13日に表面化したことを受け、ヤクルト・多菊善和球団社長(68)は14日、将来1リーグ制に移行した場合、ヤクルトも合併を視野に入れていることを示唆した。球界再編の動きが出始めた中で、セ・リーグのヤクルトも観客動員の減少、年俸高騰などによる赤字経営は深刻な問題。今後は10球団による1リーグ制移行を視野に入れ、他球団との合併を模索していく。

背景にはひっ迫した球団経営がある。98年にヤクルト本社がデリバティブ(金融派生商品)取引に失敗し約1000億円の巨額損失を出した問題をきっかけに球団は経費削減を余儀なくされてきた。その一方で選手の年俸は高騰。補強費を抑制せざるをえない状況から主力選手の引き留めも困難で、00年にはFAで川崎が中日へ移籍、02年オフには石井一をポスティング・システム(入札制度)を利用し、ドジャースに放出。同年、ペタジーニも巨人に移籍し、昨オフにはFAで高津がホワイトソックスに去った。相次ぐV戦士の離脱でチーム成績と観客動員は伸び悩み、92年の247万7000人を頂点に、昨年は174万1000人にまで落ち込んでいる。ドル箱といわれた巨人戦でも空席が目立っており、年間の赤字は10億~15億円ともいわれている。

 現状のまま1リーグ制に移行した場合、さらなる球団収入の落ち込みは避けられない。10球団による1リーグ制となれば、年間144試合として人気の巨人、阪神と対戦する本拠地試合は現在の各14試合から8試合に減少。巨人戦の放送権料を1試合1億円と見積もっても6億円の減収となる。チーム数減少で他球団がレベルアップすることは確実で、優勝争いに加わろうとすれば補強費もかさむ。現在の財政状況では1リーグ制で生き残っていくことは難しい。今後は同じ関東に本拠を構えるロッテなどを軸に合併を模索していく可能性は十分ある。(スポーツニッポン)[6月15日6時4分更新]


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同新聞では、巨人戦の放映権を1試合1億円で見積もっていたので、それを参考にすれば、ヤクルトは巨人戦で14億円の放映権収入があることになり、もしそれらが無ければ、年間30億円近い赤字になるわけだ。
近鉄は、大阪ドーム使用料が年間10億円も払うので、この30億円とドーム使用料を合わせれば、ちょうど40億円になる。
まあ、1試合平均入場者数がヤクルトと近鉄では、今年の4月の数字では、8000人ほど違うので、その分、収入に差がありますけどね。

さて、パリーグのみならず、セリーグも一部で赤字であるなら、誰が見ても根本的な改革が必要なことは、言うまでも無いはず。


ところが、今回の話に違和感があるのは、すでに「合併→1リーグ制」が決定事項のように、次々と話が進んでいることですな。

今年の初めに、球団そのもののネーミングライツ構想を近鉄があげた時、数日で潰されましたが、あれは年間35億円程度で、球団名を売る話だったが、もしそれが可能なら、40億円の赤字が5億円に減る事になり、5億だと十分に経営努力次第で黒字に変化できる金額でしょう。 球団を合併して、11球団になるぐらいなら、ネーミングライツを真剣に取り上げる声が出てこないのは、なぜ?

40億円の赤字と言うのは大変ですが、ネーミングライツに35億円の話もあったのだから、売買先を告示して探す、と言う方策が全く出ずに、この時期に合併話の既成事実がどんどん進むのはなぜ?
11球団に減るぐらいなら、特別に加盟料30億円を無くして、球団を買い取ってくれる企業を探す方がマシじゃないのかな。

それらの努力が無駄に終わったなら、「合併やむなし→1リーグ制」だと思うが、もう1リーグ制の移行は、決まったも同然のように話が進むことに、違和感を感じます。


ファンが望む根本的な改革とは、誰かも述べておりましたが、サラリーキャップにウェバー方式ドラフト、放映権料の分配など入って来ますが、穿った見方をすれば、それらの改革の声が大きくなるのは、ある人には非常に迷惑なので、それらの声を消すために、「合併→1リーグ制→8~10球団縮小」などの話が裏で進んでいるんじゃないかなと。
なぜなら、ネーミングライツや金融会社の広告を出すたびに、吼えまくって反対したあの人も、今回の合併には一言も反対の声を上げずに、沈黙を守っております。もっとも、彼の持論が元々が1リーグ制でしたからね、反対する理由は無いんですけど。


ただファンとすれば、近鉄球団を犠牲にするなら、きちんと球界改革は行って欲しいと、切なる願いはあります。
このまま合併して、この世から歴史ある近鉄球団が消滅しても、単に1リーグになって変化が無いのであれば、何のために犠牲になったのか、どうして犠牲になったのか、悲しいではありませんか。

1リーグ制になっても、根本的な解決がなければ、赤字球団はやはり存在するし、どこかの球団は、相変わらず40億円以上で選手をかき集めちゃうだろうしね、何が変わるんだろうね。

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6 11, 2004

ニュース記事「引用」と「転載」

いきなりですが、私のブログは、ニュース記事を最初に載せてから、その記事に対する内容について、様々な自分の考えを書いていますが、ある方からメールをいただき、このニュース記事全文の貼り付けは、転載に当たるのではないか、と指摘されてしまった。

う~む、個人的には「引用」のつもりで貼り付けていたので、引用に必要な「出所の明示」は必ずはっきりと(赤色に変えて)書いていたんですけどね。

もし、配信ニュースの全文貼り付けが転載に当たると言うなら、よく記事を失敬させてもらうYahoo!ニュースでは、「転載は禁止」とはっきり書かれており、私は違反している事になります。もちろん、引用に関しては注意書きが無く、大丈夫なのでしょうが。

さてさて困りました。

話題にしたい記事が書かれたURLだけ、リンクで貼り付けても良いのですが、ニュースリンクなどは1~2週間ほどでリンクが切れてしまうのが当たり前、後でブログを読み返したとき、クリックしても記事が読めないケースがほとんどです。
私のブログが、そのリンクされた先の記事内容を前提に、自分の考えを書いてあるので、肝心の記事が切れて読めなくなっている場合、意味が通じなくて困ってしまう・・・どんな記事なのか分かるように、私には記事の貼り付けが必要だと思っています。

ならば、全文貼り付けが転載に当たるなら、本当に必要な一部分だけ「引用する」のはどうだろうか・・・

ふ~む、これも出来れば避けたい。


わがままのようですが、私は今までも、記事が長くてブログが長文になろうとも、面倒でも、ほとんど記事を省略して来なかったのは、私が記事を読んで受けた印象は、その記事全文から発するものであり、恣意的に一部分でも記事を省略すれば、それはもはや私が感じ取った記事そのものじゃないと思うから。

例えば、この間の小泉首相訪朝で、家族が帰って来たとき、流れたニュース報道では、事前に家族会が小泉首相に感謝のお礼を言っていたそうですが、その部分は報道されず、「最悪の結果」「プライドはないのか」などの、刺激的なコメントだけしか報道されなかった。これによって、多くの国民から家族会にブーイングが出ましたが、家族会が事前に感謝の辞を述べていたと弁明したところ、その部分をカットしたマスコミに、今度はブーイングが起きました。
最初から、家族会が首相に感謝を述べている部分も報道すれば、誤解もなく、家族会に向けられた多くの批判は無かったでしょう。
それがニュースを伝える側の怖さです。

つまり、私が家族会の「最悪の結果」の意見を述べたいがために、その文章だけ引用し、首相への謝辞を省略したとしたら・・・私の意見が180度違って受け取られてしまいます。

結局、引用とはいえ、記事を自分の都合の良い部分だけ抜き出し、他を省略した場合、ブログを読む人たちが受ける印象と、私が感じた印象と、当然ながらそこには何らかのギャップが発生する可能性があります。
すると、余計な誤解が生じる場合もありますし、無益な争いが発生するかも知れません。
それが私は怖いし、避けたいので、記事は出来るだけ全文を載せております。

さてさて、本当にどうしましょうか。

という訳で、「転載」と「引用」について、少しネットで調べて見ました。
記事を複写する場合、引用とみなす為には、以下の条件が必要のようです。

1.公表された著作物であること
2.公正な慣行に合致していること
3.引用の目的上の正当な範囲内であること
4.出所の明示

「4.出所の明示」に関しては知っておりましたので、必ず色を変えても付けていましたので、クリアしているでしょう。
また、1.に関しても、ウェブ上の記事を持ってくるのですから、公開されているので、問題ありません。
2.の「公正な慣行」ですが、表記方法は、見出し(題名)のあと記事を貼り付け、最後に記事の出所の明示を行い、数行開けるなどして、本文と記事との間には、はっきりと区別が出来る書き方ですから、この点でも大丈夫だと思います。

最後の、3.の引用と本文の主従関係ですが、記事の内容の補佐を書いているのでなく、記事に書かれた内容に対し、他の資料も用いて、検証や推察など行い、意見を述べております。 また、貼り付けた記事の容量に対し、本文の方が文章量も多く、個人的には主従関係は一目瞭然だと思っているのですが。
問題は、「引用に必要最低限であれば、全部を引用するのも可」と言う条件に、合致しているかどうかですね。

必要最低限とは・・・これはどこまでが「必要最低限」と判断して良いのでしょうね。(汗)
私にとっては、必要最低限に感じるけど、ってな感じでしょうか。


 ☆  ☆  ☆

う~む、結局どうしましょうか、弱った。(笑)
とりあえず、転載に当たらないのか、と言う質問を受けましたので、何らかの方向性だけは、ここで決めなきゃなりませんね。

それでは、今後は記事を引用する場合は、誤解を生まない程度に、省略できる部分は省略することにし、「必要最低限の引用」色を強めたいと思います。
しかし、私自身が、編集(省略)しないほうが良いと判断したものには、記事の全文を「引用」させてもらいます。
言い訳になりますが、ニュース記事のリンクは、すぐに切れてしまうので、ネタのニュースが何だったのか分からなくなる、これを避けたいのが最大の理由になります。

これは、記事の配信先からクレームが来るか、一般的な掲示板で同様のケースで、記事引用が禁止になる方向性に進む事があるまで、現在のやり方(私にとっては、必要最低限の「引用」)を進めさせて頂く事にします。
失礼だと思いますが、これをメールを頂いた方への返事とさせていただきます、ありがとうございました。

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6 09, 2004

同じ事の繰り返し・・・

民主党の岡田さん、ほんと懲りないよねぇ、菅さんを後ろから見て来て、何を学習して来たんだろ。

<民主党>岡田代表、公務員時代に兼職 無報酬で会社役員

 民主党の岡田克也代表は8日の定例会見で、通産省(現経済産業省)の職員だった79~86年にファミリー企業の役員を無報酬で務めていたことを明らかにした。岡田氏は、国家公務員法が定める公務員の兼職禁止規定に違反する状態だったことを認め「大変申し訳なく思っており、国民におわび申し上げる」と陳謝した。

 岡田氏によると、この会社は、家族所有の不動産を管理する「岡田興産」(三重県四日市市)。79年7月の設立と同時に「両親の依頼」で取締役になった。86年4月に兼職禁止規定に気づいて辞任した。その後、通産省退官後の88年9月から衆院選に初当選直後の90年4月まで社長を務め、月額40万円の報酬を得ていた。2回の在職期間中とも厚生年金には加入しておらず、現在は無関係だという。

 岡田氏は兼職について「国家公務員法を知らず、問題はないだろうと思い、取締役の一人に名を連ねた。勤務実態はなかった」と述べた。

 これに対して自民党の安倍晋三幹事長は「岡田氏は年金問題で小泉首相の予備校時代のことまで批判していたので、明確に法令に反していたなら、大きな問題だ」と批判した。【青島顕】(毎日新聞)[6月8日23時3分更新]

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菅さんが、個人攻撃を繰り返し行ったことで、何か民主党にプラスになった部分があったんですかね。
天に唾吐くじゃありませんが、人のことを追求するばかりでは、いざ、自分の方に何かあった時、恥ずかしくなるのは見えているでしょ。
おまけに、それが政局上で、大変重大な問題で、どうしても追求しなければならない問題ならいざ知らず、首相の議員になる前、予備校時代のことまで、重箱の隅を掘り起こして指摘までしてさ、菅さんがそれで大失敗して、菅さんの辞任だけならず、民主党そのものが現在危なくなった事を、どうして学習できなかったんだろうね。

個人的には、もちろん小泉さんの「人生いろいろ」もバカらしい答弁だけど、そもそも国会議員が企業と兼職したりしているのは、珍しいことではないし、それが原因で麻生氏などは、厚生年金から国民年金に切り替え忘れなどあったわけだし、ましてや小泉氏のそんな昔の話など、政策上で何か大きな影響があるわけでもないし、ほっときゃ良いのに、と言うスタンスだったし、今度の岡田さんの話も、違法とは言え、政治的に重大なものではないと思っているけど、岡田さんが小泉さんを散々追及しまくった後の話ですから、どうしてもクローズアップされちゃう、もう国民も恥ずかしいだけ。

何度も言うけど、本気で自民党から政権を奪取したい、二大政党の一翼を担っている、そう思うなら、もっと大局を持って政治を与党と論じ、いつ政権が変わっても、民主党なら「○○」はやってくれそうだ、と分かる政党になれよ。
共産党や社民党ってのは、政権政党になれない事が分かっているだけに、反対に政党としてのカラーは鮮明で、何をしたいのかはっきり分かる点では、民主党よりも好感は持てる、支持はしないけどね。(笑)

でも、今の民主党って、旧社会党のように政権党批判だけで動いているように見えるから、支持できないのよ。
ああ、もちろん、旧社会党よりは、実現性の高い政策を挙げている部分も確かにあるので、同列には出来ないけどね、一部では自民党よりも支持できる政策があるのは、間違いないので、その点は断っておきます、だからこそ、私にとっては、二大政党の一翼として期待が大きいわけですけど。

小泉氏は、手際も内容も良いとは思わないけど、政権政党として反発の高いものも、ゴリ押しでやっているでしょ。
菅さんの時もそうだったけど、後を継いだ岡田さんが、学習能力ゼロで、たった1ヶ月前の菅さんと同じことを繰り返すなど、どんなリアクションしたら良いのか。(笑)

民主党も、小沢さんだったらどうだろうか、と思わせる人がいるので、まだ見捨てられないけど、もっと政権をとった時の事を考えて進めて欲しいと願っているのは、私だけでしょうか・・・


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6 08, 2004

火事場泥棒と感じるけど

この京都新聞から持ってきた記事ですが、新解釈ってどうなのかな。


議長席降りても実権あり 参院事務総長が“新解釈”

 川村良典・参院事務総長は8日午後の議院運営委員会理事会で、不信任決議案を提出され議長席を副議長に譲った議長でも「議場整理権」という実権は失っていないという“新解釈”を示した。

 先の本会議で不信任案を提出されていた倉田寛之議長が議長席に着き、本岡昭次副議長の「散会宣言」を無効とした根拠について、事務総長は「(議長には)不信任案そのものは扱えないが議場を整理する権能は残っている」と述べた。参院先例録は「議長の信任に関する議事については、副議長が議長の職務を行う」とだけ記している。

 民主党が、副議長の散会宣言は国会法117条の「議長は、議場を整理し難いときは、休憩を宣告し、または散会することができる」との規定に基づき、有効と主張したのに対し、事務総長は「私どもが認識する限り、整理し難いという状況ではなかった」と否定。

 倉田議長が議事を進めたのは、散会宣言後の議事進行を禁止した参院規則85条に違反するとの追及には「散会宣言が無効なので、その適用はないものと考えている」と反論した。(共同通信)


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共同通信では、不信任決議案が出されて、議長席を副議長に譲った場合、議長は権限を失っていない、と言う判断を「新解釈」だと断言しているが、これって当たり前だと思っていたよ。

例えば会社の役員会でも、社長が議長を務めると思いますが、その社長に対する解任動議がなされた場合は、議長自身の問題を、議長が議事進行することは出来ないのは、極当たり前のことですから、当然、一時的にでも議長が副議長などに権限を譲り、副議長がその解任動議に対して採決を行いますね。
しかし、議長から一任されたからと、副議長が必要な議案採決を取らず、議事を勝手に進めてしまっても良いはずが無いでしょう。

こんな事が認められれば、副議長と仲間が一人いれば、気に入らない議案がある会議は、早々と終わらせることが出来ますよね。
誰かが解任動議(不信任決議案)を提出、この時点で議長は交代なので、副議長が「散会」と言えば、会議なんか一切進まずして何事も終わらせる事ができます。

こんなこと、会社レベルでやられても困るが、国会で堂々とやられては、もっと困る。
国の運営を司る国会において、数の理論で自分達の主張が通りそうもない時、副議長を抱きこんで、すぐに不信任決議案を出せば、国会が進まなくなると言う理屈では、民主主義のための「不信任決議案」を悪用したやり方でしょう。
常識で考えれば、分かりそうなことなのに「新解釈」とは、これまた恐れ入った・・・・
と言うか、共同通信って民主党支持でしたっけ? それとも、反自民党でしたっけ?

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6 07, 2004

どっちもどっち>参議院

行政関係では、先週末から、参議院の厚生労働委員会や本会議では、国民不在の与野党の醜い争いが目立ったようですね。

まずは厚生労働委員会での、闇討ちに等しい、審議打ち切りによる強行採決。
法案と言えども、最終的には多数決で決まるのは分かりきったこと、せめて野党の声を全て聞いてから、採決に入るのが、多数派の与党として押し切って法案を通す側の、最低限の「民主主義の良識」でしょう。

あの強行採決では、国民への不信をさらに増加させるだけで、下策以外の何物でもなかった。
確かに、最後まで審議して採決を取った場合、野党による激しい揉み合いによる妨害が予想されますが、それはむしろ与党は歓迎すべきじゃないのかな。
なぜなら、よくニュースで、アジアの国会で議員が殴りあいや、揉み合いをする場面が放映されることもありますが、それを見た国民のほとんどが、嘲笑レベルでそのニュースを見ているんですよ。 それと同じ事を野党が仕掛けてきても、そんな行為を国民は支持しませんよ、恥ずかしいなと思うだけ。


一方の与党は、本会議での牛歩戦術を使ったり、一人が演説に3時間も使い、3人で7時間も費やしたらしい。
今更牛歩戦術で、どれだけ国民の支持を得られるのか、まさに「時代錯誤、古い体質」と言われても仕方が無いですね。
また、国会で寝る議員や、審議打ち切りなどが話題にあったが、野党がこんな演説をわざと引き延ばし、意味の無い話を繰り返すようでは、議員が疲れて寝てしまうのも、途中で打ち切りされてしまうのも、国民の目から見て、当然仕方が無い、などと見られてしまっては、マイナスにしかならない。これも、下策以外の何物でもない。

民主党など野党の、牛歩戦術や長時間演説などは、単なる国民に対するパフォーマンス。
自民や公明の与党が、強引に年金法を国会で通しています、それに対し、我々はここまで対抗したんですよと、選挙へのポーズとして言いたいに過ぎない。
バカバカしい、与党が欠陥法案を無理押ししている、こんな事は誰の目にも明らか。
こんな事は、アンケート結果を見るまでも無く、国民は今回の年金法案には反対なのは、以前から分かっていたこと。
でもって、民主党などは委員会や本会では、激しく反対した、それで十分だろう。
牛歩戦術や無用な演説記録など、やればやるほど、ソンしているとなぜ、気づかないのだろう。

私の目から見て、通過してしまった年金改革法案、それが素晴らしい案なのか、民主党の改革法案の方が優れているのか、専門家でもいろんな意見があるのに、素人の私に判断が付くはずが無い、ただ、双方の案ともに、問題点が多いことも分かる。

私は、国家の社会福祉上の年金制度そのものは必要だと思う、自己責任など聞こえは良いが、国として国民を見殺しに出来ない以上は、何らかの形で税金で救済するわけですから、それならば最初から、政府が強制的に年金に関与するべき、そう考えます。
あとは、少子化と高年齢化を考慮すれば、よほど収入源を増やさなければ、給付金は下がるのは、当然の話でしょう。
ただ、その財源の不足を何で補うか、民主党のように消費税で賄うのか、今までの支払いを増やしてもらうのか。
どのみち、国民の出費は避けられませんけどね、マスコミの報道の印象では、「納付金は増える、給付金は下がるの改悪年金」となっていますが、納付金はともかく(納付せず、税金に変わったとしても)、今まで以上の出費は避けられないのです。
「納付金は増える、給付金は下がる」事を問題点にする点で、ピントがずれている気がしますね。


私が、今国会で年金法を改正に反対するのは、年金制度そのものよりも、今までの年金運用を杜撰に浪費、管理して無駄遣いをした、社会保険庁に対するけじめなど、国民に対して裏切った人たちに対する処分、処罰の方向性が全く審議されておらず、置き去りにされてしまっているからです。
まずは、過去の反省にけじめ、これがあって初めて、次の改革(国民に出血を強いるなら、なおさら)などに移れるのではないでしょうか。これが無い限り、年金改正法案はずっと反対です。


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6 02, 2004

他の同級生もショックだったろうな・・・

給食時間に血まみれの同級生が帰ってきて、もう一人は・・・・
まるでホラー小説の一場面の書き出しみたいな、本当の話、想像するだけで、ブルッと来るけど、ショックだよなぁ。


書き込みでトラブル?補導女児「殺すつもりだった」

 長崎県佐世保市の大久保小(出崎睿子校長)で、6年生の御手洗怜美(みたらい・さとみ)さん(12)がカッターナイフで首を切り付けられ死亡した事件で、県警佐世保署に補導された同級生の女児(11)が動機について、「インターネット上で、自分のことについて怜美さんが書き込んだ内容が面白くなかった。いすに座らせて切った。殺すつもりだった」と供述していることが、2日わかった。

 同署は2人の間でインターネットの書き込みを巡るトラブルが起き、それが事件の引き金になったとみて、慎重に調べている。

 同署や市教委によると、怜美さんと女児は仲良しで、ともにパソコンが得意だった。もう1人の友人と3人でチャット用のホームページを開き、日ごろから互いに書き込みをして楽しんでいたという。

 女児は同署の調べに対し、「(怜美さんの)態度が生意気だったので、呼び出して、首を切りつけた」とも供述している。同署は、最近、怜美さんが書き込んだ内容を巡ってトラブルが起き、それが事件の発端になったとみて、怜美さんが書き込んだ内容や、その後の2人のやりとりなどを詳しく調べている。

 女児は1日午後7時半過ぎまで事情聴取を受け、パンとジュースの簡単な食事をした。同10時半、署内の女性職員休憩室で、職員2人に付き添われて就寝した。2日は午前7時50分に起床し、幕の内弁当のごはんだけを半分食べた。事情聴取が再開されたが、興奮した様子はなく、落ち着いて受け答えしているという。

 市教委は、各小学校にホームページを作成するソフトを配備している。鶴崎耕一教育長は「学校のホームページをつくるためで、児童に(チャット用の)ホームページを作る授業をしているかどうかは把握していない」と話している。

 怜美さんの家族は「身内だけで送りたい」として告別式は行わず、2日夜、家族で見送る会を開くという。
 (読売新聞)[6月2日15時13分更新]


昨日から大々的に報道されております、小6同級生殺人事件ですが、本当に胸が痛くなるような出来事ですな。

まだ詳しい情報は分かりませんが、上記読売新聞などの報道によれば、被害者の怜美さんがホームページに書き込んだ内容に、加害者の少女が怒った上で、最初から殺すつもり(殺人と言う意識など無かったかも知れませんが)で、カッターナイフを用意して切りつけたらしいですね。
おまけに、傷口は幅、深さともに10cmもあるとか・・・市販のカッターナイフで、そこまで思い切って切り込むのは、よほどの事だったのかも知れません。


あまり断言的な事を言ってはいけないとは思いますが、どうしても感じてしまうのは、現代の子供は過保護に育てられてしまい、いろんなものから隔離され、体験や経験が不足し、自分で感情を抑制できないのではないか、と言う事ですね。

例えば、学校で先生が生徒を叩く事がなくなったそうで、悪いことをしても、叩けば親が学校に怒鳴り込んでくる、体罰として教育委員会に見られるなど等、「痛み」を成長過程で経験出来なくなった。 先生だけでなく、親がきちんと叱ればいいんですが、悪いことをやった故に、先生に叩かれた時も、理由に関わらず学校に乗り込むぐらいですから、そんな親にきちんと叱る教育が出来ているとは思えないですけどね。

もちろん、最近は同時に「しつけ」と称する親や先生からの体罰、セクハラ、いじめなどもあって、一概に昔のように「叩く」行為を奨励できない、複雑な世の中になっているのは理解できますが、私から見れば、「しつけ」と称して暴力などを振るう親や教師は、それは犯罪ですから、見つけ次第、十分な審議を重ねた上でクロだったら、厳重に処分すれば良いだけで、教育とは関係ないとは思うんだけどね。 ただ、先生の場合は、マジメに叱った場合でも、訴えられた場合、裁判で負けてしまいますからねぇ、親がしっかりしないと。

あと、女の子は知りませんが、男の子は喧嘩もしなくなりましたね、殴り合いの喧嘩を、小さいときに経験しないで、殴る痛み、殴られる痛さを、いつ知れば良いのでしょうか。 また、最近は、授業以外で包丁やカッターナイフも使わないそうで。
ナイフで木を削っいて、失敗してザクッと指の肉を削ってしまい、大怪我をした経験など、我々の世代の上の人は必ずやっているでしょう。 切った痛みと、大量の出血に驚いて、泣いたのを覚えています。
後なんだっけ、飼育している鳥を食べようとしたら、親から可愛そうだと反発を食らって中止になったとか、行事で親子で焚き木を集めて、鉄板焼きと飯ごう炊さんなどで楽しもうと企画をすれば、怪我や病気になれば困ると市(教育関係)から断られ、調理されたものを行儀欲食べる会になったり、何か、全般にちょっと方向性がずれている気がするんですよ。
(まあ、実際、焚き木集めで怪我をしたり、食べたもので食中毒など起こせば、責任は管理者に行く、裁判で訴えられれば、監督責任である行政が負けるので、余計な事をするな、と言う話は分かりますけどね。)


話は戻りますが、インターネットの書き込みでトラブルがあったとか・・・
インターネットで、チャットや掲示板を利用している人は分かるでしょうが、普段生活上で話す言葉、友達と行う会話、語調などは、インターネットなどの電子の文字に並んだときとは、同じ人から発するものでも、全く違うものになるのは、容易に想像が付くと思います。また、会話では相手の顔を見ながら話すため、言葉だけでなく、会話の雰囲気や相手の表情により、いろいろ言葉以外にも伝わるものもありますが、それがパソコンの文字だけの会話になれば、いつもと全く違う世界がそこにはあります。
こういった事も、経験でこれから分かってくるんだと思いますね。


何があったのか、当事者にしか分からないことも多いでしょうが・・・・
みんな一杯、いろんな経験を積みましょう。
感情的な行動を表面にすぐに出さずに、カッカ来たら一度冷静になるまで待ってから、次の行動を起こす、この単純で難しいことを行えるのは、やはりそれも経験次第だと思う。

こんな聞くのも嫌になる不幸な事件は、二度と起きて欲しくないですね、被害者の怜美さんのご冥福をお祈りします。

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