« 戦争行為の成れの果て | トップページ | 民主党の正念場 »

5 10, 2004

録画なのに放送延長の怪

最近の日本のスポーツ界は、女性陣が元気ですね。

団体競技では、サッカーは北朝鮮を、バスケットは韓国を、それぞれ格上の国に勝って、アテネ五輪へ堂々の出場です。
今は、アテネ五輪出場を目指して奮闘している、女子日本バレーの活躍が面白いですね。


改めて言うまでもないでしょうが、女子バレーでは、今回の予選で成績が上位4カ国(もしくはアジア1位)に入れば、無条件に五輪に出場できます。
そして、今回の出場国を見てみれば、日本は世界ランク7位で、日本より上のランクはイタリア(4位)、ロシア(5位)の二カ国しかおらず、また、ライバル韓国(8位)に負けたとしても、4位までに入る事は、十分に射程圏内なので、実力的に落ち着いて戦えさえすれば、残りのタイ(16位)、プエルトリコ(17位)、チャイニーズタイペイ(25位)、ナイジェリア(38位)には勝てるはずで、五輪出場の可能性は、元々高いですね。


それに対し、男子も最終予選が残っていますが、予選を突破するには、優勝するか、アジアの1位になるしかなく、今の日本男子(世界ランク19位)に取って、条件を満たすのは非常に厳しく、本当は応援が必要なのは女子ではなく、むしろ男子の方なんですが・・・ 注目度も話題性も、女子のほうが断然上ですね。(笑)
まあ、男子も上位ランクに勝つとか、意地と粘りを見せて、観客も引き込んで欲しいです、外から見ていると、試合結果が淡白なので応援する気に、イマイチなれない。

それでも、男女とも最後まで頑張って欲しいですね、特に女子はこの際、目標が出場とは言わず、イタリアに勝ったのですから、常にセット率、得点率なども視野に入れて考えながら、優勝を目指した戦い方を学んで欲しいですね。

ところで話は変わりますが、みなさんご存知でしょうか。
手に汗握るバレーの試合のTV放送ですが、実は生中継ではなく録画放送だと言う事実を。
TV放送では、ゴールデンタイムの午後7時から開始となっていますが、実際の試合は6時から始まっています。
試合によっては、実際の試合が終わった後に、TVで実況放送が始まる、と言うケースも出てきます。

まあ、個人的には放送番組時間、スポンサー関連、それに試合が延びた場合、9時24分までに放送を終了させるための編集、その他様々な理由があって、生中継を行っていないのだろうと、理解はしていますが。
それでも、直接会場に応援にいけない国民は、TV画面を通して、選手達のプレーの1つ1つに、一喜一憂して声援を送っているんですが、実際にはもう試合は終わっている(結果は出ている)と言うのは、本当にシラケますよね、出来れば生中継で選手、会場、TVでの国民の応援が、全員一体となって応援したいのが、本当の姿だと思いたい。


それはともかく、第2戦のタイ戦の放送内容に関しては、全く納得行きません、怒りすら感じましたね。

この日の放送は、TBSテレビが行っており、予定では7:00~8:54までで、最大9:24まで延長と言う事でした。
実質2時間枠で、試合時間が長引いた(イタリア戦のように、フルセットまでもつれ込む)場合、放送延長がありえる、そんな感覚でした。

しかし、昨日のタイ戦の試合は、3-0のストレートで、失点も44しかなく、6時に始まった試合は7時半までに終わっており(試合時間は1時間半もかかってない)、これほど条件の良いスピードの早かった試合なのに、予定の2時間の放送枠で終わらず、放送を延長していました。
実際は1時間20分で試合は終わっているのに、録画放送で2時間枠で終わらない・・・どうしてでしょうか。

もちろん、放送ではCMが入っておりましたが、セット間のインターバル、作戦タイムなどカットすれば、9時までに十分に試合放映が終了し、勝利インタビューだって流せたはずです、なのに、延長した。

理由は簡単です、7時からの放送でありながら、実際に試合を放送したのは7時半ごろからで、7時からの30分間は試合を放送していませんでした。 何を放送していたかと言うと、アイドルグループの応援メッセージに、コンサートばりの歌を聞かされ、試合前のセレモニーなど、試合とは全く関係のない場面を、延々流し続けていた為です。
たった1時間20分で終わった試合なのに、録画で(編集を自由に出来る立場で)ありながら、放送を延長する・・・これは、場合によっては9:24まで延長と番組編成してありましたが、実際は最初から枠内で収める気がなかった、と言うことです。

個人的に、アイドルグループが、マスコミと日本バレー協会とタイアップして、個人的にでも、マスコット的にも、応援する企画をあげるのは悪いとは思わない。 でも、あくまでも今回の目的は、日本女子バレーのアテネ五輪への応援であり、主役は選手自身であり、決してあのアイドルグループじゃない、ってのは誰もがわかっているはずです。


7時から試合を放送すると番組編成したのなら、きちんと7時から試合を放送し(実際は6時から始まっているのだから)、9時までに終わるように編集するのが、録画放送の利点だろうに。
なのに、最初の30分をそのアイドルグループのために使って、選手の試合を後ろに延ばし、延長までするぐらいなら、何のための応援になるのだろうか。 応援するなら、選手より前で目立たずに、影から支えるべきではないのか。
もっと試合が早く終わって、時間が持て余した場合に、そのアイドルグループによる時間つぶしがあっても、さほど問題はあると思えないが、実際の試合が終わりかけているのに、国民にはその試合を見せずに、アイドルグループのコンサートなど見せて、何を考えているのだろう。

噂では、某事務所の影響力とか言われているが、それならば、番組編成の段階で、最初から7:00から7:24までは、そのアイドルグループによるセレモニーなど、放送枠を別にして欲しい。
そうすれば、私のように怒る人間も少ないはずだ。
私から見て、そもそも、バレーの試合を応援するのに、目立たなければいけないアイドルの起用なんか、絶対に必要ないと思うぞ。


確かに日本女子は、五輪出場を目指して頑張っているし、国民も応援している。
しかし、五輪に出たいと思っているのは、日本だけではないはずだ。 イタリアもロシアも韓国も、もちろん遠いアフリカから来たナイジェリアだって、チャンスがあれば出たい、そう思って日本までやって来て、試合をしているはずだ。
あまりにも、本来のバレー競技を逸脱した演出は、他国の選手、国民にとっても迷惑であろうし、やるべきだと思えないが、どうであろうか。


|

« 戦争行為の成れの果て | トップページ | 民主党の正念場 »

コメント

Akinopapaさん、こんばんは。
日頃私が思っていることを書いていただいていたので、コメントさせていただきます。(拙い文章、観点ずれかもしれませんが、お許しください・・・)
私もここ何年かの日本で開催されるバレーボール国際大会の場でのアイドルグループの出現に不快感を感じておりました。
バレーボール協会としては、観客動員のために毎回アイドルグループを呼んでいるとしか思えなく、あの会場で「ワー、キャー」と騒いでいる観衆の中で、真のバレーボールファンがどれだけいるのか疑ってしまいます。
選手たちは確かにオリンピック目指して真剣にやっています。ただ、それを主催する側、報道する側の姿勢というのが、バレーボールの復権を目指す方向から逸脱しているように感じてしまいます。本当のバレーボールの面白さで勝負していただきたいものです。
10日の放送が録画だったとは知りませんでした。TV放送を見ていなかったのでなんともいえませんが、放送時間が余るのであればアイドルのショーを見せるのではなく、他国の試合をダイジェストで放送してもよかったのではないでしょうか。それが本当のバレーボールファンに対する放送する側の姿勢だと思います。
その昔、男子がロサンゼルスオリンピック出場をぎりぎりで決めた試合(確か中国戦だったような・・・)の感動がいまだに忘れられません。男子にもぜひがんばってほしいものです。

投稿: しまちゃん | 5 11, 2004 02:15

どうもコメントありがとうございます。

正直な話、私もアイドルグループが鬱陶しくしかたがりません、嫌いです。(笑)

しかしながら、バレーボール人気の掘り起こしや、TV番組もスポンサーの存在が必要で、若い世代を開拓する意味でタイアップしているのであれば、それはそれなりに、感情面ではキライだけど、その何とかしようとする姿勢は認める、と言った感じです。


ただし、本文でも書いたように、それもあくまでも「応援」に留める事が、前提条件だと思いますね。
アイドルに関わらず、芸能人でもサラリーマンでも主婦でも、応援する気持ちに差は無いでしょう、応援することは良いことです。
しかし、応援する事がいつのまにか、自分たちのパフォーマンスの場所として、宣伝(売名)行為みたいな活動が、バレー競技より目立たせるのは、どうかんがえてもおかしいですよね。

投稿: akinopapa | 5 11, 2004 14:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18447/570219

この記事へのトラックバック一覧です: 録画なのに放送延長の怪:

« 戦争行為の成れの果て | トップページ | 民主党の正念場 »