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5 31, 2004

どうしてそんなに弱腰外交なのか

天然資源を指をくわえて見ているだけの役人って、中国政府から、給料出ていると勘違いして無いか?

境界海域の中国ガス採掘施設

省庁、責任“なすり合い”

 東シナ海の日中境界海域で中国側による新たな天然ガス採掘施設の建設が明らかになった二十八日、東京・永田町の自民党本部で「海洋権益に関するワーキングチーム」(武見敬三座長)の会合が開かれ、政府に厳しい批判が集中した。海底に眠る膨大な天然資源をみすみす中国に奪われる可能性がありながら、有効な対策を持たない政府。官庁間で責任をなすり合う構図も見え隠れし、議員からは「権益を守る意識があるのか」と怒号が飛んだ。 (社会部・浜口武司)

 午前八時、非公開で始まった会合には衆参国会議員三十二人が集まった。説明のために呼ばれた内閣官房や外務、防衛、資源エネルギーなど各省庁の担当者に、議員から厳しい叱責(しっせき)が浴びせられた。

 「十年前から中国は調査しているのに、日本はなぜやらなかったのか」「中国に天然資源をすべて持っていかれていいのか」。興奮した声が、部屋の外まで聞こえてきた。

 今年三月、尖閣諸島(中国名・魚釣島)に中国人七人が上陸。島の領有権に危機感を抱いた自民党は、外交調査会に同ワーキングチームを設置、日本の排他的経済水域への侵犯を繰り返す中国の海洋調査船などへの対策を検討するため、週一回のペースで会合を開いてきた。

 政府批判の先頭に立ったのは、舛添要一参院議員。ガス田開発を伝える二十八日付の本紙報道を取り上げ、「海底資源が日中中間線の日本側にあっても、調査もしていなければ所有権を主張できない。中国が採掘を始めれば、資源を全部持って行かれる。どこの役所が最初に問題提起するのか」。

 しかし、各省庁の説明は責任のなすり合いとも取れる内容だ。「(外務省が)中間線を画定させないと、試掘はできない」(エネルギー庁)。「中国側に抗議しようにも、根拠となる(エネ庁の)資源データがない」(外務省)

 舛添議員は、「内閣官房も、外務省も自分から動こうとしない。まったく無責任だ」と憤慨する。

 元防衛庁長官の玉沢徳一郎衆院議員は「外務省は中国と話し合いをしているというが、全然進んでいない。わが国も独自に採掘するという判断をしないといけない」と強硬論を展開していた。

■平松茂雄・杏林大教授寄稿 予想超す速さで完成も

 本紙記者とともに航空機に乗り、春暁ガス田群を確認した杏林大学の平松茂雄教授(専門は現代中国の軍事・外交)に寄稿してもらった。

 春暁ガス田は一九九五年に自噴に成功して以来試掘が続けられ、九九年、本格的な石油採掘のための評価井のボーリングが実施された。春暁ガス田の北方約七十キロには平湖ガス田があり、天然ガスは上海浦東で使用されている。平湖での試掘は八〇年代を通じて行われ、九四年から具体的な準備が始まった。この先例から、春暁の採掘施設完成は二〇一〇年ごろまでであろうと私はみたのである。

 だが、現地を航空機から見ると、今年末には完成するとみられ、私の予想を大きく上回る速度で進展している。一帯は春暁を中心に、天外天、残雪、断橋のガス田群からなる。契約調印式に温家宝首相が出席したことが示すように、この海域の開発は国家次元での計画である。

 平湖から春暁ガス田群が所在する地質構造は、日中中間線を越えて日本側海域へと南方に延びており、中国はこの地質構造を「西湖盆地」と命名している。西湖は対岸の杭州にある名勝地。この由緒ある地名を付けたことは、この海域の地下資源は中国に権利があるとの意思表示である。

 現実に数年来日本側海域でわが国政府の停止要請を無視して中国は綿密に調査し、ある地点では試掘を実施して自噴を確認している。このままの状態が続くと、日本側海域の海底石油資源は中国の主導による国際共同開発に発展することになろう。

 最後に春暁開発に米国石油企業が参加していることに触れておきたい。南シナ海ベトナム沖海域での石油開発で、中国は米国企業が参加する先例をつくっている。これは石油開発をめぐって起きる紛争に備えての予防措置でもある。わが国には尖閣諸島をめぐる紛争で日米安保に期待する声があるが、安易にすぎる。 (東京新聞)


なんだか、このような話を聞けば、本当に情けなくなるね。

エネルギー庁では、外務省が中国と話し合いを決めてくれないから、これ以上は調査できないし、その予定も無いと言い、外務省では経済産業省の方で、詳細なデータが無いから、中国側と交渉が出来ないという、何と情け無い責任のなすり合いなんだろうか、自分達で恥ずかしくないのかな。

これは全て、領土問題で中国側に刺激を与えたくない、と言う日本の中国側への配慮と言えば聞こえは良いけど、実際には中国と問題を起こしたくないと言う、各省庁の逃げ腰姿勢の結果に他ならない。

日本は律儀にEEZ(排他的経済水域)で、日中の間に合意がなされていないからと、試掘調査さえも行っていないが、中国はどうか。
日本のそのマジメさを逆手に取り、日本が遠慮している試掘調査を行い、なんと日本側(日本が主張するEEZ内)でも、無断で試掘を行い、データを集めていたと言うではないか。
そして今度は、欧米企業に参加してもらい、採掘施設の建設を始めたというから、この話を聞いて怒らない日本人はいるのか?

政府は国民の財産を守る義務があるはずで、資源の自給率が極端に低い日本での、地下資源のの可能性が高く、その財産を守ろうとするとは当然の役目であるはずの省庁において、中国に遠慮してその資源を黙って渡すとは、無能と罵られても仕方あるまい。


ここはまず、きちんと責任の所在を確認しよう。
外務省は、経済産業省の方でデータを揃えれば、外交交渉が出来ると言っていると判断して良いのか。
もしそうならば、話は簡単である、外務省がデータが欲しいと言っているのであるから、経済産業省の責任でもって、外務省が気にする領土問題などは、この調査では気にせず試掘調査を行えば良い。 その上で、データが揃った時点で、外務省に交渉を引き渡せばよかろう。

しかし、もし外務省が、「交渉するにはデータが欲しい」でも「日中間で合意されていない地域での調査は認められない」とか、ムチャクチャな論理を振りかざして今まで来ていたのなら、外務省の(中国の調査を止められなかった)責任において、中国側には調査中止要求を何度も要求したのに、中国側に無視されたのを理由に、日本も調査を行うことを通達し、覚悟を決めて調査を許可するしか無いでしょうね。


今回の小泉首相の北朝鮮訪問で、拉致した北朝鮮に支援物資を約束したことで、被害者はこちらなのに、相手に物資を送る事に対する弱腰外交などの批判が飛び交ったりしましたが、私から見れば、北朝鮮へのある程度の物資援助は、国連の要請でもあり、国際社会の一員として、いつかはある程度切るべきカードだったと思っていますので、それほど弱腰とは思っていません。
それに、相手の脅迫に屈して送ったわけでもなく、援助で国民を「助けてやった」とも言えるでしょうしね。
もちろん拉致被害の当時国として、主張するべき部分はありますが、それはあくまでも、国際社会における日本の1面にしか過ぎず、北朝鮮の核開発に関しては、6カ国協議の一員ですし、国連にも多大な負担金を支払っているのも、全て日本が持つ1面ですから、あの程度の援助は、それほど大きな問題だとは思っていません。


しかし、韓国に武力占領されたままの竹島問題や、中国の尖閣諸島、それに今回の天然資源も問題は、立派な日本国の主権侵害に当たります、国民の財産を侵略されているのです。
北朝鮮の拉致被害者に関しては、十分に日本の主権を侵害しておりますから、このまま交渉を続けるとしても、支援物資はあくまでも日本政府が好意で送るだけで、それ自体に北への屈服、などの意味は感じておりません。
それに対し、日本領を占領される、EEZを無断で進入され調査までされる、天然資源を失う、これらは明確な主権侵略そのもので、を放置することは重大な国民への裏切り行為です。 どう考えても、こちらのほうが、よほど弱腰外交で大問題でしょう。


中国に対し、今や遅れを取ったことは現実、起きてしまったことは仕方がありません。
今までのように、抗議や中止要請だけ行っても、資金を投入した企業もある事ですし、中国がすんなり聞く耳を持っているはずがありません、あればこんな事になっていませんから。
また、欧米企業も参加していることから、日米安保に基づく米国の応援なども期待できません。

ではどうするのか。
ここはきちんと、国としてどうするのか、明確な態度を国民にはっきり示して欲しいものです。
各省で責任のなすり合いなど、トンデモありません、エネルギー庁の「これ以上の詳しい調査は、境界画定のため両国の合意をうたった国連海洋法条約の趣旨から慎重にならざるを得ず、現時点で詳細な調査を行う予定はない。中国が何をやっているか知る立場にない。」などの、未だに寝ぼけた事を言っているような省庁は、解体すべきじゃないのかとさえ思っちゃう。

アジア周辺諸国に、問題が起きないように配慮することは、外交上でも大切なのはよくわかる。
でも、その配慮を全く無視し、主権を侵害してくる行為には、通常より厳しく、そして強い態度で接するべきです。
そうしなければ、配慮は単なる弱腰にしか相手に見えず、付け上がらせるだけです。


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5 28, 2004

家族会への批判ってダメなの?


拉致被害者家族会バッシング相次ぐ
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 日朝首脳会談をめぐって小泉純一郎首相を批判した拉致被害者家族会へのバッシングがネット上で相次いでいる。イラク日本人人質事件で起きた批判と同じ構図だ。出口のない社会の閉塞(へいそく)感を背景に、ひぼう中傷をゲーム感覚で楽しむ風潮がネットを中心に広がりを見せ始め、被害者家族が新たな標的になった格好。しかし、肉親の安否を切実に心配する家族への思いに対する心ない仕打ちに、逆に批判も強まっている。

 小泉首相が訪朝を終えた22日深夜、「予想した中で最悪の結果」「プライドはおありか。二回も金総書記にだまされているのに平気な顔をしている」など、家族から怒りの声が上がった。首相を追及する家族らの姿がテレビ中継されると、バッシングに火が付いた。

 日本最大のネット掲示板「2ちゃんねる」には、「拉致被害者の家族、いいかげんにしろ!」と題するコーナーができ「ありがとうのひと言もないのか」「首相を批判する家族会は非国民」などの書き込みが続いた。

 家族の支援団体「救う会」にも抗議が殺到し、批判を含めたメールはこれまでに1000件を超えている。

 家族らは戸惑うばかりだ。増元るみ子さん=失跡当時(24)=の弟照明さん(48)は27日朝、都内で「家族会は首相に対し礼を尽くす一方、言うべきことを言っただけだ。ある事象にかこつけて、自分の考えや思想を表明する傾向が、今の社会には強いのではないか」と重い口を開いた。

 家族への批判の無責任さは、バッシングの発生過程に要因があるとの意見が少なくない。「バラエティー番組をみる時と同じ反応」と指摘するのは、ネット社会を研究する国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員の鈴木謙介氏だ。

 「家族たちが小泉首相を責めたてるテレビ映像の“瞬間”だけが切り取られた。問題の経緯とは無関係に、瞬間の印象だけで批判中傷が起きるのがネットの特徴」と分析する。

 小泉首相は家族会との面会直前、家族会の評価が厳しいことを逢沢一郎外務副大臣から聞かされた。続いて「(家族会への)報告をどうしますか」と尋ねられ「フルオープンにしろ」と命じたという。テレビ映像によって世論を触発していく「メディア戦略」がそこにあったとすれば、家族らに突然吹き始めた逆風は、首相の思惑の範囲内にあったのかもしれない。

 鈴木氏は、ネットの盛り上がりは話題を提供し批判を引き起こす対象の「娯楽性」で左右されるとみる。
(SponichiAnnex スポニチ)

う~む、「家族会への批判メール」で書いたように、私も直接送りつけるのはどうかなとは思うが・・・

この鈴木氏の書き方では、まるで家族会に不満を持ったり、彼らの言動を批判する事が、「おかしい」と言っているように聞こえるんだけどね、さすがにそこは、実際に私も批判した立場で言えば、カチンと来るわねぇ。


2chが表立って批判されるのも、良い意味でも、悪い意味でも、あそこが日本最大級の掲示板だからでしょうね。
くだらない情報も、中には驚く情報も、玉石混淆であり、Winnyもこの掲示板から生まれた。
まあ、仮に2ちゃんねるが潰れ(潰され)ても、次はYahoo!の掲示板を槍玉にあげるのでしょうか、探せば同じようなトピに、同じような内容の書き込みが一杯あるし。で、そこも潰したら、次はどこに行くのでしょうか、まだまだ同じような内容が書かれた掲示板は、他にも一杯ありますからね、自分にとって不快な掲示板は、名指しで次から次へと非難して行きますか、立派な言論弾圧ですな。


そもそも、家族会批判=悪い、無責任と言う構図を、最初から決めている時点で、評論家の偽善的なものの見方には疑問がある。
批判が起きるのは、それなりの理由があるわけで、それを、批判=悪質行為で捉え、何とか理由付けで説明しようとするから、社会的本質を見つめようとせずに、単なる「娯楽性の延長」としてみてしまうのでしょうね。


もちろん、家族会への誹謗中傷やいたずら、脅迫などがあれば、これはある意味犯罪ですので、それらは批判するべきでしょう。
でも、そう言った犯罪行為ではない純粋な「批判」さえも、ごっちゃにして軽薄な行為と考えるのでは、それこそある方向の言論差別のようなものです。


それにこれは、前回、敢えて書きませんでしたが、私が思うに、家族会への痛烈な批判(特に中傷や脅迫などの犯罪まがいのもの)は、何も日本人(一般市民)だけがやっているとは限らないと思いますよ。
北朝鮮に、経済制裁や強硬な態度姿勢を取るように、政府に要求を行っている家族会を、一番鬱陶しい存在として見ているのは、何処の誰でしょうかね、少し頭を働かせれば分かる話です。
彼らが、この機に便乗して行っている事は、十分に考えられるはずです、もちろん、全部がそうだとは言わないし、そもそもその証拠などありませんが、可能性の話としてね。

先生達の指摘には、彼らの存在が一切考慮されておらず、最近の日本人はどうなってしまったのでしょうか、などのような、お決まりの内容になっておりますが、そもそも日本人がやったかどうか、政治的思想で家族会を嫌う人達が、そのような行為を行っていなかったのか、ちゃんと確かめて批判しているんでしょうね。(笑)


自分達で、瞬間の情報で全体を見つめず判断するとか、偉そうに言っておりますが、その実、自分達もまた、結局は同じ事をやっている、私はそう思っているんですけどね。


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5 27, 2004

吼えるだけで解決するなら世話ない

近鉄の年間赤字40億円、球団売却も

 近畿日本鉄道の岩田和弘専務は25日、赤字が続く近鉄バファローズについて「赤字をなくすため、タブーを設けずに施策を検討したい」と述べ、球団売却も選択肢の1つにしていることを示唆した。大阪市内で開いた3月期決算の発表記者会見で語った。岩田専務は、球団経営で年間40億円近くの赤字が発生していることを明らかにした。

 球団を売却するとの見方に対し「赤字をなくすため、いろいろ検討中だが、申し上げる段階にない」と明言を避けた。

 近鉄は1兆5000億円を超える有利子負債を抱えて、不採算事業の整理、再編など合理化を進めている。球団の赤字解消のため、球団命名権を売却する方針を発表したが、球界の反対で撤回した経緯がある。 日刊スポーツ[2004/5/26/00:17]


実に残念で寂しいニュースです。
実は、私は日本プロ野球では、30年以上の近鉄ファンなのです。

これでも、少年時代はTV放送の影響を受け、V9時代のジャイアンツファンだった(5番末次時代)し、近所での草野球にもYGマークの野球帽をいつもかぶっていた記憶がある。(実際、写真も残っています)
それが、いつから近鉄ファンになったのだろうか・・・あまりにも昔の話で、自分でもよく覚えていません。
確かに、少年時代は神戸に住んでいたので、同じ関西と言う話で、興味を持ったのかも知れない。
でも、生活圏には阪神もあれば、パリーグには阪急だってあったし、大阪なら南海でも良かったはず、なのに利用した記憶がない近鉄のファンになった理由は、未だに謎です。(笑)


近鉄は、日本の球団で唯一、日本一になった事がありません。
これまで、パリーグでは79,80(名将西本監督)、89(魔術師仰木監督)、01(梨田監督)の4度優勝があるが、何れも日本シリーズで敗退しています。

でも近鉄の魅力は、持続性は無いのですが、「何か特別なことをやってくれる意外性」にあります。
おそらく、パリーグ史のみならず、日本プロ野球史に残る88年の10.19は、最高の物語でしょうね。
あのロッテ戦ダブルヘッダーは、未だに記憶に残っています。

そのほかにも、これまたプロ野球史に語り継がれている、「江夏の21球」ですが、この相手も近鉄です。(^^;
まあ、見る側や広島ファンにとっては、「たまらん21球」の味だったかも知れませんが、それで優勝を逃した片方の当事者のファンからすれば、違う意味での「たまらない21球」でした、悲しかった。

あと、日本史シリーズで、巨人に3連勝し、初の日本一までリーチだったのに、ある投手の「巨人はロッテ(その年のパの最下位)より弱い」とクチを滑らせて、巨人がその言葉に発奮し、そこから4連勝して近鉄の日本一の夢は、幻となってしまった事件。
マジック1ながら、2-5で3点差で負けていた9回裏、無死満塁のチャンスに、北川が「代打満塁逆転サヨナラ本塁打」と言う漫画に出てきそうな劇的なホームランで、優勝したり、普通のチームじゃないですね。


  -   -   -


他にも、私の記憶に残るのは、88年10.19で悔しい経験をした翌年の優勝でした。

西武、オリックスと激しい三つ巴を展開し、最終節までどこが優勝するのか分からない展開。
10月12日、西武ライオンズ球場にて、西武-近鉄ダブルヘッダーがありましたが、その時の成績はこうでした。

試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 残り試合
L 127 68 51 8 .571 0 0 --- Bu 3
Bu 126 68 53 5 .562 0 0 1.0 L 3 H 1
Br 126 69 54 3 .561 0 0 1.0 O 3 H 1

西武とのゲーム差は、近鉄、オリックスともに1.0ですが、引き分け数が違うため、勝率の関係で、実質1.2と1.3ゲーム差ほどあったわけです。
オリックスは、この時点で西武や近鉄との直接対決は残しておらず、西武と近鉄は3試合も残っておりました。
西武は、このダブルヘッダーに連勝すれば、オリックスがロッテ戦(ダブルヘッダー)に連勝さえしなければ、優勝が決まると言った状況で、実は西武優勝に備えて(可能性があったため)、パリーグ優勝旗はライオンズ球場に持ち込まれ、ビール掛けの準備も進められておりました。

近鉄は、ダブルヘッダーを1勝1敗で終わっても、優勝の可能性が無くなりますので、このダブルヘッダーでは最悪でも、1勝1分けで乗り切らなければならず、まさに絶体絶命のピンチでした。
ちなみに、それまでの西武-近鉄の対戦成績は、13勝10敗で西武がリード。

第1試合、西武が近鉄先発高柳を攻め、3回を終わって4-0でリードします。
4回の表、好投する郭から、ブライアントが46号ソロを放ち、4-1と追い上げます。
その後、西武も加点して、5回が終わって5-1と西武が大きくリード。 負ければ、優勝が消える近鉄は、まさに崖っぷち状態。
でも、そこからが近鉄の意外性の本領発揮。
6回の表になんとブライアントに2打席連続、しかも今度は47号満塁本塁打が出て、あっという間に5-5の同点。
極めつけは8回、今度はエースの渡辺久から、ブライアントが3打席連続の48号ソロを放ち、ブライアント一人で3本塁打の6打点、6-5で大逆転勝ちを近鉄は収めます。

もう、第2試合も勢いは止まらず、ブライアントが四球を挟んで、4打数連続の49号を放ち、ブライアント一人で西武に2連勝したようなものでした。
ちなみに、同日あったオリックスのダブルヘッダは、オリックスの2連勝だったので、10.12が終わった時点での成績はこうなりました。

試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差
Bu 128 70 53 5 .569 2 0 ---
Br 128 71 54 3 .568 2 0 0
L 129 68 53 8 .562 0 2 1.0

一時は、12日に優勝かと言われた西武が、1日で3位に転落、近鉄には、残り2試合しかないけど、マジック2が点灯しました。
それから、翌13日のオリックス-ロッテ戦で、オリックスが敗れたために、近鉄のマジックは1になり、10月14日、近鉄はダイエーに勝ったために、9年ぶりのリーグ制覇がなりました、最終成績は以下の通り。

試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差
Bu 130 71 54 5 .568 3 1 ---
Br 130 72 55 3 .567 3 1 0
L 130 69 53 8 .566 1 2 0.5

パリーグは、これで2年連続、優勝と2位のチームがゲーム差なしの厘差での勝負となったのです。
この年は、西武が一時、オリックスに11ゲームも差をつけられながら、首位に立ったり、オリックスに2度のマジックが点灯しながら、最後は近鉄が優勝したりした、稀に見る激戦のリーグ戦でした。


詳しくは、球団史を見てください。 検索すれば、他にも一杯あります。


要するに、こんな感じで、コアな近鉄ファンに、昔のことを語らせたら、長いしうるさいですよ。(笑)
それは、結局は陳腐なセリフで申し訳ないが、近鉄の場合は記録に残る試合より、記憶に残る試合が多いと言う事です。


  -   -   -


前置きが長すぎました、近鉄ファンの悪いところです。(笑)

40億円近い赤字、これはどうしようもないですね。
選手年俸は、大体22億円ほどだったと記憶しております、これはリーグでは決して高くは無いですね。
大阪ドームの使用料が年間10億円程度だと聞いたような、それで32億円で、その他諸経費、諸費用を含めて40億円なのかな。
あれ? 売り上げはどれだけあるのかな、詳細は知らないけど。


赤字解消のため、今年の2月だったかに、球団名そのものをネーミングライツする、突飛でもない案を近鉄サイドは出して来ましたが、激しいバッシングにあって、その案を取り下げております。
そのネーミングライツの時も吼えていましたが、また、今回の球団売却話に、あのお方が吼えているそうです

この人は、一体何を考えて生きているのでしょうね。
近鉄が、40億円の赤字だと言うのであれば、パリーグなんぞ、どこでも似たり寄ったりの台所事情なはずですよ。
厳密に言えば、ホークスやライオンズはホームグランドを使うときの使用料はどうしているのか知りませんが、それがなくても30億円の赤字ですね。

アメリカのスポーツは、ファンが離れて行きそうだと感じたら、いろいろな対策を機構で話し合って策を講じて来ます。
書くのも面倒なので、今は書きませんが、調べればFA、ウェーバー、ドラフト、サラリーキャップ、課徴金制度などなど、NBA、NFL、NHL、そしてMLBもそうですね、調べれば出てくるはずです。


今、目に見えて問題になっているのは、近鉄と言う球団だけだけど、事情はどこも大差ないのだから、パリーグ全体が同じような危機に面している、そんなことは容易に想像が出来そうなものです。また、セリーグにしても、巨人戦と言う利権が無ければ、苦しい球団事情があるのは分かるはずです、問題の本質が同じなんですから。

だから、このような問題が発生したならば、まずは、日本プロ野球のためにはどうするべきか、それを考えて、何とか改善しよう、機構を改革しようとしなければならないはずでしょう。
なのに、どこかのわがままお方は、自分の意のままに出来ない事態には、怒鳴って、吼えるだけで、やりたい放題のままで、何ら改善もしようともしません、まるで子供が自分の思い通りにならないと、怒りますが、それのバージョンアップのようなものでしょう。
日本のプロ野球が視聴率も落ち、衰退しているそうですけど、このオーナーがいる限り、私は大歓迎ですね。


そりゃ、近鉄と言う球団がなくなるのは、個人的にはファンですから寂しいですが、時代の流れとして諦めざるを得ない部分は感じています。ただまぁ、心残りとしては、日本で唯一、日本一になっていないので、1度でいいから日本一を見たかった・・・ですね。

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5 26, 2004

家族会への批判メール

救う会あてに千件以上のメールや電話、3分の2は批判

 日朝首脳会談の結果報告を受けた拉致被害者の家族たちが、面会した小泉首相に厳しい意見を述べたことに対して、支援組織「救う会」などに多数の意見が寄せられている。

 意見は今月22日夜、首相の報告を受ける家族たちが報道された直後から電子メールや電話で寄せられ始めた。25日までに1000件以上に達し、そのうち3分の2は「総理に感謝するべきだ」「子供たち5人の帰国について喜びの言葉がない」などとする批判的なものだったという。

 救う会と家族連絡会は25日夜、「面会の際、家族は首相の努力に敬意を示し、子供たちの帰国への喜びの意を示したが、ほとんど報道されなかった」などとする見解を発表した。(読売新聞)[5月26日0時37分更新]


何はともあれ、小泉首相の訪朝」で述べましたが、実際に反感を持った人が多かったことは不思議には思いませんが、どんな内容の抗議か書かれていませんので、単純に批判は出来ないのかも知れませんが、本当に抗議のメールや電話を送る人が、こんなにいるのは少しビックリです。

拉致事件が発生し、それが歴代の政権の中で問題になるまで随分と時間がかかり、それを小泉首相が、訪朝という形で2度に渡って、しかも2度目は、かなり外交上無礼があったのにも関わらず、被害者と家族を取り返してくれたことに対し、被害者の立場として、いろいろあるのは分かるが、返還のために努力してくれた人々に配慮する余裕、冷静さも欲しいとは言いました。

でもこれは、同時に政府や官僚、そしてその他の国民の側にも言える事で、政府がどんなに努力しようが、それは今までの政権が行って来た、被害者の家族に対する仕打ちを反省し、拉致された人を取り返すのは国の責任として、当然の行為として実行し、拉致被害者は何十年も政府に無視されてきた、その心情を理解し、多少の苦情や批判は甘んじて受けるべきで、被害者の方たちの心情を理解するのは当然でしょう。

その、被害者の家族は、努力してくれている人たちに、政府や関係者は、被害者家族の対し、お互いが冷静に感謝しあって、拉致問題にあたる事ことが、今は大事だと思っているんですけどね。
お互いが、それぞれの立場でどんな感想、印象、不平を持とうが、そりゃ自由だと思う、でも、相手に直接その不磨にゃ批判を、感情的にぶつけるだけでは、お互いにとって、何らメリットもありませんよね。


 -  -  -

さて、それはともかく、総理大臣経験者への報告会で、中曽根やら森やら、自分達は何もやってこなかった引退ジジイが、小泉氏に注文をつけるなどの、ばかばかしい事を言ったそうだが。
中曽根は、日本は不沈空母だと言って、アメリカを喜ばせることは言った。 では、北朝鮮に拉致被害者に対して何かアクションでもおこしたのか? 被害者の声を無視して、何の交渉もしなかっただろうに。
首相経験者として、首相に対し、何らかのアドバイスを送るのであれば、まだわかるが、終わった事に苦言を申すのは、しかも、自分の政権時代のツケの後始末をしている人に対し、よくもまあ言えるものだと。


 -  -  -

それはそうと、支援する食料がコメからトウモロコシなどに変わったとか。
25万トンの支援は、総額300億円を超える支援だと怒っていた民主党も、肩透かしだね。
また、日本のコメなら高く売れるそうで、コメの支援をまた政府が独り占めして、転売して金に換えようと思っていた金書記長の目論見を外せるし、良い選択ですね。
何でも、トウモロコシは安く、失礼ながら家畜のえさ程度にしかならないので、転売しようにも、経費が高くつくので転売が出来ず、これなら、飢えた民衆にも口に入るのではないか、という狙いだそうだ。


 -  -  -

拉致問題ではないが、世論調査では小泉内閣の支持率が上がったそうな・・・
まあ、今回の訪朝の成果に対しては、各部分で評価は低いものの、家族を取り返した評価が高いそうで、私もそうだし、大体そんなものだろうね。

でもなあ、民主党に期待しないのも、世論調査ではかなり高いよね。
私も正直、ここ数ヶ月の民主党・・・というか、菅元代表には失望させられていたクチなんだけどね。
でも、年金改正法、あれはもう一度仕切りなおすべきでしょ。
私の中では、外交ではポイントが高い小泉さんなんだけど、内政では非常に低いポイントなのよん。
だから、民主党には選挙ではもうちょっと頑張って、年金法を白紙に戻して、審議しなおして欲しい、でも今の民主党では、大丈夫かと言う不安が一杯。(笑)


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5 24, 2004

2度目の訪朝の評価

今回の訪朝で、他の方達のブログも読ませて頂きましたが、さすがに評価はバラバラですね。
ただ中には、小泉氏を評価しているのは社民、共産系の左翼系の人が多い、と自信たっぷりに書かれているブログもありました。(笑)

困ったなぁ、私ははっきり言って、今回の訪朝における小泉さんに対しては、70~80%ぐらいは評価、容認しているんですけどねぇ。
でもって、私は憲法改正大賛成派であり、イラクの自衛隊派遣も、現状では容認派だし、日本自衛隊のROE(交戦規定)の整備の必要性を訴える側で、「お前は右翼か」と言われたことはあっても、「左翼か」と間接的にでも言われたのは、今回が初めてですなぁ。(笑)
まあ、ここの過去のブログを読んで頂けば、よく分かると思いますが。


ただ正直な話、自分が右翼だの左翼だのには、全然興味ありません。
自分は、現実的に見て一番妥当なものは何か、で判断しているつもりですので。

その意味では、今回の小泉氏訪朝は、前回のブログでも言ったように、「拉致問題」だけを取り上げるなら、5人の家族が帰ってきた事で、わずかながらの前進・進展があったわけで、評価できる部分だと思っています。
また、核問題にしても、6カ国協議の場でも、アメリカの要求にも、北朝鮮は頑な態度であり、それを思えば、事務レベルで「核の放棄を」と何度も北朝鮮に言っても、独裁者には直接伝わっていない部分で、日本国の首相が直接、独裁者の金正日書記長に、核問題で直談判が出来た意味は、少なくてもマイナスであり得ないでしょう。
もっとも、金正日書記長は、正直「うんざり」だったかも知れませんが。(笑)

もちろん、こんなこと(小泉首相の説得)で、金正日書記長が簡単に趣旨変えしてくれるなら、何もここまで問題はこじれていないでしょうから、今回の訪朝でも、直接的な結果に結びつく成果は、おそらく無いでしょうけどね。

でも、だからと言って、何の進歩もなく失敗だと言うのは早計だと思う。
北朝鮮の核問題、ミサイル装備で一番脅威を受けるのは、欧米諸国ではなく、日本と韓国なんですよね。
その日本政府として、何らかのアプローチ、そして行動する結果に対しては、そこには意義があります。
だから、西側で誰も会談していない相手に、2度も訪朝したのも、国際社会における日本の役割も考えれば、評価できると考えています、自分達の直接の脅威の国に、何か劇的なアプローチもしないよりは、よほどマシでしょう。

ただ1つ、今回の交渉で残念なのは、北朝鮮に対し、日本の切り札カードを両手とも出してしまったこと。
特に、経済制裁に関するカード。

個人的には、列車爆発事故もそうですし、実際に北朝鮮の食糧事情を見れば、国際社会としての「人道支援」は現実的には、致し方の無いカードであったと思っています。
人道とはいえ、支援物資で拉致家族を買った、とも批判されていますが、これはある意味北朝鮮に歩み寄りが見られれば、何らかの支援は、国際社会の義務だと思っていますので、こればかりは現実を見て、理解するべきでしょう。
まあ、総理も言ってましたが、人道支援の物資援助なら、韓国はもちろん、アメリカでも行っております。

また、支援物資を北朝鮮に送ることで、感情的になっている方もいますが、今回の援助は25万トンの食料と、1000万ドル相当の医薬品ですが、米や野菜でミサイルを作るわけではなく、また北朝鮮は現在約150万トン以上の食糧が不足していると言われ、そのうち日本が支援するのは25万トンで、これだけでは一部の国民が「飢え」を凌ぐ程度、にしかならない。(※)

ちなみに、日本も食料自給率は40%ほどで、年間1億2000万トンの消費のうち、7000万トンぐらいは輸入に頼っているわけだから、日本も海外から輸入が出来なくなれば、援助なしに国民は生きていけません。
その意味では、平等に行き渡っているのか怪しくとも、独裁国家であっても、食糧援助は現代の国際社会としては、ある意味し方が無い行為だと思っていますので、いつかは切るしかないカードですから、今回これを出したとしても、私は容認します。


しかし、経済制裁のカードは切る必要あったのだろうか・・・と言う点です。

確かに、日本は防衛問題にしても、アメリカの援助なしに守る事すら、現状では出来ません。
また、戦争は外交の1つの形ですが、戦争は当事者同士だけでなく、現代では国際社会をも巻き込む大問題ですので、いくら日本が常識の通じない北朝鮮に怒ったとしても、6カ国協議も継続中の時に、無責任に引き起こしてよい筈がなく、今の段階では「戦争」と言う選択肢は、絶対に避けなければならないオプション、これは誰もが理解できると思います。

ですから、北朝鮮が歩み寄るなら、和平を前提に外交を行うのはもちろん理解できるのですが・・・切り札に使えるカードは、手元に残せるだけ残すほうが、今後の外交でも余裕で使えると思うのですが。
つまり、外交では、片手で握手しながら、残った片手は常に後ろで別の切り札を握って交渉するもの、一度に両方の手で握れば、次何かあった時、新たなカードが出せないのは、外交交渉術としてはどうだろうか、この辺がマイナスのような気がする。


ただまあ、経済制裁も平壌宣言が遵守されていれば、と言う条件付なので、一部では抽象的な表現にとどまっているあの宣言文で、これを守っていれば、などと言う注文には、大した意味が無い、いつでもどちらからでもイチャモンが付けられるものに、「遵守」と言う行為を条件につけても、問題ないのかも知れませんがね。(現に、北朝鮮は小泉首相が2度目の訪朝を行う前は、日本が平壌宣言を破っていると批判していましたし)

(※)これも、ギリギリの数字。 北朝鮮の人口は、ここ数年の災害や餓死者で、2千万人ほどに落ちているであろうと言われ、必要最低を500万トンで計算しての話です。 ちなみに、日本は人口1億2千万人で、年間消費食料は、推定1億2千万トンです。
その意味では、日本がもし食料輸入が出来なくなったとしても、自給が5千万トンもあれば、北朝鮮レベルの生活で生きていくだけの分は、大丈夫と言う話にもなりますけどね。


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5 23, 2004

何はともあれ、小泉首相の訪朝

小泉首相が、2度目の訪朝をしましたね。
本日はとりあえず、2点だけ。

まず1点目は、今回の対応の中で、国民の中で「家族会」に対する印象が変わった人、嫌いになった人は多いだろうなぁ・・・


本人達の望む結果にならなかったとは言え、あの言い方はないだろうな。

「最悪の結果」
小泉首相は、歴代首相が出来なかった訪朝を2度も行い、今まで北朝鮮は認めなかった拉致事件を外交問題に並べ、1回目の訪朝で拉致された5人を取り返し、2回目の訪朝では家族をも取り返した事は事実で、その苦労を「最悪の結果」というのは、あまりにも残酷でしょう。
西側諸国の首脳が、北朝鮮の金正日書記長と会談を行ったのは、韓国と日本だけで、外交交渉を2度も行ったのは、日本の小泉首相だけだ、この事実をどう考えるのでしょうか。


また不明の10名の消息についても、相手はあの北朝鮮であり、日本の常識が通じない相手に対し、「今まで何をやっていたのか」「踏みにじられた」「裏切られた」と言うのもまた、私には「?」です。
水面下の外交交渉レベルでは、何度も10名の再調査や、その他の拉致疑惑がある人に対する回答も求めていたが、それを無視して裏切っているのはあくまでも北朝鮮側であり、「拉致問題は解決済み」が、彼らの主張、立場だったわけですね。

それを何とか首相が直接会いに行って、再調査を談判して認めさせ、「拉致問題継続中」を認識させたのは、ある意味評価されるべき部分で、被害者家族という立場では、成果には不満は残るのは仕方がないが、一方的に批判するのは、彼らの為に動いている人たちの努力を、全く認めない発言であり、私には到底支持できないですなぁ。


拉致被害者家族に取っては、北朝鮮との外交は、「拉致問題」が全てでしょうが、はっきり言えば、諸外国は、拉致問題よりも核問題や、朝鮮半島の平和、安定の方が大事で、日本を預かる小泉首相としては、平壌宣言に基づく日朝国交正常化交渉再開が、非常に重大な外交問題であり、それと国内の拉致問題もバランスも考えて外交を行った結果ですから、そのあたりも汲んであげれば良かった。


まあ、イラク人質事件も、拉致された本人よりも、家族の言動が大きな波紋を呼んだように、被害者家族は、その立場上、焦燥感や絶望感で正常な判断が出来ないのも当たり前の部分もあるのでしょうが、言い換えれば、だからこそ、冷静な判断も求められるのでしょうね。

2点目

民主党、いい加減にしてください、これ以上幻滅させないでください。

冷静に考えれば、平壌宣言のあと「拉致問題解決済み」と批判し、核開発を進め、ミサイルを配備する北朝鮮に対し、拉致家族を返してもらい、核問題も首相が直接金正日書記長に会って、日本の考えで説得を行った事は、外交としては満点ではなくても、十分に及第点であった事は明白ですよね。

共産党や社民党すら、冷静に一定の評価を与えているのに、民主党だけは、「何が何でも与党には反対する」政党として、岡田が批判しておりましたが、そう言うあなたは何をしたのでしょうね。
岡田氏が首相なら、金正日書記長相手に、今頃は拉致問題を全て解決させ、核を放棄させていた、そう言いたいのですかね、笑っちゃいます。
拉致救出議員連盟の平沼赳夫会長も同じレベルですね、自分で出来るなら、今まであなたこそ、何をやっていたのですか?

人の行動に対し、自分は何もしないのに、「納得出来ない結果」と言うだけで批判するなら、そんなの、小学生にも出来ます。
他人の行動に対し、評価するべきところをきちんと評価出来ない人間は、所詮、他人の行動を批判する中でしか、自分の存在価値を示す事が出来ない人で、仕事が出来ない人に多い傾向だと思うけどね。
私の周りにもいますよ、自分は何もしないのに、他人の結果を見てから「あんなの、誰にでも出来る事で、褒めるようなものじゃないさ、俺にも出来るさ」と口だけの人、まさに民主党の岡田も、平沼も、その類に見えますね。


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5 21, 2004

今頃、ピストル論はおかしいだろ

今更、Winnyの話で申し訳ないが・・・・


JASRAC、過去最高の徴収額を記録――“Winnyはピストル”と京都府警を支持

JASRAC(日本音楽著作権協会)は5月19日、2003年度の事業報告を行なった。著作権料徴収額は過去最高の約1094億円。また著作権管理についての取り組みについても説明を行い、ネットワークを利用した著作権侵害行為には、改めて厳しく対応する姿勢を示した。

<<中略>>

 質疑応答では、開発者が逮捕されて話題となったWinnyについても言及された。

 常務理事の加藤衛氏は、ファイル交換ソフトがCDの売り上げに関して何らかの影響を与えているという認識を示しながら、「ソフトに罪はないが、その行為が違法であれば処罰されるべき」「Winnyはピストル。犯罪行為が立件されるならという前提がつくが、京都府警の対応は支持する」と述べ、ネットワーク上での著作権侵害行為について断固たる姿勢を取ることを改めて強調した。(ITmediaライフスタイル)

何かと問題や批判が起こるJASRACですが、彼らは「Winnyはピストル」だと言ったようですが、確かに、金子氏が逮捕されたときも、「包丁で人を斬った時は、斬った人が捕まるのであって、包丁を作った人を捕まえるのはおかしい」と言う話があれば、いやWinnyは包丁ではなく、ピストルだ、と言った論議があった。

本当は、Winny=ピストル論は、ネット上でも多くの人が否定されていたので(はっきり言えば、論破されちゃっていたと思うぞ)、今更持ち出す人もいるのか、と言うのが正直な感想なのだが。

ただ、JASRACの場合は、単純にWinnyがピストルのように見えるのではなく、日本におけるピストルのように扱いたい、規制したいと言う願望の裏返しで、そう見えるんだろうね。


なぜなら、ピストル(以下、拳銃、ライフル全般をも含む)とは日本では、単純所持そのものが違法で、まずピストルを持つには許可が必要。おまけに、使用する時も、使用する対象相手や時期、時間などかなり厳しい条件が付けられるものです。
Winny=ピストルならば、P2Pを使ったファイル交換ソフトのようなものは、ソフトを持つこと自体を認可制にして、使用にもいろんな制限や規制をしたいと思っているから、そう見えるんでしょ。


まあ、著作権を扱う側から見れば、Winnyのようなソフトは、確かにピストルに見えるんだろうし、所持そのものを管理したいと思うんだろうね、でも、一般的な感覚で言えば明らかに、単純所持さえも規制するのは行き過ぎですよね、自分達の権利を守るために、一般国民の権利さえも不当に制限されても良いわけではありませんから。


今回、著作権侵害だかの幇助ということで、Winny製作者が逮捕されたわけですが、基本的にはファイルを交換するソフトを作ったわけであり、それが悪用される事が分かっていて作ったとしても、ダイナマイトしかり、他にも一杯あるわけで、それを否定する材料には出来ないでしょう。
改めて私が言うまでもありませんが、Winnyの開発には、功罪どちらもあったにせよ、Winnyと言うソフトそのものの存在については、やはり功績の方が大きい、そう私は感じています。

これはWinnyだけに限られませんが、ある1つの新しい技術が生まれ、そして成熟していくと、その周囲にも様々な変化をもたらすものです。
例えば、日本の通信社会は、数年前には考えられなかった、広帯域の通信に、料金はユーザーに安心の定額制、そして大容量の記憶装置の存在により、大きなサイズのファイルを、短時間に格安に取り込める事が可能な世界に変化していますが、それをどのようにすれば環境を十分に生かせるか、そしてそこにはどんな世界が構築できるのか、と言った面が、昨今指摘されてきておりました。

ただ残念ながら、現状では、せっかくの広帯域通信も、ユーザーレベルではインターネットで見て回って、ニュースなどの画像や映像をダウンロードして見る、と言った程度でしか利用されておらず、お世辞にも、高度な環境を十分に活用しているとは言えないのが現実です。
それに対し、現在のブロードバンド環境を、存分に活用している代表(一般に使われている)ソフトは、私の知る限りWinnyだけなんですよね。

JASRACが忌々しく感じているであろう、デジタルコピー技術も、デジタル技術の進化なしには語れず、そのデジタル技術の恩恵をもまた、JASRAC自身は受けているはずで、技術と言うのは、使い方でどうにもなると言う当たり前の事なんですよね。

ですから、Winnyも1つの方向性は我々に見せてはくれました、この先、どのような成熟した技術になるのか、また、どのように進化、発展して行くのか分かりませんが、その意味では、ここ数年で大幅に強化された通信社会の、ある可能性を利用者に示した功績は、かなり大きいと感じております。

また、散々多くの方が同様の事を言っていますが、イメージではWinnyそのものが違法ソフトのような印象を与えておりますが、あくまでもWinnyは優秀なソフトであり、P2Pもまた、非常に優れた楽しみな技術である、と言うことは、私も言っておきたいですね。

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5 18, 2004

未納話、いい加減、ウンザリだ

いい加減、ウンザリだ

<民主党>小沢氏、代表選出馬を辞退 年金未加入で

 民主党の小沢一郎代表代行は17日夜、東京都内の党本部で緊急に記者会見し、自らに国民年金の未加入期間があったことを明らかにするとともに、「現時点で次の政権を担う民主党の代表になることはふさわしくない」と述べ、18日の代表選への出馬辞退を発表した。これにより、菅直人代表の年金未加入問題を契機に、小沢一郎代表代行の昇格で調整が進められた新代表選びは振り出しに戻った。小沢氏の立候補辞退を受け、同党では幹部らが対応を協議、岡田克也幹事長の代表就任案などが浮上している。

 小沢氏の説明によると、未加入期間は1980年4月から国会議員にも強制加入が義務づけられる直前の86年3月までの丸6年間。小沢氏は「小泉内閣の閣僚による国民年金保険料の未納問題に端を発した年金不信は頂点に達している。政治責任は全くないというわけにはいかない。政治的けじめをつける必要がある」と用意したコメントを読み上げた。

 また、自身の未加入問題に関し、「支持して下さった皆様に多大の迷惑をおかけしたことを心からお詫びするし、決断を理解下さるようお願いします」と陳謝した。

 同党は先月28日、「次の内閣」の閣僚について、国会議員が強制加入になった86年4月以降に限定して納付状況を発表した。この際、「副総理」の小沢氏は(1)86年4月~02年4月の193カ月全期間について定額納付済み(2)02年5月に満60歳に達し、納付期間を終了した――との資料を提出していた。

 小沢氏の立候補辞退を受け、同党は同日夜、党本部に菅直人代表、岡田氏ら現執行部が集まり、対応を協議した。幹部の一人は「立候補者がいなくなった以上、代表選出を一任された岡田氏が責任をとって就任して、早期に事態の収拾をはかるしかない」と述べた。(毎日新聞)[5月17日21時21分更新]


昨夜のニュースで申し訳ないが、小沢氏も年金問題で辞退してしまった。
しかも、未納ではなく未加入であったにも関わらず辞退すると言う、何でも、首相と刺し違える為だとか、本当にバカバカしい。
もっとも、小沢氏の辞退は、単純に未加入の責任を取ったわけでなく、自分が代表になる時期が悪く、望んでいたフリーハンドでの運営も出来ない上に、期限が秋の民主党代表選挙までというのだから、最初から降りたかったのがミエミエで、今回のは単なる口実でしたけどね。

それはともかく、マスコミもいつまで未納者を追いかけるつもりなんでしょうね。
最初の閣僚3人まではともかく、その後の未納者続出の状態を、嬉々とした様子で報道し、何年も前の重箱の隅をつつくような事をやっているんだろう。 特に、報道ステーションなんか、今日は何名増えましたとか、スタジオに納まりきれないところまで来たとか、スタジオに写真全開で喜んで放送を流している。
せっかく、報道ステーションは年金問題には時間を割いて、改革法案などの問題点も追求している点では、個人的には評価しているのだが、それも台無しだ。


言うまでもありませんが、年金システムを変える、年金法の改革が行えるのは、直接的には国会議員しか出来ない話です。
マスコミがどんなに個人攻撃しようが、未納者を追及しようが、問題点を指摘しようが、直接マスコミは年金法と言う法律を変える事は出来ません。
国民ですら、選挙という手段で、国民のための政治を行ってくれると、個人が思う議員を選出するだけなので、「間接的」にしか関与出来ない。マスコミなどは間接的立場の国民への、情報提供と言うさらなる間接的な存在としてしか、年金法には関与出来ないことを自覚すべきでしょうね。


それを理解すれば、いつまでも国民に「誰々は年金未納だった、悪いやつだ」的な報道を続けることに、全く意味の無い事だと気づくべきでしょう。国民への情報提供として重要なのは、年金のどこが問題であり、改革に当たって何が障害となるのか、与野党の提示する改革法案では何が問題で、何が解決するのか、他国の年金法はどのようなもので、日本と違うものは何か、日本はどれを参考に出来るのか、その国ではその方法で何が問題なのか等等・・・・・・
少し考えるだけでも、国民に伝えたい判断材料は多いこと、年金問題に限っては、いつまでも犯人探しに躍起するのがバカらしいことだと、なぜ気づかないのだろうか。


現時点で、国会議員の未納については半端な数字じゃない事は、もう誰もがわかっている。
自民党だけならまだしも、民主党、公明党、社民党、それに福祉を前提に出す共産党にも発覚した、これは個人の資質云々と言うより、システムの問題であることは明白。
おまけに、彼らを批判していた報道する側、キャスターや評論家にも未納が発覚しているのだから、追いかける行為に意味があるのかと、疑問を持つのも当然でしょう。

断っておくが、彼らを批判する多くのマスコミや国民も、自分では完納していると思っていても、気づかないうちに未納している可能性があるのを忘れないことです。
例えば4年制大学に通っていた人では、20歳を超えた時の支払いはどうしていたのか、自分で払った人はほとんどいないだろう、親が払ってくれていたはずだが、自分で調べてみれば良い、もしかすれば親も忙しくて手続きを忘れているかもね。
社会人に入ったとしても、倒産や転職を経験した人は気をつけた方が良い、手続きの切り替え時に1ヶ月ほど空白があるかも知れない。


報道記者の中には、法案を作成する議員と、市民とでは未納に対する「重み」が違うと、公然と言う人もいる。
ふむ、「未納した」と言う行為は同じなのに、自分のことは棚に上げて、他人を批判する、それが報道記者の精神らしい。
刑罰でも、法案を作る国会議員は罪が重くて、市民は軽くなるのかね?
私は、自分のことを棚に上げて、他人のことを批判し、おまけに自分は報道のために正当なことをやっているんだ、みたいな、自分の正義感に酔って、正義を振り回す態度ってのは、大嫌いなんだよね。
同じようなこと、みんな、マスコミに感じないかな。


責任と言う面では、確かに重さは違うが、政治家への責任とは、マスコミの追求で閣僚や代表を辞めることではなく、選挙によって「国民」審判を仰ぐこと以外にないでしょう、それが民主主義国家でしょ、決してマスコミが独善的に一方を断罪して、非難させることではないです。

言い換えれば、国会議員の仕事(国家や国民のための政治をおこなう)を疎かにする人が、相変わらず当選してくるのは、それこそ国民の政治意識の低さであり、マスコミのモラルの低さであることを物語っているようなもの。
これほど広範囲に広がった問題に対し、相変わらず未納者追及を行い、国民への情報提供として、未納者は誰かを面白おかしく伝えるだけ、だから有権者は政治家の仕事とは別に、未納者は誰だったかな、もう投票しない、といったレベルに追い立てているのが、今のマスコミなわけで、これじゃ、小学生の学級委員長に「誰々が良い」と投票するのと同じようなものだ。

日本は確かに現在は平和です。 でも、遠い過去に起こった事の重箱の隅を突っついて、後ろ向きの議論に終始してしまう、低俗な国民になってはならない。

不祥事が起きたら2度と不祥事が起きないシステムを構築出来るかどうかが、政治家には重要な資質だと思う。
私が野党を特に嫌いな点は、過去に起きた失敗を、必死で非難するだけで、具体的な対案やシステムの再構築を提案しないところ。
不祥事を非難するだけで、国がまともな方向に進むなら、政治家などいらないし、世話はないよね、非難するだけでなく、きちんとした提案が出来なければ、政治家としての意味が無い。


ニュース23でも、(年金制度そのものの見直しよりも)議員の未納を声高に批判していた筑紫哲也氏が、自分も未納していたと知って、恥ずかしくて出演を自粛している。
本当に馬鹿馬鹿しい話で、未納に対する個人攻撃を行うから、自分にも火の粉が降りかかっただけで、最初から年金システムそのものの問題点を取り上げていれば、いざ自分が未納者であっても、それにより番組を降りるのは簡単だが、それ以上に、年金問題そのものを取り上げ続けるほうが、報道には大事だと言う、当たり前の本質に気づいていたはずで、まったく昨今のマスコミ報道には、本当にうんざり。

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5 14, 2004

日本 3-0 韓国 おめでとう

日本女子バレーおめでとー!!

宿敵韓国を、全勝同士の対戦で見事3-0で制して、アテネ五輪行きを決めました。

Teams Sets 1 2 3 4 5 Total
JPN 3 25 25 25 - - 75
KOR 0 19 19 15 - - 53
0:24 0:26 0:22 - - 1:12


本当にオメデトー。

でも、この書き込んでいる時間なんだけど、私の時計では7時25分だね。
TVではまだ第1セット、8-7で韓国がリードしているみたいね。

韓国では、イタリア、ロシアの強豪を破って全勝対決となった日本戦を、急遽生放送で中継することになったそうだ。
つまり、今頃は韓国では残念ながらため息が流れているわけですが・・・

韓国が選手が頑張っているとき、ピンチの時、国民の応援が同時刻にあったはずなんですね。
でも、日本はどうして録画なんでしょう。
みんな、今頃テレビをみながら、緊張して応援しているんでしょうけど、もしかすれば、選手は今頃シャワーを浴びているかも。
会場に見に行った人たちは、喜びながら家路に向かっている頃でしょうね。


どうして、韓国は生放送なのに、日本では録画放送なんだ?
日本でやっているのに、どうして生放送が出来ないんだ?


録画なのに放送延長の怪でも書いたけど、おかしいよ。
女子バレーの視聴率は、非常に高い、国民の多くが注目する試合、テレビ局はスポーツ中継を、もう少し考えて欲しいものだ。
ちなみに、NHKや民放各局では、試合が終わったと同時にテロップで流れたそうだ。
録画放送しているフジは当然流していないから、放送を見ている人は知らないままだろうけどね。

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5 13, 2004

1280円の牛丼だよ

いやあ、今日は恐ろしい写真をみたなー。

えっ、米兵によるイラク人虐待写真かって?  いやあ、それは見ていないけど、ある意味、虐待した米兵には軍法会議が待っていると信じることが出来るけど、この写真だけは・・・救われないよ。


吉野家の牛丼、期間限定で復活 横浜のイベント会場
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限定で復活した吉野家の牛丼を食べる親子=13日午前10時40分、横浜市のみなとみらいで

 外食産業や食品関連会社が新商品などをPRする「2004ジャパンフードサービスショー」(日本フードサービス協会主催)が13日、横浜市・みなとみらい地区のパシフィコ横浜で始まり、2月から販売を休止している吉野家の牛丼が期間限定で復活した。輸入停止となる前の米国産牛肉のわずかな在庫を集めたもので、価格は販売休止前と同じ並盛280円。ブースには開場と同時に長い列ができ、「吉牛(よしぎゅう)」ファンが久しぶりの味を楽しんだ。

 午後からの仕事の前に、さいたま市から「満員電車にぎゅうぎゅうになりながらかけつけた」という会社員友清洋充さん(27)は「月3、4回食べていたので寂しい。早く完全復活して欲しい」と話していた。16日まで、1日3回に分け計3000食を販売する。 asahi.com(05/13 13:54)


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リンクが切れて、記事の写真が見れなくなったらごめんなさい。
張られている写真は、上の記事で紹介された、吉野家の牛丼を若い母親が、1~2歳ぐらいの子供に食べさせている写真なんよ。


ここの4月6日のブログにも、アメリカでBSE感染牛が発覚し、輸入が全面禁止になった後の吉野家の姿勢に、私は猛烈に批判しているんだけど、今回もただ呆れるだけで・・・

そもそも、BSE感染が発覚してからも、アメリカは全頭検査はやっていないのよ。 また、危険部位である脊髄を抜かずに、生肉処理をやっているらしいので、それが本当なら、国内に流通しているからと言っても、それがアメリカ産牛肉ならば、あくまでも流通しているだけの冷凍肉で、禁止されているアメリカ産牛肉と、危険度はなんら変わりは無いんだよね。

吉野家は、輸入禁止になっても、倉庫に備蓄されていた分がある間は営業していたけど、それがどの程度前の輸入肉か分からないから、まあ同情の意味も込めて、厳しい批判はしなかったけど、本来なら、当時からスーパーによっては、輸入されていたアメリカ産牛肉を、BSEが発見されたと言う理由で、全部廃棄したところもあり、それが本来は消費者のためには、当然の姿勢であり処置ですよね。

この間も書いたように、吉野家の社長は全く「食の安全」を考えず、消費者に向かって危険な食材を平気で出しても気にしない人なので、今更なんですが、今回はわざわざ危ないアメリカ産の肉をかき集めて販売するとは、もう常識が吹っ飛んでいるとしか思えません。
本家アメリカでは、BSE感染で13人がヤコブ病にかかって亡くなったのではないか、などと疑われている記事もあるし、他にも感染牛の発見、感染らしき牛を勝手に処分したなど、もう危ない話が満載なんですけどね。


怖いと思うのは、その事情を知ってか知らずか、そんな輸入が禁止されている危険性のある肉を、母親が自分の赤ん坊に食べさせている写真を見たから、信じられない思いでした。
大人より幼児の方が、感染しやすいとか、どこかに載っていませんでしたっけ。 それはともかく、危険であると承知しながら出された牛丼を、平然と子供に食べさせている・・・アメリカが強行に牛肉の輸入を解禁させたとしても、吉野家のような企業がある限り、牛丼みたいなものが販売され、こんな親がいる限り、またどんどん喜ばれて売れるんでしょうね。 そして、アメリカのゴリ押しによって、ウヤムヤにされてしまうのでしょう。

私の友人が、全頭検査を拒否するアメリカに反省させるため、牛肉の解禁をすれば良い、日本人はそんなにバカじゃないので、そんな牛肉誰も買わずに売れ残り、アメリカも全頭検査の必要性を知るだろう、などと言っていましたが、残念ながら私の友人が思うほど、日本人は賢くないようです。(涙)


もちろん、全頭検査によって危険性が全て無くなる、誰もそんなことは思っていないでしょう。
また、今回の横浜でのアメリカ産牛肉を食べたからといって、ヤコブ病になるとは思えません。
でも、問題にしたいのは、販売する企業の消費者に対する安全性への姿勢、取り組みであり、そんな消費者を舐めている企業への批判の意志を、きちんと示す国民一人一人の態度です。


ちなみに、このフードサービスショーに入場するのに、1000円するそうです。
牛丼は280円かも知れないけど、牛丼を食べるには1280円の出費する計算になりますな。
また、吉野家の豚丼の豚肉、偽装で逮捕者まででたハンナンから7割も仕入れているそうな。 阪急百貨店などはハンナンとは取引停止したけど、吉野家って取引は続行しているんだってね。(クスクス)

それにしても、吉野家はどうして「アメリカ産」牛肉だけに拘るんだろうか、輸入が禁止され半年になりますが、他の選択肢はどうしたんだろうね、何もせず、ただじっと「(アメリカ産牛肉を)買って、買って」とダダこねているだけじゃないだろうね。(笑)

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5 12, 2004

菅直人氏の責任

民主党のドタバタ騒ぎの続きで、今日は、今回の菅さん自身のマズさを批判します。

そもそも、年金未納問題の発端は、年金のCMに出た江角マキコさんが、社会人から芸能界に移った時に、厚生年金から国民年金に切り替えるのを忘れて、そのままにしていた事が発覚した事でした。
この時、詳しいことは忘れましたが、菅代表は、芸能人ではありますが、民間人であるはずの江角マキコ氏に対し、国会への参考人招致を求めたり、非常に厳しい姿勢で追求しておりました。

まあ、好意的に捉えて、野党第一党として年金のCMに、未納者を出演させた厚生省の不手際を批判し、大臣に責任を問い質して、与党全体をを追い込めよう、と言う気があったのでしょうが・・・
それでも、現在は野党でも、いずれは政権を執ろうと目指す党の党首として、厚生省の問題を取り上げるのに、民間人を利用しようなど、ケツの穴の小さな行動のように感じましたし、また、国民が江角さんを国会に呼んで、問題を追及することを望んでいたとでも思っていたのでしょうか。 これがまず第一点です。


次に、閣僚に未納問題が発生した時、ここぞとばかりに、「未納3兄弟」などのネーミングで批判したり、声高々に批判しておりましたが、ここで思慮があまりにも足りなかった。

私は、閣僚に未納が発生したのは、主に大臣→議員とか、社会人→国会議員などを繰り返した時に、厚生年金←→国民年金を切り替える際に起きている事から、自分で手続きを行うことを、政治家達が忘れるという問題は追及されても、それ以上に、年金のシステムが複雑であったことを真っ先に考えるべきである。
また、未納であるにも関わらず、切り替え忘れの人への通知が行かなかった、もし通知が行っていれば、多くの人が支払っていたであろうに、それを行わず、知らず知らず見逃してしまった事が原因で、だからこそ年金問題は改革が必要だと、以前から某所で言っておりました。

まあ、こんなことは、誰でも分かっていたんですよ、当の国会議員ならみんなね。
当然、菅さんだって、年金法が460ページ以上に渡る文面に書かれており、年金の問題だけを抱えているわけじゃないですから、年金問題を専門とする議員以外は、おそらく、ご自身を含めて誰も全部を理解していない事を知っていたでしょうね。 なのに、未納したと言う個人攻撃にしか、これらを使わなかった。

これが、後々大きな問題に発展したと思っています。
自民党閣僚に、未納が発覚した時、自分は真面目に「まさか無い」、と思っていたかも知れませんが、それを除いても、民主党ってのは自民党から流れてきた人も大勢いるわけですし、個人攻撃を厳しく続けるより、まずは自分の党内にもいるかも知れない、そんな当たり前のことに気づいて、個人攻撃から複雑な年金システムを槍玉に挙げて移して、自民党の改革案では一元化ではない為に、また同じ事が起きるではないかと、その点を厳しく追及していれば、こんな結果にはならなかったはずです。

野党として、与党の失策を煽りたてるために、個人攻撃で火種を大きくしたかったのでしょうが、燃やしたはいいが、公明党まで燃えたのは良いとしても、その火が自分の民主党に燃え移り、あげくには社民党や共産党にまで燃え広がって、国会議員全体に燃え移ってしまい、火種を起こした本人が、結局はその炎に焼かれてしまって、最後は国民に政治不信だけを残して、自身は燃え尽きて辞任して逃げてしまったと言う、最悪の放火魔になった事が、これが第2の問題点です。


まあ、私は菅さんの、野党としての党首である性格が、最後まで抜け切らないところがキライだった。
一野党の党首としては、与党の攻撃を行い、叩いて追い詰め、責任を追及する点では、及第点だったかも知れない、そんな気はしますけど、二大政党の一翼を担う政党の党首としては、それだけではダメでしょう。
ある問題に直面したとき、自分が与党党首であればどうするか、と言う視点と立場で行動している事が少なかったですよね、単に与党側の責任を追及するだけで、政治が進むなら、今頃共産党なんか第一党になっていますよ。
本当の野党第一党は、常に政権を握った場合を考えて、何事も代案を持って与党と対決すべきでした

早い話が、仮に小泉総裁が野党側だったとしても、菅さんのような個人攻撃や、反対だけの反対に終始することは考えられない、そう感じるのです。


そういう意味では、民主党が強行に反対しても採決されたであろう年金改革法案も、民主党の意見を入れる形で3党合意に持っていった、その気持ちと努力は理解したい。でも、肝心の合意内容が誤解されるだけの内容で、やはり全然物足りない。
ここが、菅さんの限界だったのかも知れませんね、残念な結果ですが。

さて、これから民主党はどうなるのでしょう。
小沢さんが党首ですかね。
でもって、一部が参議院選挙後に分裂する、こんな展開でしょうか。


「雨降って地固まる」とも言いますが、期待したいですね。
雨量が多くて、川になって流されて、結局跡には何も残らなかった、と言う結末にならないことを祈っています。(笑)

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5 11, 2004

民主党の正念場

民主党の菅直人が、党代表を正式に辞任しましたね。

私は、以前から二大政党+1(社民、共産連合)といった構図には賛成でした。
なぜ二大政党なのか、と言われれば、やはり政権交代が現実的で可能であろう存在が、政治には必要だと思っているからです。政権が転覆するかも知れない、与党側にそんな危機感を持たせなければ、本当の意味での政治が出来ないでしょ。


まあその意味では、民主党には非常に期待はしていましたし、昨年の衆議院選挙では、民主党に投票したこともありました。
しかし、それは私にとってはあくまでも、民主党を自民党に対抗できる程度の体力、規模を大きく育てるための投票であって、決して民主党支持から始まったわけではありませんけどね。
私は、菅直人が主張する民主党の、「首相の靖国神社参拝反対」「外国人参政権」この2つは賛同できないので、現段階では民主党支持に回ることはありません。 もっとも、政策のハードルの高さなんてものは、自民、民主双方の選挙公約(マニフェスト)によって変わるものですけどね。
ともかく、現在は政策に支持はできなくても、ともかく自民党に対抗できるだけの規模に大きくすること、そして、社会党のような一過性ではなく、日本新党のように寄せ集めで政権が持続しないなどの反省を踏まえ、民主党が磐石な政党に成長する事を、本当に期待はしておりました。


自民党も、決して1枚岩ではありませんが、民主党よりはマシです。
民主党はこれからが正念場だったのに、ちょっと国民が甘い顔すれば勘違いするなんて、本当に、今回の民主党には失望しました。
絶大な支持を集めて、初めて自民党から政権を奪った日本新党も、いい気になった時点で、寄せ集めの烏合の衆の弱点を曝け出し、お互いが自分の利益を主張して、ついに分裂して、国民の期待を裏切ってしまいましたが、似ていますね。


最初に断っておきますが、私は菅さんをあまり好きではありませんでした、自民党に並ぶ民主党の総裁としては、鳩山氏か小沢氏を希望していたことは、某所で前々から語っていました。
しかし、今回は菅さんよりも、他の民主党議員に大きな失望を持ちました。

仮にも菅さんは民主党の代表であり、顔でもあるわけです。
その代表辞任の挨拶に、あの野次は何でしょうか? 菅さんを代表と決めたのは、民主党自身ですよね、自民党など他党が勝手に決めたわけでなく、あの菅直人を選挙で代表として選んだのは、彼ら自身です。
その代表に、あの汚い野次を飛ばす神経・・・天に向かって吐いたツバは、自分の顔に降りかかることを忘れているとしか思えません、全く恥ずかしい。


また確かに、3党合意の不手際は責められて仕方がないけど、それでも党の代表が、自民・公明両党と話し合って決めたことです。
勝手に決めたとか、党内で了承を取っていないとか、批判はあっても、合意は無効だとか、そんな意見が出るのはおかしいと思わないのかな。

反対意見は当然党内で行い、これらは党内の問題であるわけで、他党や国民には関係ない話。
会社の社長が、役員会にも諮らずに勝手に契約したからと、社員が勝手に無効にしたのでは、会社の代表取締役としての立場や意味、会社としての信用度はどうなるのでしょう。
その会社では、社長が独断で決めた場合は、契約が反古されるとすれば、今後、誰もその会社の社長と契約を結ばないでしょうし、あの会社は、社長が独自に決断できない約束を守れない、社長は社員をまとめきれない会社だと思われて、会社としての信用度が下がって、社会で損することはあっても、得することは何もありませんね。 この辺が、全然分かっていない。


それから、今回の菅さんの年金未納問題と、単独の3党合意による、民主党内からの菅直人辞任コールの大合唱。
それで民主党は大丈夫なのでしょうか。

確かに、福田さんが官房長官を辞任されて、「しまった!」と言う思いはあるでしょう。
与党の年金改革案を厳しく追求し、閣僚などの未納者を問い質す野党として、党の代表が未納ではやりにくい、と言う話も分かる。
責任問題で、辞任を要求するのも、平時では正論だと思います。

でも、今、菅さんに代表を辞められたら、一体誰が代表になるの? これを考えているんでしょうね。
後任は小沢氏ですか? 今の時点で彼が代表になって、党内がまとまるのですか?
岡田幹事長ですか、執行部は辞任するんですよね、良いのですか? また、彼で選挙に勝てますか?
鳩山さんに戻ってもらいましょうか? でも、彼も年金を未納しておりますね。
横路さんにやってもらいますか? それとも思い切って、若手の河村たかしとか?

夏には参議院選挙が控えています、昨年の衆議院選挙で伸ばした票、議席をさらに参議院でも伸ばして、二大政党として基礎を固める時期に、次期党首を考えず「辞めろコール」で辞めさせて、次の頭(代表)はいません、では話になりません。
勢いに任せて叫ぶだけ叫んで、いざ落ち着いて周りを見渡して、さあ困っただなんて言うのなら、あんたらアホか、と言いたい気分です。

おそらく、批判した人たちは、あっと驚くシナリオがあるのでしょうね。

ある意味、今週の金曜日に決まる、民主党の新代表は誰か、そして参議院選挙はどうなるか、お手並み拝見と言ったところです。
昔の日本新党にように、完全に分裂して、二大政党どころか、また自民党+その他の少数政党多数時代に戻るのか、まさに民主党にとって正念場ですね。


長くなったので、このたびの菅さんへの直接批判は、明日にでも。

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5 10, 2004

録画なのに放送延長の怪

最近の日本のスポーツ界は、女性陣が元気ですね。

団体競技では、サッカーは北朝鮮を、バスケットは韓国を、それぞれ格上の国に勝って、アテネ五輪へ堂々の出場です。
今は、アテネ五輪出場を目指して奮闘している、女子日本バレーの活躍が面白いですね。


改めて言うまでもないでしょうが、女子バレーでは、今回の予選で成績が上位4カ国(もしくはアジア1位)に入れば、無条件に五輪に出場できます。
そして、今回の出場国を見てみれば、日本は世界ランク7位で、日本より上のランクはイタリア(4位)、ロシア(5位)の二カ国しかおらず、また、ライバル韓国(8位)に負けたとしても、4位までに入る事は、十分に射程圏内なので、実力的に落ち着いて戦えさえすれば、残りのタイ(16位)、プエルトリコ(17位)、チャイニーズタイペイ(25位)、ナイジェリア(38位)には勝てるはずで、五輪出場の可能性は、元々高いですね。


それに対し、男子も最終予選が残っていますが、予選を突破するには、優勝するか、アジアの1位になるしかなく、今の日本男子(世界ランク19位)に取って、条件を満たすのは非常に厳しく、本当は応援が必要なのは女子ではなく、むしろ男子の方なんですが・・・ 注目度も話題性も、女子のほうが断然上ですね。(笑)
まあ、男子も上位ランクに勝つとか、意地と粘りを見せて、観客も引き込んで欲しいです、外から見ていると、試合結果が淡白なので応援する気に、イマイチなれない。

それでも、男女とも最後まで頑張って欲しいですね、特に女子はこの際、目標が出場とは言わず、イタリアに勝ったのですから、常にセット率、得点率なども視野に入れて考えながら、優勝を目指した戦い方を学んで欲しいですね。

ところで話は変わりますが、みなさんご存知でしょうか。
手に汗握るバレーの試合のTV放送ですが、実は生中継ではなく録画放送だと言う事実を。
TV放送では、ゴールデンタイムの午後7時から開始となっていますが、実際の試合は6時から始まっています。
試合によっては、実際の試合が終わった後に、TVで実況放送が始まる、と言うケースも出てきます。

まあ、個人的には放送番組時間、スポンサー関連、それに試合が延びた場合、9時24分までに放送を終了させるための編集、その他様々な理由があって、生中継を行っていないのだろうと、理解はしていますが。
それでも、直接会場に応援にいけない国民は、TV画面を通して、選手達のプレーの1つ1つに、一喜一憂して声援を送っているんですが、実際にはもう試合は終わっている(結果は出ている)と言うのは、本当にシラケますよね、出来れば生中継で選手、会場、TVでの国民の応援が、全員一体となって応援したいのが、本当の姿だと思いたい。


それはともかく、第2戦のタイ戦の放送内容に関しては、全く納得行きません、怒りすら感じましたね。

この日の放送は、TBSテレビが行っており、予定では7:00~8:54までで、最大9:24まで延長と言う事でした。
実質2時間枠で、試合時間が長引いた(イタリア戦のように、フルセットまでもつれ込む)場合、放送延長がありえる、そんな感覚でした。

しかし、昨日のタイ戦の試合は、3-0のストレートで、失点も44しかなく、6時に始まった試合は7時半までに終わっており(試合時間は1時間半もかかってない)、これほど条件の良いスピードの早かった試合なのに、予定の2時間の放送枠で終わらず、放送を延長していました。
実際は1時間20分で試合は終わっているのに、録画放送で2時間枠で終わらない・・・どうしてでしょうか。

もちろん、放送ではCMが入っておりましたが、セット間のインターバル、作戦タイムなどカットすれば、9時までに十分に試合放映が終了し、勝利インタビューだって流せたはずです、なのに、延長した。

理由は簡単です、7時からの放送でありながら、実際に試合を放送したのは7時半ごろからで、7時からの30分間は試合を放送していませんでした。 何を放送していたかと言うと、アイドルグループの応援メッセージに、コンサートばりの歌を聞かされ、試合前のセレモニーなど、試合とは全く関係のない場面を、延々流し続けていた為です。
たった1時間20分で終わった試合なのに、録画で(編集を自由に出来る立場で)ありながら、放送を延長する・・・これは、場合によっては9:24まで延長と番組編成してありましたが、実際は最初から枠内で収める気がなかった、と言うことです。

個人的に、アイドルグループが、マスコミと日本バレー協会とタイアップして、個人的にでも、マスコット的にも、応援する企画をあげるのは悪いとは思わない。 でも、あくまでも今回の目的は、日本女子バレーのアテネ五輪への応援であり、主役は選手自身であり、決してあのアイドルグループじゃない、ってのは誰もがわかっているはずです。


7時から試合を放送すると番組編成したのなら、きちんと7時から試合を放送し(実際は6時から始まっているのだから)、9時までに終わるように編集するのが、録画放送の利点だろうに。
なのに、最初の30分をそのアイドルグループのために使って、選手の試合を後ろに延ばし、延長までするぐらいなら、何のための応援になるのだろうか。 応援するなら、選手より前で目立たずに、影から支えるべきではないのか。
もっと試合が早く終わって、時間が持て余した場合に、そのアイドルグループによる時間つぶしがあっても、さほど問題はあると思えないが、実際の試合が終わりかけているのに、国民にはその試合を見せずに、アイドルグループのコンサートなど見せて、何を考えているのだろう。

噂では、某事務所の影響力とか言われているが、それならば、番組編成の段階で、最初から7:00から7:24までは、そのアイドルグループによるセレモニーなど、放送枠を別にして欲しい。
そうすれば、私のように怒る人間も少ないはずだ。
私から見て、そもそも、バレーの試合を応援するのに、目立たなければいけないアイドルの起用なんか、絶対に必要ないと思うぞ。


確かに日本女子は、五輪出場を目指して頑張っているし、国民も応援している。
しかし、五輪に出たいと思っているのは、日本だけではないはずだ。 イタリアもロシアも韓国も、もちろん遠いアフリカから来たナイジェリアだって、チャンスがあれば出たい、そう思って日本までやって来て、試合をしているはずだ。
あまりにも、本来のバレー競技を逸脱した演出は、他国の選手、国民にとっても迷惑であろうし、やるべきだと思えないが、どうであろうか。


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5 07, 2004

戦争行為の成れの果て

女性も裸で撮影、性行為強要も…米軍のイラク人虐待

 【ロサンゼルス支局】イラク駐留米軍による拘束イラク人虐待問題で、女性の被拘束者も裸にされビデオや写真を撮影されたり、男性憲兵との性行為を強要されたりするなどの虐待を受けていたことが明らかになった。3日付米ロサンゼルス・タイムズ紙が米軍の内部調査報告書を基に、虐待の詳細を報じた。

 同紙によると、軍の内部調査は駐留米軍のサンチェス司令官の指示で行われ、今年3月、53ページに及ぶ報告書がまとめられた。報告書の概要は既に報じられているが、同紙は報告書から具体的な事例を抜粋し、女性に対する虐待も明らかにした。

 4日付け米ワシントン・ポスト紙によると、米陸軍は報告を受け、看守任務をよく理解していない現地要員に訓練を施すため、拘束施設運営の専門家25人をイラクに派遣したという。(読売新聞)


惨たらしい映像が、ネット上で散乱しておりますが、私は特にリンクは張りません、どうしても見たい方は、探してみて下さい。


なんて言うのかな、個人的な感想で言えば、戦争ですからね、殺し合いをするわけですから、その強烈な緊張感に異様な世界にいて、精神が病まないはずはなく、これもまた、戦争が巻き起こす負の出来事でしょう。
まあいわば、これらの虐殺、性的虐待行為などは、戦争という愚かな行為の成れの果ての姿で、戦争によって曝け出された、人間の惨めな姿です。

中には、アメリカ人は他の民族を見下しているからだとか、傲慢な民族だからだ、なんて言う人もいますが、私は違うと思いますよ、アメリカ人であろうが、アジア人であろうが、アフリカ人であろうが、人間である以上、戦争と言う異常な世界の中では、虐待、虐殺、強姦、薬物など通常の世界ではあり得ないことを、やってしまうものです。
こんなのは、歴史を振り返れば分かることです、日本だって第二次大戦ではやっちゃいましたから。


だからこそ、戦争によって多くの人が殺されると言う問題のほかにも、戦争に携わる兵士もまた、精神を病んでしまうこの世で、一番やってはいけない行為が、戦争なんでしょうな。


それにしても、アメリカ(ブッシュ)は、ますますドツボにはまっていますな。
そもそも、最近のテロは、イラク市民を巻き込む形で発生しており、本来ならイラク国民もまた、無差別テロに対する憎悪が起こり、アルカイダを始めとするテロリストに、市民が怒りを向けてイラクの国づくりの基礎を作りたい、そんな感じだと思うのですが、どうもイラク市民も、自分達が巻き添えになるのは、アメリカ軍がいるからだと、テロリストよりもアメリカ軍を憎む傾向が出てきた上、今回のこのニュースですからね。
6月末までに政権を作ると言ったブッシュ、果たして出来るのかな。


最後に、現場の多くの兵士の名誉のために言っておきますが、いつの世も、この手のものは一部の暴走した、耐え切れなかった兵士による行為であり、軍や国全体に影響を与えますが、結局は、何百年も前ならいざ知らず、近代において軍全体が関与して行った行為であるとは思えないです。
もちろん、一部の不心得者の行為でも、彼らを引率する上官、軍を司る司令官に責任がありますが。


自衛隊は大丈夫だろうな。(笑)

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5 06, 2004

GWの家族サービス

ここに書くのも久しぶり。
何を隠そう、私も人並みに家族サービスで、ゴールデンウィーク中は旅行に出かけていたから。

もっとも、我が家の景気を考慮して、旅行も大型ではなく、しかも行き先は名古屋の義兄の家(宿泊費はタダ)に遊びに行っただけ。(笑)
本来の目的は、「潮干狩り」。

しかし、予定されていた3日は、朝から生憎の空模様で、行くか止めるか判断に迷った末、お互いの家族の子供が小さいので、干潮とは言え波もあるし、天候が不安定なので、事故があっては困るので今年は中止にしました。
子供にとっては、残念・・・でも無いのかな、従兄弟に会えてはしゃいでいるだけで満足なんだろうから。

その代わり、岡崎城と敷地内にある家康館に行きました、藤棚も有名だし。
結果的に、歴史好きの私には、潮干狩りよりこちらの方が嬉しかった。

岡崎城は、国道1号線沿いにあり、そばに矢作川が流れており、東海道の交通の要所にある事が伺え、戦国時代から江戸時代の面影を残す(正確には当時を想像するに易しいと言った方が良い)城で、良かったです。
もっとも、現在の三層の天守閣は、江戸時代に入ってから建てられたもので、家康が今川家から独立して信長と同盟を結んで、戦国時代に名乗りを上げた頃とは、ちと違うようです。

あと、敷地も戦国期のような、守備的な砦の要素が強かった時代は知りませんが、秀吉が全国を統一したあと、田中吉政によって、総延長4.7kmにも及ぶ堀が作られ、かなり大規模な城になったようですね、今では本丸にあった場所+α程度のものしか残されていませんが。


城跡の岡崎公園の中に、「三河武士のやかた家康館」(資料館)があり、そこは徳川家康(松平家)と、徳川幕府の礎を築いた三河武士に関する資料があります。
織田家と今川家の人質になった、家康の幼少(竹千代)時代から、織田信長の盟友として活躍し、秀吉政権下から関が原を経て、江戸幕府を開くまでの辺りは、いろんな小説も出ていますし、NHKの大河ドラマでも何度も取り上げられた題材ですし、結構知っていることも多かったですが、改めて見ても面白かったです。

料金は、岡崎城天守閣と、この家康館のセットで500円ほど。 駐車料金も30分100円ほどなので、安いです。
興味ある方は、お勧めします。

帰りは、東名高速で渋滞47km記録した時の、そのうちの約5mほどが、うちの車の分で貢献しておりました。(笑)

今回は、旅の報告だけ。

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